いきなり、ご近所トラブル？！

昨日お休みだった旦那さんが午前中、チョロッとひとりで車で出掛けようとしたとき、「やつぼう！　車が汚れているよ！」と、アワアワしながら駐車場から戻って来ました。

最近洗車していなくて確かに汚いので、「うん、汚れているね～」と答えたら、「ち、違う！　ペンキみたいなのがッッッ！」と、取り乱す旦那さん。

「はあっ？」と私はハニワ顔で駐車場へ。

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な、な、な、なんじゃこりゃあ～～～ッッッ！！！

パールホワイトのウチの車に、そばかすのような無数の茶色い点々がっ

よく見ると、駐車場脇のフェンスにもそばかす点々があり、その出所をたどるとお隣りさんっ！

まだおウチが未完成のお隣りさんは、鳶職の旦那様が自分でできる部分は自分でコツコツ造っている。

……と、数日前に初めてウチの旦那さんがあいさつを交わして聞いて来た。

仕事の合間に作業しているようで、一日のうち旦那様が現れるのはわずか。

そばかす点々を発見したときも、姿は見えず。

そしてお昼過ぎ、旦那様現る。

奥様と娘ちゃんも一緒。

ほんのちょっとね、そばかす点々のことを言おうか言うまいか、迷いました。

ウチが苦情を言うことで、ご近所トラブルに発展したら嫌だな～とか思って。

世の中、様子のおかしい人もいるから、「ウチのせいじゃないッッッ」とか逆ギレされる可能性もあるじゃないですか。

まだあいさつしか交わしたことがなかったので、お隣りさんがどういう人なのかわかりませんからねえ……。

でもね、言わずに心に蟠りを残しながらお付き合いするのも嫌だと思い、言いに行きました。

「あの……お宅のほうから、塗料みたいなのが車に飛び散っているんですけど」と私が言うと、ご夫婦で「エーッッッ！！！」とビックリしまくり。

そばかすだらけのウチの車を見て、「あ～！　木工用の防水塗料だ！」と、旦那様。

どうやら前日、材木に塗料を塗ってから立てかけて乾かしていて、その塗料が強風で飛び散ったらしい。

旦那様は、そんなアンビリーバボーな事態に、ボー然としていました。

ウチの旦那さんが、「水洗いで落ちますかね？」と聞いたら、「うすめ液じゃないと、多分落ちない」と、お隣りの旦那様。

「車の塗料まで落ちたら困るんで、とりあえず洗車してみて、それでダメだったらまた相談します」と旦那さんが言って、この場は終了。

そして夕方、お隣りさんがうすめ液を持って現れ、「自分ちの車で試したら、車の塗装は大丈夫だったんで、塗料落とします」と旦那様、雨のなか作業してくれました。

「雨降っているんで、また今度でイイですよ」と旦那さんが言ったのですが、「いや、そういうワケにはいきません」と、せっせと落としてくれました。

結局、暗くなってきたので、7割方ぐらい落ちたトコで、「続きは明日」ということに。

帰り際、菓子折りを手渡しながら、「本当に申し訳ありませんでした。全然気付かなかったんで、言ってもらえてよかったです」と、お隣りのご夫婦。

本当に誠意ある対応で、逆に恐縮してしまいました

まあそばかすは美白に戻りそうだし、ご近所トラブルにも発展しなかったし、よかったよかった。