ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

言葉の遅れが心配な時に

2007-12-09 19:29:12 | 番外
1歳3ヶ月くらいになっても 
言葉がでてこない‥
2歳近くなっても
単語を2~3個しゃべるだけ‥
うちの子 言葉が遅いんじゃないかなぁ‥?と心配になる方も
多いと思います。

そのほとんどの場合は 
少しするとしゃべりすぎるほど しゃべりだす
心配のないケースが多いと思います。

ただ まったく気にしない 不安なまま何もしない‥
でいるよりも
発達障害や聴覚障害 舌の障害の情報に目を通し
言葉遅れ以外に心配な点はないか
冷静にチェックしておくことも大切だと思います。
もし言葉以外の問題がたくさんある場合
専門家を訪ねて相談するといいですね。

中川信子著の「ことばの遅い子」(ぶどう社)という本の中に
こどもが話ができるようになるまでに
どんな力が必要かが紹介されています。

十分泣く
特に困ったときやイヤなことがあったとき
泣いたら 大人が来て助けてくれるとわかること。
(これが お話する気持ちのもとになるそう)

生後3,4ヶ月のころの声の使い分け。
(コチョコチョしたり いないないばあをしたりして相手をしてあげることが
大事)

聞いて分ける 聞いて覚える
言葉の調子を聞いて聞き分けられるようになる

同じものを見る 気持ちを共有する
相手が見ているものをいっしょに見ようとする

バブバブおしゃべり

手や指が器用になること

まねっこ
まねする気持ちのない子は 学ぶことができないそう。

話しかけられたことがわかる

手指の動かし方

表情で気持ちを表す

ボール投げなどのやりとり遊び

指さし
ことばが言えなくても 指さしで伝えようとするなら
それがことばにつながっていくと
考えられるそう‥。

つまり 言葉が遅いから
言葉を教えなきゃ!!と思うのではなくて
温かく楽しい親子のコミュニケーションが
言葉を育てるんですね。
それに 関係ないように思える指先のトレーニングや
ボール遊びが 言葉の発達にを助けるんですね。

言葉の問題だけでなく
大人と同じものを見たり 気持ちを共有できる
まねっこ好き
手先が器用は
学習がスムーズに進む
賢い子の特徴です。