鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

大崎八幡宮例大祭

2014-09-15 16:04:36 | お知らせ

 広瀬川の牛越橋下流での鮎釣りはきょうで終了です。あとせいぜい2時間くらいでしょうか。お間違いのないようにご注意ください。 漁協になり代わりまして、お知らせ申し上げます。

 といっても夏の終わりとともに、この拙いブログのアクセス数も減少傾向にあり、一気にふたつのことで淋しさが募ります。 何とかしようとそれなりに努力はしてきたつもりですが、具体的な数字に現れてこないと、結果が出ないと、この結果中心主義の世の中では評価されません。

 厳しいですね。 いくら最終的には自分の子どもたちのために書き残しているのだと自分に言い聞かせても、正直言って虚しいです。 それが何だ!単なる自己満足ではないか!?と言われればそれまでです。

 

 まあそんな愚痴をいっても仕方がないので、景気づけにお祭りと行きましょう。きのう地元の大崎八幡宮の例大祭がありました。 9時から3時までほとんど立ちっぱなしで歩き回っての交通整理にあたったのですが、正直疲れました。足腰がどうしようもないです。 体のことになると愚痴が多くなります。 それでは神様の罰が当たります。

         

 大崎八幡宮の一の鳥居、二の鳥居を通って約100段の階段を登り切ると、見えてきます。 一種の結界とでもいうべきものなのでしょうか。 お神輿が通るときにここの縄を切り落とします。

       

 本殿前にはお神輿行列の品々が並べられています。

 

 この太鼓は子供二人が叩くものです。 大人が叩く本当に大きい腹に響き渡る、浸み渡る音がする太鼓は車に積まれています。本当にズシーンとくるのです。

                

         これは女神輿、きらびやかです

 

                     これは子ども神輿

                   

 これが大の大人が何十人もで担ぐ重さ1トンのお神輿です。

 

 馬も活躍です。宮司も馬に乗って先頭集団を歩きます。4,5頭もいます。

                 

 

                     

 以下は最初の御旅所での風景です。地元の八幡小学校です。私の母校でもあります。

 

                        

 お賽銭を頂いたときに、その人の前で祝詞をあげる?祝詞とは言わないな、これを左右に振ります。(何とものを知らないのでしょうか、恥ずかしい。調べようともしない、情けない。)

 

 お神輿の上の鳥はそれぞれ異なります。 これは女神輿で取は鳳凰でしょうか。

  

 子ども神輿の鳥は鳩のように見えるのですが・・・。

   

 この本神輿も鳩のように見えるのですが・・・。   

  

       

 宮司です。決まっていますね。余裕があります。馬と一心同体です。これから階段を馬に乗って登ろうというところです。

 

 軽く低い石段を登って、一回り

    

 いざっ!参らん 

   

                    様になっています。

               

 宮司が馬と石段を上る前に、本神輿が気勢をあげて一気に石段を登り切ります。 神輿の後列の人は大変でしょう。でもうしろから押されるように前へ目へと進む、進まざるを得ないのだとかいいます。だから登れるのかもしれません。

 この例大祭中3回雨が降ったり止んだりを繰り返しました。お祭りもジャズフェスも大変です。気苦労が絶えません。

 お神輿渡御が終わったら今度は流鏑馬が待っています。 でも疲れて見てはいません。先に帰りました。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あまりにも不安定な天気

2014-09-14 16:52:40 | お知らせ

 きょうも午前中は雲は多かったものの陽射しもあり残暑を感じさせるような天気であったのですが、その後二転三転して降ったり止んだり、それも降るときは一気にザーとけたたましく?降ってきます。 だからこそ秋の空なのでしょうか、そうなのでしょうね、多分、何とかと秋の空・・・。

 

 それにしても東北楽天、きのう西武に楽勝したので、今日も勝つだろうと気楽天に思っていたら11-2で完敗ではないですか。折角ここに来てようやく何とか5位に浮上したばかりというのに・・・・・・・。星野監督は自ら責任をとって辞める気はさらさらないようですし、監督の責任というものをどう考えているのでしょうか。去年の成績だって、日本一になったのだって監督の力量ではないです。田中の神業のような好投、ジョーンズとマギーの相乗効果によるものです。田中やマギーが居なくなっても、さっぱりその後のことを考えたチームつくりや采配をしているようには思えません。あろうことか自分の体の故障で監督が務まらなくなったのに、辞める気もなかった、チームの成績不振と自身の体調不良、この二つが揃えば立派な退陣理由になるじゃないですか。複数年契約をしているから来季も契約したようですが、もうあいた口が塞がりません。そこまでして監督業にしがみつきたいのか、金を儲けたいのか、ガッカリですね。

