狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

続・・river

2008-11-06 10:23:30 | ひとりごと



福岡市の南から北の博多湾に流れ込む那珂川は、上流に
ダムが建設されるまでは、川幅一杯に清流が流れていた。


子供の頃、夏の水浴びは「那珂川」と決まっていた
昭和40年に南畑ダムが、51年に背振ダムが造られてからは
水量調整がなされ、川の深みを僅かばかりの水が流れるに
過ぎなくなった。


川は南畑ダムの上流、五ヶ山(佐賀橋)あたりからほぼ直角
に、西に曲がって背振ダムへと続いている。


川と平行して385号線が走っているが、佐賀橋を直進すれば
東背振へと通じ吉野ヶ里町へと続いている。
佐賀橋を西に、那珂川に沿って山道を進めば、佐賀と福岡の
県境にそびえる背振山(せぶりざん)1055Mの頂上まで登る
事が出来る。

かって南畑ダムの下流域は「筑紫耶馬溪」と称して美しい
清流に涼を求めて訪れる人も多くいた。ディキャンプ地と
して、学生時代日曜日などは友達同士で飯盒など持参して
楽しんでいた処でした。


福岡は昭和53年から翌年にかけて大渇水に見舞われ、その
対策として五ヶ山ダムの建設を進めています。
完成すれば、総貯水量4020万立方メートル、堤頂長556M、
高さ102.5Mのダムとなり福岡地区水道企業団(9市10町)の
水道用水として、新たに1日1万立方メートルの取水を可能に
するとのこと。


川は時として牙をむきますが、反面市民の心を和ませる役目
や水資源として活用されています。
何時までも那珂川が綺麗な川で有るように、汚さないように
していきたいものです。