宴は終わり・・

中国の威信をかけて開催された北京オリンピックが17日間の
競技を終えて昨夕閉幕しました。最後を飾る花火の豪華さが
宴の終わりの寂しさを強調するかの如くでした。


バスケではアメリカがスペインに118：107で勝ち、バレーボール
でもブラジルにセットカウント3：1で勝ち共に金メダルを獲得。


最後を飾る男子マラソンは、日本の企業に在籍するサムエル・
ワンジルが2時間6分32秒という、夏のオリンピックらしからぬ
ハイスピードなレースを制し、オリンピックレコードで見事、
金メダルを獲得しました。


トップが3人に絞られた35KM付近での給水で、ワンジルはSPドリンク
を取り損ね、一瞬これからのレースに不安が過ぎりましたが、隣を
走るエチオピアのデリバ・メルガに手を差し出してSPドリンクをくれと
メルガは快く、自分が持つSPドリンクをワンジルに。



厳しいレースの中、心温まる光景でしたね
その後ワンジルがスパートをかけると、先ずエチオピアのメルガが
脱落。40KM付近でモロッコのジャウアド・ガリブも遅れだし、残り
2kMはワンジルの独走でした。


ドリンクをくれたメルガはトラックに入った所で、同じエチオピアの
ツェガエ・ケベデに抜かれ、惜しくもメダル獲得はなりませんでした。


優勝したサムエル・ワンジルはコレまでは福岡に居ましたので駅伝
などではよく見かける顔でしたし、高校の駅伝でも1年生の時から
活躍していましたので、日本に取っては馴染みのあるランナーです
日本人では尾方　剛が13位に入りました、2時間13分26秒でした。


野球の使用球の問題や、相次ぐマラソン選手の怪我による欠場など
反省すべき点は反省して、これからの練習に生かして欲しいですね。

まさに・・ドラマ

我が星野ジャパンは3位決定戦にも敗れてメダル獲得はならず
少なからず国民を失望させてしまいました。僕個人の意見を
言わせて貰えるなら、北京で調子が上がらない岩瀬に固執した
事が、メダルを取れなかった原因だと思います。


GG・佐藤のエラーも有ったけれど、星野采配に非情さが無かった
勝つためには徹しなければならない「非情」な決断に欠けていた
・・そう思います。対韓国準決勝、2：2で迎えた8回裏にまたしても
岩瀬・・見ていて「負けた」そう思いTVを見るのを止めました。
結果はご存じの通りです。


決勝戦、3：2で迎えた9回裏、キューバはノーアウトからヒットで出た
ランナーをバントで2塁へ。その後2人続けて四球を選び満塁に。
この時韓国のキャッチャーが球審に講義、コレで退場となり、勝負は
どうなるか判らないところでしたが、キューバはダブルプレーに討ち
とられ一瞬にしてゲームセット。
韓国はこの大会無敗で金メダルを獲得しました。


日本は、WBCで、韓国・キューバを連破して優勝しましたが、その再現に
はなりませんでした。



さて、トラック競技最終種目男女4x400Mリレーでは、アメリカが意地を
見せて、男女とも金メダルを獲得しました。同時に行われていた女子
走り高跳び決勝では、2M03まで総て1回でクリアしていたウクライナの
ブランカ・ブラシッチでしたが、2M05の1回目にバーを落とし、それまで
優勝するとは思えなかったベルギーのティア・エルボーが2M05を1回で
クリアーし、勝負の行方は逆転し、バーは2M07へ。


ブランカ・ブラシッチはコレを跳べず、結果金メダルはベルギーの
ティア・エルボーが獲得しました。このアスリートは今時には珍しく
眼鏡を掛けた女性で、眼鏡フェチの僕としては、優勝候補のブランカ・
ブラシッチよりも、このティア・エルボーを密かに応援していました
ので、嬉しい限りでした。



幾多のオリンピックの競技を見て来ましたが、まさに筋書きの無い
ドラマ・・ですね。競技は明日朝の男子マラソンで終了しますが
日本の選手に最後の期待をしましょう。金メダル・・欲しいですね。

80年振り・・男子では初

北京オリンピック男子4x100M決勝において日本が3着に
入り、見事銅メダルを獲得した。これは1928年アムステルダム
オリンピック女子800Mで人見絹枝が銀メダルを獲得して以来の、
トラック競技のメダル獲得でした。男子では初のメダルです。


1走塚原直貴（23）・2走末続慎吾（28）・3走高平慎士（24）・
4走朝原宣治（36）とつないでの銅メダルでした。一時は2位を
走っていましたが、それにしても見事な銅メダルです。
見ていて、ソフトボール同様感動しましたよ。


メダルを確定した後の4選手・・流石に嬉しそうでした
アメリカなどの強豪がバトンミスで予選落ちした事も日本には
幸いしましたが、リレーはバトン渡しも含めての競技ですから
胸張って良いでしょう。陸上界に新しい歴史の始まりです。

