トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

古い腕時計 蘇部健一

2011-12-23 16:36:24 | 本 2011年
過去に戻ってやり直せたら・・・

「片思いの結末」
片思いをしていた女の子が事故で足を切断・・・
時間を戻して助けて
ハッピーエンド
と思ってしまうけれども
白いチューリップの花言葉は新しい恋 失恋の二つだって!!

「四番打者は逆転ホームランを打ったか?」
この話の主人公は
ファンのあいだで
日本一チャンスに弱い四番打者と呼ばれていた
申し訳ないが
今年の阪神新井選手を思い出してしまった
でも打点王になったのだから
決してそうではないのだけれど
なぜか打ってほしい時に併殺、三振
していたと思うのは気のせい?
期待しすぎたせい?
でも時間を戻して
投げてくる球種がわかっても
打てないときは打てないのだなあ

「最後の舞台」
漫才のコンビを組んでいた相方が病気になってしまった
時間を戻してハッピーエンドと思って読んでいるのに
前の二つの話とも裏切られたから
三話目もどうせ変な終わり方をするのだろうと
思っていたら・・・
この話が一番悲しいかも

「起死回生の大穴」
誰もが一度は思うかも
競馬
走る前に戻って馬券を買いたいって
最後はちょっと心が温かくなった

「おばあちゃんとの約束」
SF小説最大の賞にノミネートされた主人公は
落選してしまったけれど
一番の有力候補者が
おばあちゃんの入院していた病院の近くで知らせを待っていたって
験を担いだんじゃないかって
言っているけど
何か意味ありげなのが気になる
最後まで何も書いてないし・・・

「明日に架ける橋」
飲酒運転のバイクで
死亡事故を起こし
逃げ回っていた主人公
時効成立直前に起きた銀行強盗事件に巻き込まれ・・・
銀行の受付にいたのは
唯一のバイク事故の目撃者だった

「運命の予感」
最後の囲碁のプロ試験を前に
テレビを観ていた主人公は
画面のニュースに映る女性が運命の女性だと予感する

その試験では対戦相手が来ず
不戦勝した主人公
時間が戻って
対戦相手が来れなかった理由が明らかになった

エピローグ
こんなところに載せないで
その話の最後に載せてくれ~~~






コメント
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