 そしてこれまた危なっかしいのがベガルタ仙台です。 新潟に0-1で負けてしまいました。 次からの3試合はいずれも上位チーム、芋(「今の」と入力したつもりだったのに! 「芋チーム」と言ってもいいか?御免なさい。何とか奮起してくれ!!))のベガルタでは勝てそうにありません。 まず間違いなく””降格争いチーム””に仲間入りです。 そのままずるずると負け続けるというのが一番怖いし、最悪です。 今度こそ2軍(J2)に降格したら、1軍(J1)復帰はもう無理です。何が何でも死ぬ思いで勝ちに行くという姿勢が、必死な姿勢が感じられません、残念ながら・・・。

 

 午後4時半手前のいつものところの様子です。

  

 市街地の雲はきょうも変わっていました。

 

 部分的に拡大するとこうなります。

 

 

 きのうきょうと街中ではジャズフェスティバルが、雨にも負けず元気にやっているようです。窓を開けると音楽が聞こえてきます。多分西公園の会場の音楽でしょう。 ということできのうになりますが、ジャズフェス初日の風景です。

             

 ジャズフェスを見に、聞きに行くときはメディアテークから定禅寺通りの北側をを東に歩き、市民広場まで行ったら向かいの勾当台公園まで足を伸ばし、今度は逆に定禅寺通りの南側を歩いて西に向かい、途中元鍛冶丁公園によってから西公園に入って終了というコースをとります。

 ということでその順番での写真となります。

 

             

 下は市民広場での演奏です。

 

             

 

 勾当台公園は水が流れていて気持ちがいいです。

         

 

 勾当台公園の東側の様子です。国の合同庁舎の建設でしょうか、大きなクレーンが2台見えます。

      

 

 竹中工務店前はいつもすごい人だかりで、何をやっているのか分かりません。 混雑の度合いを知ってもらえるかと思って後ろから撮りました。(下)

      

 私のお勧めの会場はここ元鍛冶丁公園です。こじんまりとしていて、ゆったりと演奏に浸ることができます。舞台の前には椅子席がありますし、その後ろにはテーブル席があります。ここで生ビールを飲みながら30分ほどロックの演奏を聴いてきました。 大音響のロックは大好きですし、初秋の風は心地よく、ビールの味も格別でした。

 

   西公園に向かい途中の出来事です。慶事ですから顔が分かってもいいでしょう。定禅寺通りの中洲(川ではないですが)での一コマです。 挙式したばかりの新郎新婦と、少し離れて二人を見守る両家族です。

 

                           

 ここから西公園です。

 

 もう何十年ここに野晒し?にされていることでしょうか。 C601

             

 

 この演奏中のグループの後ろには、これまた野晒し?の巨大な鉄のコケシが鎮座ましましています。

                      

 それにしてもきのうの午後4時過ぎの雨は強烈でした。そしてきょうもまた3回も雨が降ったのですが、それでも街の中のジャズは負けずに演奏しています。これぞジャズの真髄?でしょうか。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

午後の広瀬川分流

2014-09-13 16:31:50 | 広瀬川

 きょうから JOZENJI STREETJAZZ FESTIVAL in  SENDAI が開催です。第24回にもなります。

 今4時35分ですか、急に曇ってきて大粒の雨が降り出しました。 きょうはこれで2度目かな、午後1時過ぎにも雨が降ってきましたが、少しだけでやんでくれたのですが、今度は県内に落雷や竜巻、大雨の予報が出されたようです。

 何ということでしょうか。実行委員会の人たちに限らず、全国から集まってきた演奏者のみなさんも大変ですね。お察し申し上げます。自然が相手だから仕方がないのですが、それにしても強烈な雨降りとなっています。 演奏するところにはテントが張られてはいますが、それでも濡れるでしょう、観客の皆さんはびしょ濡れでしょう。 本当に気の毒としか言いようがありません。

 さっきまでは雲は多かったですが、陽が差したり、明るい天気だったのに、一体どういうことなのでしょうか。よりによってこういうお祭りのときに降り出すなんて・・・。最初から降るのならまだしも、晴天でもあったのに、この天気の急変、まさに今年の日本の天気の異常さを表していますね。

 雷鳴が轟いています。 

 

 きょうの午後1時30分過ぎの様子です。

  

 確かに黒い雲もありました。 南側の雲です。

 

 これは西側の空

 

 そして分流は水量は少ないですが、すっかり澄んでいます。

  

 そのためでしょう、分流の川底の大き目の石には鮎のハミ跡がはっきり残っています。この狭い分流で、短竿で友釣りをしてみたら面白かったかも・・・。砂鉄川の上流域の川相と似ています。

                       

     

                   

 

            サギもいます。  

      

 岩盤の浅い水溜りには絶滅危惧種ではないメダカが群れていました。

   

                    

 ズームを目一杯にして撮りました。

   

                      

 

 このブログを書いているときに「海坊主智」さんからメールが入りました。なぜかこのところ北上川は増水していないのです。平地も山も雨は降っていないようなのです。 水位計で見ると丁度いい感じの水量となっています。