最後は・・涙

【女子ソフトボール】
コレまで幾多の苦渋をのまされてきたアメリカに3：1で勝って
の金メダル、TVの前で見ている僕らも最後は涙が・・・


解説の宇津木前監督も涙していましたね
宇津木監督と言えば8年前のシドニー五輪では、今回のアメリカと
同様に、予選リーグ、決勝トーナメントを通じて全勝で望んだ末
アメリカに8回タイブレークからサヨナラ負けを喫していますから
当時の事が頭を過ぎったのでしょうね～。


当時日本のピッチャーは増淵・高山の二枚看板でしたが、今回は
上野が一人で投げきりました。3試合、400球を超える投球でした。


試合は1回の裏アメリカの攻撃で1アウト満塁のピンチを切り抜け
6回にも同じように、1アウト満塁の大ピンチがありましたが、これも
切り抜けました。2回のピンチを0で押さえたのが勝因でしょうか。


2：0から4回アメリカの4番バストスに外角、見送ればボール球を
右中間にホームランされ、コレで2：1となり、またしても・・・
そう思いましたが、7回の表に貴重な1点をスクイズで上げ、裏の
アメリカの攻撃をバックが2度のファインプレーで上野を救いました
最後はサードゴロに打ち取って、日本悲願の金メダル獲得でした。

イヤー、感動しました。有り難う。そしておめでとう！！



写真は「ローズジャイアント」です。今が盛りでしょうか
最初は薄いピンク色でやがて濃いピンクに変わり落花します。

緊張感

18日月曜日、話があるからとの事で、飲みに出掛けた。
相手が年が下だということもあり、結果として勘定は僕持ち
になった。そこまでは良い。


普通、そういう場合、翌日または翌々日くらいまでには「お世話に
なりました」くらいの挨拶は有ってもいい、それが日本人だと思う
先方が「話がある」という事で会った訳で、僕としては当然挨拶は
来る・・・そう思っていたが、そんな緊張感も無くしてしまったようだ。
人と人との付き合いで、緊張感を無くしたらお終いだと僕は思っている。


友達・恋人・上司・部下・同僚・・総てに当てはまる。
どんなに忙しくても、メールの1本くらいは打てるはずである

仕事を言い訳にするのは、仕事が出来ない事を自ら認めるような
ものだ。昔、会社の先輩に「自分の仕事はきちんとやって、他の人の
事をどれだけ考えてやれるかで人の価値が決まる」と言われたことを
今でも憶えていますが、僕もそうだ・・と思っています。


緊張感を持って、最低限の筋は通すべきだ・・と、僕は思うが・・如何？

驚異の世界新

ソフトボールと野球は共にタイブレークになり、ソフトは延長
12回オーストラリアにサヨナラ勝ちを収め、銀メダル以上が確定
し、明日三度金メダルを掛けてアメリカと対戦します。


ピッチャー上野は午前中のアメリカ戦に続いての連投で300球以上
を投げていますが、果たして明日の決勝戦は・・・


一方野球の方は、岩瀬が誤算で、タイブレークから4点を取られ
苦しい展開。裏の攻撃で2点を返しツーアウト満塁でピンチヒッター
阿部が出てきましたが、ファールで粘った挙げ句内野フライに打ち
取られました。ゲームセットと同時刻、陸上200M決勝では既に
スターティングブロックに構えている状態で、程なくスタート


予想通りジャマイカのウサイン・ボルトはコーナーを抜けた辺り
では既にトップに立ち、そのまま全力で駆け抜け、記録はなんと
19秒30という驚異的な世界新記録で優勝しました。


24年前アメリカのカール・ルイスが100，200Mの2冠を達成して以来の
2冠に輝きました。それも世界新記録でです。100Mはともかく200M
の19秒32という、マイケル・ジョンソンが持つ世界新記録は破れない
・・と言うのが専らの見方でしたが、ウサイン・ボルトはそれすら
あっさりと更新してしまいました。まだ弱冠21歳です。


これから記録は何処まで伸びるのでしょうか、期待が一杯の
アスリートですね。


写真は「白花夕顔」です。18日には見られませんでしたが、昨晩
一輪だけ咲いていました。花は他の葉っぱに押しやられて多少いびつ
では有りますが、純白の綺麗な花です、15cm程でしょうか。

50日連続

今日気温が30度を超えたら50日連続の真夏日・・という
事になりますね、ホント暑いです。


昨夜は急な用事でPM11時過ぎに外出しましたら、寝待月が
澄んだ夜空にポッカリと浮かんでいました。ホンの少し欠け
た月も、また風情があり綺麗でした。


用事を済ませ帰宅したらAM1時半を過ぎていました。
何となく「モヤット」した気分のまま寝付かれなくて・・の
事など考えていたら3時近くになってしまいました。慌てて
布団に入りましたが、起きたのは6時AM、矢張りその時間に
なると目が覚めてしまいます。


朝方は意外と涼しかったですね。朝食の後皇帝ダリアに支柱を
立てて水遣りを済ませました。それでも10時近くになると流石に
暑くなり、今日も30度を超えるのは間違いないでしょう。


