トライアングルの部屋

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猫背の虎 動乱始末  真保裕一

2012-09-28 14:31:41 | 本 2012年
江戸時代末期に起きた大地震

その後の町の様子を南町同心 大田虎之助を中心に描いた

虎之助
身の丈六尺
いつのころからか背を丸めて歩くようになった
故に
猫背の虎とささやかれることに・・・

地震のさなかに起きた様々な事件
東日本大震災の後に書かれた話だろうか

2011年11月~2012年3月に小説すばるに記載されたとある

あの騒ぎの中こんなことがあっても不思議ではないかもしれない

この時代身元はしっかり管理されていたのだな
人別帳や
差配人や名主により身元がはっきりしない人は
長屋にも住めなかったのだ

屋根の話
地震対策で板葺きにするか
火事対策で瓦屋根にするか・・・

著者の真保裕一さんて
たしか「デパートへ行こう」を書いた人?
まさかという感じ
全然ジャンルが違う
江戸川乱歩賞も取っているらしい
本当に幅広く書いているのですね
コメント
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