 このまえ6日に行った北上川の長徳橋下流、濁りが少し入っているらしいですが、水量は申し分なく、ガラガケで22匹も掛かったそうです。最大で25センチの鮎も居たということです。どういうことなのでしょうか。 水量が減ったから、幅広く探れたので掛かったのか、鮎がようやく下りはじめたということなのか。 上手くいきませんね。 何か何もかもがうまくいかない、うまくいかなかったようにさえ感じます。自暴自棄? 自虐? いやいやどうしようもないことはどうしようもないのです。

 それもこれも「鮎釣り」です。 鮎釣り釣行の計画段階から、仕掛けやハリの選定、着ていく服装や、オトリの購入、釣り仲間や現地での情報収集、そして実釣も含め、帰宅するまで、さらにその後の反省や後悔も含めて、また奥方とのやり取りも 「鮎釣り」 なのです。 やっぱり人生そのものだなあ~ 鮎を釣るだけが「鮎釣り」ではあまりに狭すぎます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の広瀬川

2014-09-12 14:44:59 | 広瀬川

 広瀬川と名取川の鮎釣り可能期間は9月15日(月)敬老の日までです。 お間違えの無いようにご注意ください。 より詳しくは、広瀬川は牛越橋下流の全域、名取川は名取川頭首口下流の全域(あんまり釣りには関係ない範囲ではないでしょうか)が12月31日まで禁漁ということです。

 それにしてもきのうの夕方からの強烈な雨、久し振りです。 7月かな、同じくらい強烈な豪雨を経験したと思います。これで今夏2回目の経験かな。あっという間に雨は速い流れとなって道路の側溝を流れていきます。 降雨時間が長くないのが幸いでした。

 それでも市内でも道路に溢れた雨水で道路が冠水し、何台もの車が立ち往生してしまいました。台の原とか桜ヶ丘とか、意外なところでの出来事でした。 北海道の石狩地方や同じ宮城県でも石巻地方のゲリラ豪雨はいかに凄まじいか、想像を絶するものがあります。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

 広瀬川はかなり増水したのではないかと思ったのですが、朝までに減水してしまったのでしょうか、ほとんど増水はなく、濁りだけが厳しい泥川状態でした。 きのうときょうの午前中の比較です。

 上の2枚がきのうで、下はきょうの撮影です。

  

  

 それでも竿を出していた人(友釣り)がいました。 1時間半は粘っていましたから、もしかしたら少しは掛かったのかもしれません。

           

 

 さてきのうの午前中のことです。 川に入りました。 広瀬川です。 多分最後だろうなと思いながら竿を出しました。 結局広瀬川での鮎釣りは、牛越橋から下流の澱橋の間だけでした。近場も近場、何と言っても家から歩いて行けるのがありがたいです。

 まず最初に入ったのは旧松淵の上流瀬頭です。

 

 ここの中央の右側、波がすこしみえるところにオトリを入れたら、何か変な動きをして軽い当たりが伝わってきました。 いやあ、居たのですねえ、掛かってくれたのですねえ、殊勝な心掛けの鮎が居てくれました。感謝です。 午前10時スタートです。

 開始早々の当たりです。慎重に溜めて引き抜きました。 それがこれです。見事な背掛かりというか、肩掛かりといいますか、まともにオトリ鮎に突進してくれたのですね。 まさに鮎の中の鮎、The AYU  of AYUs です。まだこういう鮎が残っていてくれました。

                    

     

 でもこの1匹のみ。 全く跡が続きません。 

 それで上流へ向かいました。 牛越橋下流の岩盤底が多く大きな石が入っている瀬と瀬頭に向かいました。 でも上流には先行者がいました。 丁度私が入ろうと思っていたところから竿を出していました。 こういう時はガッカリですね。やる気が削がれます。

 

 それでその下流のこういうところから始めました。下の写真の左端の流れからです。そしたら上流の人は少しずつ上流へ動いています。上流へ動きながらトロ場を泳がせていました。それでその動きについて行く形で私も上流側へ移動します。

 

 ということで当初の目的地まで移動してきて、よしここからが本番、居ても居なくてもここから竿を出して、今夏のけじめをつけようと思った次第です。

             

 でも掛からない、全く掛からない。オトリはよく泳ぎました。 ほとんど右岸へチ近くまで泳いでくれました。 小国川なら、そこまで泳げば必ず掛かってくれるのになあと思いながら、じっと耐えて泳がせるのですが、・・・。鮎が居ない! 少なくとも追ってくれる鮎は居ない!そう判断せざるを得ません。

 下りつつ瀬よりは少しでも流れの弱いところを狙ってオトリを入れるのですが、掛かるのはゴミのみ。 とうとう最初に入った平瀬まで来たので、ここで上泳がせに挑戦し、静かに上流域に泳がせるのですが、それでも掛からず。