写真は自生した日々草（白）の花です
西インド原産のこの花は、意外と強かで彼方此方に芽を出して
います。今のところピンクと白の二種類です。


花言葉は「生涯の友情、優しい追憶」だそうですが、バラのように
花の色で花言葉が変わるのかどうかは不明です。

グロリオサ

写真は、我が家に初お目見えの「グロリオサ」の花です
春先に球根を2個植えた物の1個から発芽して、この時期に花を
咲かせてくれました。初めて咲かせた花は嬉しいものですね。


昨日は晴れ間を利用して、一日草取りと液肥を与える作業をして
いましたら、白花夕顔が2個、蕾を大きく膨らませていました
多分、PM7時～8時頃には開花していたことでしょうが、残念ながら
僕は飲み会で見ることが出来ませんでした。


朝早くに見に行きましたが、花は既に萎れかかっていました
この時期花は多くはなく、紫紺野牡丹・桔梗・ローズジャイアント
朝顔・夕顔・ブーゲンビレア（二度目の開花）・ポーチュラカ・
それにグロリオサと狂い咲きしているアマリリスくらいでしょうか
あっ、もう一つ日々草が元気に咲いています。



ローズジャイアントがピンク色なら、ホワイトディライトは純白の
花ですが、少し開花が遅れて、今蕾の状態です。2，3日の内には
綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。


昨年7月の大雨の夜に盗まれた二鉢。ローズジャイアントとホワイト
ディライト、手入れさえきちんとしてくれていたら、今頃多くの
花を咲かせているはず・・・なのですがね～。


雨の朝です。これから仕事に出掛ける人は鬱陶しい雨になりますね
気をつけてお出かけ下さい。僕はこれからアオサのみそ汁を作って
朝ご飯を頂きます。


テンプレートを変更しました。大好きな南の島です。
今年はとうとう泳ぎに行けませんでした。残念です。

音（ね）

「雨音」・・あまおと・・普通はこう読む
雨音・・とは雨が何か物に当たってたてる音・・とある
「あまね」・・と読ませる人がいる。この場合は「名前」として
である。アマネ・・確かに響きは良い。


この「雨音」で目が覚めた。晴れの予報で、雨が降るとは思って
いなかった。窓を開けて寝ていた。


寝る頃に
リリーンリリーン・・と音が聞こえてきた。はじめ、エアコンの
風向を決める可動ルーバーの音かと思っていた。エアコンを切って
みる。それでも微かに「リリーンリリーン」と音がする。


鈴虫だ、そう思った。
我が家の庭はアスファルトで土がない。それでも僅かに土の部分が
あり雑草が生えている。カミサンは草取りをしよう・・・そう言うが
僕は敢えて、雑草を抜かずにいた。秋になり虫が来ることを期待して
いたからだったが、まさか今夜それが、虫の音が、聞けるとは思って
もみなかった。



微かな、リリーンリリーン・・の音は、鈴虫が鳴いていたのです。


鈴虫の鳴く声を聞きながら眠りましたが、今度は雨音に目を覚まされ
ました。虫の音も雨音も、どちらも心を和ませる音で、好きです。
それでも雨音は、朝になったら止んで欲しいですね。何故ならお盆の
休み明けの月曜日、仕事に出掛ける人には憂鬱な雨・・でしょうからね。


僕個人としては、雨は歓迎・・・なのですが・・・


写真・・いや「絵」ですが、檜扇水仙の花です
今年は既に咲き終わりましたが、真夏の花です。

音（おと）

エコカーの走行音がしないので・・危険で有る・・という
その為、それらしい音を発生する装置を開発？したというような
電子版のニュースを見ました。下記にURLを載せて置きますので
気になる人は読んで見てください。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080817-00000004-rps-ind


以前、我が家にはたまたま2台の車があり、その内の1台は3Lカー
でありながら、内外共、意外と音は静かでした。
もう1台は1，3Lカーでしたが、結構な音を出していました。


お年寄りや小さな子供は、静かな車に気が付かないことが有って
運転する僕自身が注意して運転していました。音がうるさい方は
そこまで気にすることなく、気付いてくれましたので、そういう
意味からすると、音が大きい方は、運転は気が楽・・でしたね。


そういう経験をしていたので、敢えて音を発生させる装置のニュース
に目が止まったのかも知れません。これとよく似た事をゴルフ場で
経験しています。エンジンカートだと音がするので、後ろから来る
のが直ぐ認識出来るのですが、電動カートの場合は音がしない分
時として、プレーに集中する余り、カートに注意しないでいると
ぶつかりそうになったりします。


雑音がないゴルフ場ですらあわや・・・という事が有るのですから
雑音が多い街中で無音の電気自動車やエコカーが走ってきても
健常者ですら気付かずぶつかる危険性は有ると思います。


走行時の騒音が静かなのは有り難い事ですが、歩行者の事も考え
なくてはなりません。そういう意味からしても、電気自動車や
エコカーに音を発生させる装置を付けることには、僕は大賛成
です。



写真は13日の花火大会に115万人も集まったという、門司港レトロ
の「門司港ホテル」の写真です。ここは、夏が一番良いですね。
僕に取っても思い出が一杯のレトロタウンです。