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重度の自閉症の☆くんと感覚統合の話

2009-04-06 15:26:33 | 自閉症
前回の記事から少し間があいてしまいましたが…
重度の自閉症の☆くんのレッスンの続きです。

☆くんには重度の自閉症という重い診断がくだっています。
しかし、実際に☆くんといっしょに過ごすうちに、
私は少し明るい気持ちになりました。
☆くんは学ぶという姿勢を持っているため
さまざまな能力が働きかけ次第で伸びていく可能性を感じることができたためです。

☆くんのお母さんには、感覚統合の遊びが載っている本を紹介した
のですが、実際、本を見ながらこうしたトレーニングをしようとすると
難しい気もしました。
お家には、マットやトランポリンはありませんし、
そうしたものを用意したところで、☆くんができるかは怪しいのです。

それよりもこうした本からは、働きかけのヒントだけもらって、
☆くんとする遊びは、
☆くんの今の発達の課題や
本人が熱心に取り組める敏感になっている分野の活動を中心に
していくのが良いと思いました。

☆くんは身体に力が入らない様子で、ぐにゃっとした姿勢をよくしています。

寝るときにふとんの上で、
ごろごろ横に転がることができるかさせてみます。
ついでに腹ばいになる 座る ひざで立つ ハイハイする
などのトレーニングが、
コミュニケーションを取りながら楽しんでできる
ように持っていけると良いのではないでしょうか。

タオルを使っての引っぱりっこや、
ズボンにタオルを少しはさんでしっぽにし、追いかけてタオルを取りに行く
遊びもいいかと思います。

公園の少し高く段になっているところを
手を持ってわたらせてあげたり、
滑り台やブランコをさせてあげるのもいいと思います。

その際、コミュニケーションを取りながら
笑顔を引き出すようにして
遊ぶことが大事ではないでしょうか。




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