 悔しいことに右岸の浅いところで何度か鮎らしき魚のジャンプを見ました。 群れ鮎は少しはいるのでしょう。

 まあ1匹は捕りこんだのだから、ボーズではないので良しとするかという弱気にもなってきます。 というのも空には黒い雲が多くなってきまして、天気予報どおり午後からは雨か、もしかして雷も鳴るかもしれないと思いつつ、さてどうするか思案に暮れながら、決断に迷いウジウジしたりしましたが、ようし、このままさらに下って、中洲の右岸本流での竿出しでお仕舞にしようとようやく決心しました。

 あめがポツリポツリと降りはじめました。びしょ濡れになるのだけは嫌だなと思いつつオトリをセットして、流れの緩い水量のありそうなところに投入します。 はじかれたかなという当たりみたいなものはありました。逆バリは外れ、4歩イカリバリが鮎の体に刺さっていました。 さらに鮎の跳ねが見られましたので、そこに鮎を持っていきました。

 そしたら全く当たりはありませんでした。ありませんでしたが、竿を立てたら鮎が掛かっていました。最初こそおとなしくしていたのですが、その後暴れ出し、下流の流れに乗って伸されそうになります。 あろうことかついて行くときに滑って左ひざを打ち、右手を着く形で前に倒れてしまいました。

 それでも鮎が外れなかったので何とか無事取り込みました。これで2匹目。終了。納竿です。ときに12時20分、何とか雨はもってくれましたが、雷の音が聞こえてきました。 結局最初と最後に掛かっての釣果は2匹。大きさは22センチくらい、この時期の広瀬川では大きいとは言えません。 でも釣れてよかった!!これが正直なところです。

 

                

 鮎は義父のところに持っていきました。 解禁日の広瀬川の鮎は持っていけなかった、釣れなかったから。 これで有終の美を飾れた、何とか飾れたと満足です。

 というわけで極めて身近な広瀬川の鮎釣りはお仕舞い、9月11日でお仕舞ということになりました。 ”数” としては全くダメ、その分 ”型” は満足という状況でした。

 

 広瀬川のこれからの楽しみは、サケの遡上ですね。多分例年よりも少ないことでしょうが、少しは遡上してくれることを願っています。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年6か月、あれから

2014-09-11 15:41:24 | お知らせ

 きょうであの日から3年6か月が経ちました。 3年半、もう3年半、まだ3年半、あなたにとってはどちらでしょうか。

  

 経済・景気優先の掛け声の裏で、A級戦犯容疑者の孫にして、余程国内にいたくないのか外国にばかり行っている、そのくせ一番肝心な中韓へは行かず、詭弁強弁はぐらかし誑かしが得意で、閣僚等の人事異動によりますます独裁色を強めている安倍は、いよいよ鹿児島県の川内原発の再稼働に向けて突き進んでいます。 福島第一原発の問題は何も解決していないのに、廃炉までにはまだまだ気の遠くなるような時間が必要だというのに、経済界の要望を受け、見返りに政治献金を受け入れるのでしょう、専門委員会の判断を待って政治決断することなく国内の休止しているゲンパツを何とかして再稼働させたいと画策しています。 そえだけではなく、原発を輸出さえしようというのですから、その無責任さに呆れかえってしまいます。これでいいのでしょうか。 重要な法案は慎重に審議することなく数を頼んで強硬に採決するし、そのくせいつもの表面だけの口癖「国民の理解を得られるように、もっと国民に懇切丁寧に説明をしていきたい」とは言っても、説明したことは一回もない口先だけの中身のない、まさに国民なんかどうでもいい、自民党の一党独裁であり、自分はその党の総裁にして日本国の総理大臣である、やってやれないことは何もない、怖いものなんか何もない、あるとすればアメリカだけという天をも恐れぬ傲慢不遜な長州出身者、一体いつまで国民はこんな独裁暴走を許しておくのでしょうか。経営者や大金持ちならいざ知らず、私には理解不能です。

                                   

 先月末のことですが、閖上に行ってきました。ちょうど1か月前の8月11日に名取市閖上で震災慰霊碑の除幕式がありました。 場所は何度も紹介しています日和山公園のすぐそばにあります。 震災で亡くなった964人の名前が刻まれています。

 

                  (日和山からの撮影です。)

             

 朝日新聞では、「高さ8.4メートルの慰霊碑は、犠牲者が天に昇ってゆく姿と、復興への決意を新たにする人々の姿を重ねて表現している。」と紹介しています。 説明文にもありますが、「種の慰霊碑」から発芽した「芽生えの塔」が、上へ上へと伸びていく様を表現しています。

 

 盛り土と慰霊碑の高さが津波の高さと同じ8.4メートルということです。

         

         

 

        「亡き人を悼み 故郷を想う   故郷を 愛する 御霊よ 安らかに」

         

