ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

1000までの数が わかる! 体感する学習

2008-02-17 17:50:24 | 算数
今日は算数のLDがある☆ちゃんのレッスン日でした。

今 学校で習っている「千」や「万」といった大きな数が
理解できないという話でした。
3つ年下の妹さんは
説明の必要もなく 大きな単位を理解していきます。
が ☆ちゃんには こうした新しい概念に入るたびに
それが壁となって 少しも前に進めなくなってしまいます。

そんなときは 遠回りなようでも
概念を体感させることが 一番です。

そこでレッスンの中で大きな数を体感する遊びを
いろいろしました。

写真は おりがみに 100ずつはんこを押して
「教室の生徒は100人よ。多いね~。」
と言いながら作った教材です。
「この教室が10あると1000人。
☆ちゃんの学校とどっちが多いかな?」と話していると
千という数のイメージが少しつかめた様子でした。

一度に1000まで作るのは大変なので
子どもといっしょにはんこを押しながら
あとは想像で…というのもOKです。


もうひとつのブログ
でも大きな数についての記事を書きました。
よかったら見てくださいね。



 


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4 コメント

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Unknown (のんママ)
2008-02-18 06:33:45
ウチの小学一年生の長男はアスペルガーとLDを持っています。

何とか毎日学校の宿題だけでもするよう頑張っている所です。

そんな彼はまだ千の位どころか、十の位を理解するにはほど遠い…。

社会勉強も兼ねて、額は少なめですが、自分で好きに使えるおこずかいを持たせています。(ほとんどがお菓子に消えていきますけど)

十円玉がたまってきたので両替してあげようとすると、怒り出して両替させてくれません。

どうも、小銭の種類に関係なく数が減ると、お金が減ると思い込んでいるようです。

そこで一円玉や百円玉など集めて説明したのですが、なかなか理解してくれませんでした。

お姉ちゃんは財布がかさばるのが嫌なので、よく両替をしてあげているのを間近で見ているんですけどね…。

この千の位の教え方、とても参考になります。

この方法を応用して、少しずつ教えてみようと思ってます。



一休さんの記事、読ませて頂きました。

懐かしいと思うと同時に、改めて日々怒ってばかりいる自分を反省しました。
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レッスンありがとうございました (リーママ)
2008-02-19 11:45:17
楽しくわかりやすく教えていただけるので、子供も自然に先生の話を聞いています。本当になおみ先生は素敵な先生です。先生の子供への優しさのおかげで、いつも私が元気をもらっています。
新しい概念を理解する事、すごく時間がかかります。
子供のわかりたいと思う気持ちを大切にしたいです。
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のんママさんへ (なおみ)
2008-02-19 23:21:23
コメントありがとうございます。その子によって 何が理解しやすいかそれぞれなので 虹色教室通信で書いた大きな数を理解するための取り組みを 整理してこちらでも見やすいようにしますね。
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リーママさんへ (なおみ)
2008-02-19 23:23:18
コメントありがとうございます。いつも遠方から来ていただきありがとうございます。私もかわいらしい姉妹に会うことが 毎月の楽しみです。
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