       中央の奥に見えるのが日和山です。下は反対側から撮ったものです。

      

   

 (6枚の蝶々の写真は慰霊碑の盛り土の周りに置かれていた花壇に、どこからともなく飛んできた蝶です。 珍しいことに近寄っても逃げなかったし、花の周りを動き回って蜜を吸っていたのでしょうか。)

 

 この慰霊碑の手前には、お地蔵様が建てられていました。

          

                 

            

    

    寄り添いお地蔵さんの左側に日和山が、右側に震災慰霊碑が見えます。

                 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

謝謝 再見 小国川

2014-09-10 17:17:34 | 小国川

 行って来ました、山形県は最上小国川。 水量は少なめですが、少し濁りが入っていました。笹濁りよりもちょっときつい濁りかな。

 オトリを買う時にS名人に言われました。 きのう知らない間に雨が降ったようだと。 雨が降って濁りが入っている。 濁りが入るとあゆの活性が悪くなるのだと。 

 でもきょうのnewoneにとっては濁っていようがいまいが関係ないのです。 天気であって川に入れて、竿を出せれば、そして鮎と戯れることができればそれで本望です。文句はないです。

 幸い舟形町は雲は多いようでしたが、寒くはなく、時折陽射しも射して、しかも眩しく暑く感じられたし、何よりも水温が結構暖かく感じたことが嬉しかったです。 今年は一回もスリムウエダーは使いませんでした。 泳げない身としては最悪の場合を考えて、鮎釣りでは極力スリムウエダーは履かないようにしています。

 水温計は持っていったのに計測はしませんでした。22度か23度近くはあったと思います。もう小国川は産卵のために下ってくる鮎を捕るための”止め”が作られていました。こうなると本当に鮎釣りも終盤も終盤ということになります。 石と柳?の小枝で実に上手に作るものです。

 

 購入したオトリは”天然鮎”です。 またしてもまけてもらった。すみません、ありがとうございます。助かっています。

 入ったのは遠くには行かずに私の好きな”経壇原”です。 きょうは一関大橋の前後には釣り人はゼロ、誰もいませんでした。こんなことも珍しいのではないですか? 何という花かは存じ上げませんが、きれいにたくさん人知れずに咲いていました。

           

 

 

 きょう午前の経壇原です。 上が上流域、下は下流域です。 水量が少ないのがお分かりでしょう。 私にとってはとっても嬉しいことです。 泳げない私としてもいろいろなところに行けるから、それなりに歩き回れるから。

            

 

 大きな石は休憩場所にもなりますし、重宝です。 大会の開始の合図を待つ間、近くに大石があるととっても助かります。

 9時前に入ったのですが(竿を出したのは9時から)、その時は全く誰も釣り人は居ませんでした。ここにですよ! その後すぐに二人入ってきて、さらに二人入り、私を入れて5人で竿を出しました。

 

 きょうの最上川の経壇原の状況ですが、やはり掛かるのは右岸へチ寄りです。どうしてもそうなってしまうのですね。 手前にもいい流れ、瀬があるのですが、だれも竿を出しません。みんな川の中央付近に立ち込んで「右岸寄り」を狙います。

 同じ右岸寄りでも、右岸の瀬や流芯よりは瀬脇右岸寄りが狙い目ということになります。実際そうなのです、掛かるのはそういうところですから。 私の下流に陣取っていた山形の人も、狙っているのは右岸ヘチ寄りで、そこで結構掛けていました。

 ① 

 ② 

 ①でも②でも流れの穏やかな右岸へチ寄りが掛かるのです。私は10分前後で1匹が掛かるという感じでした。 最初は20分で3匹掛かり、型はオトリよりは少し大きいか同じくらいの型ですが、掛かった後の引きはそれなりに楽しめます。

 ③ 

 ④ 

 ③ ④でも掛かるのは急瀬や早瀬の右岸側が多いです。瀬では全く掛からないということはありませんが。 意外と掛からないだろうと思っていると掛かったりするものです。 

 また、カメラを構えているときに掛かったこともありました。 その時は幸いにも下流に走られることはなく、逆に上流に泳いで行ってくれたので助かりました。

 

 根掛かりが1回あり、オトリを失いましたが、切れたのは下の付け糸で助かりました。複合メタル自体は何の問題もありませんでした。 逆にハナカンがついている鮎が掛かったりもしました。ハナカンばかりでなく、ハナカン回りのほか水中糸に目印までついているあゆです。なんらかの事故で水中糸の途中から切れてしまったのでしょう。

 水中でのバレは4回くらい、空中でのバレも1回ありました。 どうしても完璧に掛かった鮎を取り込むということは無理なようです。  9時から12時までの、休憩やトラブルの時間を除くと実質2時間半の実釣となります。 結果はキープが13匹でした。 大きいのは22センチくらい、小さいのは17センチくらいでしょうか。

   

              

 引き抜いたものの鮎が大きな石にぶつかって瀕死の重傷を負い、すぐに亡くなったことや腹掛かりで内臓が出てしまったこともありました。 腹掛かりというのは意外と今年はなかったように感じます。どういう訳かは知りませんが。

 

 小国川、いい川です。 まだまだ鮎はいます。 錆は入っていません。 行くのなら小国川です、皆さん。 小さいのも混じりますが、22センチくらいの鮎も引きを楽しませてくれます。

 今年初めて?好きな川となりました。 勝手なものです。

                    

       

 

 帰りは家族にデラウエアを1キロ分買ってきました。 それと「黄桃の甘露煮」も。 イチジクの甘露煮は家でも作っていますが、桃、それも黄桃の甘露煮です。

  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残り一週間、広瀬川

2014-09-09 15:37:12 | 広瀬川

  錦織選手、優勝を逃してしまいましたが、相手の調子がよすぎました。よくやりました。大したものです。お疲れ様でした。 これからはもう日本の錦織から世界の錦織となってしまったので、日本云々よりも、日本を超えて世界のプレイヤーとしてますます活躍してほしいと思います。(※ きのうのブログでコーチの名前を間違えました。マイケル・チャンと書くべきところパトリック・チャンと書いてしまいました。お詫びして訂正します。)

 

 広瀬川・名取川はあと1週間でアユ漁は禁漁となります。 9月16日(火)から12月31日までです。 ご注意ください。

 といっても、広瀬川は牛越橋下流の全域、名取川は名取川頭首口下流の全域が禁漁となります。

 広瀬川についていえば、9月16日以降であっても牛越橋上流域なら釣り等はOKということになります。 なんでこんな区切り方をしたのか。 上流域も含めて全流域全面禁漁とすればよかったのに、・・・。

 

 ということで、きょうはきのうときょうの広瀬川の(といっても澱橋と牛越橋の間ですが)様子等をご覧いただきます。

 その前に、きのうは十五夜でした。 ささやかな我が家の十五夜と閖上の慰霊碑の上で暖かく輝く満月です。

   

 【9日から】(重陽の日・菊の節句) 写真は午前11時過ぎです。

 

 とってもいい天気、これくらいなら厳しい残暑と言ってもおかしくない。 自分としても川に入りたい気持ちです。水位も落ちつき、透明感も増しています。 もっとも浅いところでは垢ぐされが目立ちますが。

  

 中洲を含めて河原の除草は精力的に行われています。今回は手際がいいようです。 刈り取られた草も集められてうず高く積まれています。 前にも書いたかもしれませんが、こういううず高く積まれた風景というのを見ると、どうしても映画「ビルマの竪琴」の最後の方の場面を思い出してしまいます。

 水島上等兵が川沿いに、また山裾にうずたかく積まれたままとなっている日本兵の死体を見て衝撃を受けるシーンです。それを見てビルマに残ることを決心した重要な場面ですね。子どもの頃に映画を見て、そのシーンがインプットされているので、こういう場面を見ると何か落ち着きません。何かしら嫌な感じがしてしまいます。神経が細やかなのですね(?)。

     

                       

澱橋の上流では二人の鮎釣り師が友釣りをしていました。 橋の下流の中州の左岸の流れでも竿を出している人がいました。友釣りです。 上の釣り人はもっと左岸寄りの下流を釣っていたのですが、釣れないために上流の方に向かい、岩盤の溝あたりを狙い始めたようです。

 

 いいところに入ったなと思いながら見ていたら、案の定掛かりました。 ここの溝の終わり付近では大体1匹は掛かってくれる場所となっています。 時間は掛かりましたが、何とか引き抜きました。おめでとうございます。

                     

 

 上流を目指して、西道路のトンネルが切れているところの上流の平瀬の様子を見に行きました。 一見すると誰もいません。 きのうは居たのですが。 上流の方を見たら一人のガラガケの人が下ってきました。

 魚籠をみると魚は入っていません。立ち話をしたのですが、牛越橋下流のトロ場や急瀬で3匹掛けたと言います。 でも腰からぶら下げている魚籠には何も入ってはいません。 釣り下りながら、深いところにも入ったのでしょう、魚籠の口元を縛っていたそうですが、それがほどけていつの間にか3匹は居なくなってしまったということです。

 今の時期の3匹の喪失は痛いですね。精神的にも打撃は大きいです。7時30分から川に入っているとかで、それからちょうど4時間が経っていました。 背中のやや大きめのリュックに飲食物を入れて、荷物を運びながら釣り下っていくようです。

 何でも早くから川に入っているのは、奥さんから早く出かけたらどうなの!といわれたからとか。 奥さんとしては、旦那さんに家にいてほしくないわけです。 亭主元気で留守がいい!まさにそのとおりのようでした。笑って話してくれました。 私よりも高齢です。

 遅かれ早かれこれは我が道も同じこと、多分こういう経緯をたどって、私も追い出されかねないのでしょう。いや実はもうすでに、暑苦しい夏は家に一緒にいてほしくないということで、私が釣りの準備をしていても文句は言わないのかもしれません。 そういえば文句どころか、嫌味もいわれなくなったなと思います。全く他人事ではないのですね。 もういまさら反省してもどうしようもないことです。

 

【8日の広瀬川】

 亭主元気で留守がいいという人と同じ場所でのことです。

 この人はいまから投網をぶつようです。うら若き?女性の二人連れは、除草された河川敷を歩きながらススキなどをとっていました。

           

                      

 川ではこの人が竿を振っていました。 少し離れて見ていたのですが、鮎が掛かったようで、なかなか抜きあげないで、下って行きました。 下の写真のあと一気に抜きあげて、河原の方に振って安全第一、慌てずに取り込みました。

 

 そこで掛かった鮎の写真を撮らせてほしいと頼んで撮ったのが下の写真です。大きいです。23から24センチはあります。 でも、かれはこれでもまだ小さい、あっちにはもっと大きい鮎があるというのです。

 それはこのタモ缶にはいらないので、曳舟に入れているんだと言います。 尺近くあるのではないかというので、それなら是非とも見せてほしい、写真を撮らせてほしいと遠慮しないで頼みました。

 快くOK してくれました。 くれぐれも逃がさないように十分注意してとは言われましたが。 

               

 そこで川から引き船を引き上げて、オトリとして使うというわけでもないので、川から1メートル以上も話して、曳舟を横にしました。 そしてフタを開けてみたところ、こんな元気な巨大な鮎が暴れはじめたというわけです。 大鮎のオンパレードです。

 

 私が今夏見た鮎の中ではダントツにデカイ!!私の25.5センチの鮎も小さく見えてしまいます、悔しいけど。

                 

 優に27、28センチはあるでしょう。尺鮎とまではいかないと思いますが。

 

 幅広のとてつもなくでかい鮎です。 やはりいたのですね、鮎の数の少ない広瀬川ならではの大鮎でしょう。 縦横無尽に縄張りをもって、苔を食したことでしょう。

           

 いやあ、目の保養というか、こういう鮎が居たのだということを知り、何としてでも友釣りで掛けてみたいと思ってしまったnewoneでした。 ご協力ありがとうございました。感謝感謝

 

 あと1週間しか残っていないのですが、何とかして大きいオトリを確保したいなと思います。元気で大きいオトリが確保できれば、尺鮎近い大物を掛けることも不可能ではないような気がするのですが、問題はオトリですね。

 きのう8日はいささかショックを受けた一日でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんどこそ、北上川

2014-09-08 11:16:01 | その他河川

 (2回も、安倍ではないのですが、はぐらかすようなことになってしまい、申し訳ありません。)

 長徳橋の下流域は左岸よりも右岸からの方が掛かるということで、右岸に入ることにしました。 北上川には漁協がなく、漁業権がありません。 年券や日釣り券は不要です。 

 ではあっても、だからこそでしょうかオトリを販売しているところがありません。 オトリをどこかで確保して持っていくか、ガラガケで掛けるか、アユルアーで掛けるかしなければなりません。

 でも幸いなことに、今は地元に戻った知り合いの釣り人がガラガケでオトリを確保していてくれるのです。 ありがたいことじゃないですか。 当然その釣り人からいろいろと情報も提供していただきます。

 だから日釣り券もオトリも持たずに、釣り場に入れるのです。感謝です。 そういうことで北上川の長徳橋の下流の右岸に入ったわけです。 ①と②

 水量は少し多いようです。あと15センチ前後少なかったら鮎釣りの流れは変わっていたかもしれません・・・。 上流は一見するとトロのように見えますが、入っていくとそこは小砂利で流れは速く強いのです。 いわゆる押しがとっても強い川です。

 滔々と流れる大河ですから、北上川は。 そこ流れの強いトロ場風のところから、徐々に瀬に近付き流れは速くなっていきます。 写真では流れの変化が感じられず、平坦なように見えるかもしれませんが、現状はなかなか深く立ち込むことはできません。

 だから右岸岸近くから竿を出すことになります。 私は瀬頭付近から竿を出しました。時に午前9時25分頃かな。 オトリとしたのは、17センチくらいの小さい天然鮎(ほとんどすべてが天然もののはずですが)で、おもりではなく、背バリを使うことにしました。

 他の3人は竿を出しています。 竿はダイワの”銀影 MT 95急瀬”です。 去年購入して今年初めて使用しました。 水中糸は0.1号の複合メタル、付け糸は下は0.5号、上は0.6号のナイロンです。 これでなんでも抜いてやろうと思った次第。

 ① 

        ② 

 どういうことなのでしょうか、オトリを沈めて2,3分経過した頃でしょうか、ググッという嬉しい魚信が伝わってくるではないですか。 水量はやや多いものの、濁りはないし、天気も曇りではあってもまあまあで、どこから見てもこの時期の川としては申し分なしの状態です。

 慎重に溜めてハリを食い込ませ、右岸の浅瀬に誘導して抜きました。 その後の抵抗はさほど強いとは感じませんでした。 掛かった鮎は21センチくらいでしょうか。オトリ頃という感じ。 掛かった時、ついついうれしくなって叫んでしまいました、『掛かったぞう!』と。

 仲間の内で誰か一人が掛かれば、少なくともnewoneとしては「よし、いる、いれば掛かる!」と心の中で叫び、何としても掛けてやると誓ったものです。だから仲間にも アユはいる! 鮎は掛かる! と知らせたかったわけです。

 オトリを代えてほぼ同じところを泳がせます。今度は背バリを使わずにノーマル仕掛けです。 どういうことでしょうか、1分も経たないかのうちにまたしてもググッという確かな手ごたえが伝わってきました。 正直嬉しくなります。 またしても叫んでしまいました!

 これで開始早々2匹ゲット。 ここに鮎はいる、あとは少しでも大きい鮎を釣りたい!そんな気持ちでオトリを交換してほぼ同じところへ鮎を誘導しました。 今にも掛かりそうでしたが、今度はそう簡単には掛かってくれません。

 でも5,6分後でしょうか、またしても今度はガツンという形容が近いような当たりがありました。 例によって右岸の浅瀬に寄せようとするのですが、寄ってきません。 寄らないばかりか、オトリ鮎さえ浮かんできません。姿が見えません。「なんじゃこれは」松田龍作?演じた刑事ではありませんが、思わず口をついて出てしまいました。

 これはもしかして大きい鮎というよりは巨大なハヤか、二ゴイかもしれないと思いつつ、なんとかして少し下りながらぅ右岸に寄せようとします。 そしたらようやくオトリ鮎の姿が見え、次に浮いてきたのは鮎でした。 しかも大きさはオトリとあまり変わりません。もちろんオトリよりは大きいですが、また背掛かりに近かったことはありましたが。

 地元の人から掛かった後の引きは強烈だと聞いてはいたのですが、まさに3回目の引きはそうでした。 でも馬鹿なnewoneです。 せっかく堪えて寄せて引き抜いたのに、タモに入ったのはオトリ鮎で、掛かり鮎はタモの外。 タモをクルンと回してタモの中に入れようとしたのですが、入らず、ポチャンと川に戻っていってしまいました。

 

 (注) いったんここまでの分をアップさせていただきます。 続きは外出から戻ってからにします。ご了承ください。  午後3時40分 再開です。

 

 鮎釣りは、アユの友釣りは循環の釣り、気持ちよく鮎が掛かって、オトリの交換もスムーズに行っていればこんなに有頂天になるほど嬉しいことはない釣りです。 でも空中でのバラシや根掛かり等でオトリ鮎等を失うと、途端にペースが狂ってきます。

 今回もまさにその状態。 折角開始10分から15分くらいで3匹も掛かったのに、3匹目をバラシテからは当たりはすっかり遠のいてしまいました。 これは一体どういうことなのでしょうか。 こういう時そばにパトリック・チャンのような名コーチがいてくれれば、落ち込むことなくペースをとり戻し、前向きな姿勢に転じてまた循環の釣りに戻ることも可能だったのかもしれません。

 でもパトリック・チャンはアメリカにいます。newoneは岩手県の北上川にいます。 それから下って瀬を狙ったりして見たのですが、ウンともスンとも言いません。 それはそれはもう見事としか言いようがありません。 精神的な釣り、それが鮎釣りでしょうか。

 それから何分何十分経ったでしょうか、最初に掛かったところよりも上流の押しの強い平瀬みたいなところに入りました。 そしたら「ありがたい」ことに鮎が追ってくれたのです。本当にそうですね、ここに来れば、この時期になれば鮎が掛かってくれるということは「嬉しいということよりもまさに”ありがたい”と感謝したくなるような心境になります。

 11時過ぎまで竿を出しましたが、4回掛けて取り込みは3匹のみという結果でした。 水中でのバレも1回はあったのですが、掛かるなと思ったのですがハリがのりませんでした。

 

 その後他の釣り友も掛からないので、右岸上流に行ってみたのですが、車を止めるのが水の中、つまり川の中という状況のところではどうなるか分かったものではないので、そこでの釣りは止めました。

 

 それで今度は左岸に渡り、まずは腹ごしらえをしてから、狙いを定めて、今度こそ何としても鮎を掛けようと気合を入れたわけです。 以下の写真は左岸側に移動してからの撮影です。

  ③ 

 対岸に見える車の人は先週ですか、右岸の瀬で掛かったと言いました。でもきょうは全く掛からないと言ったら、右岸沿いにずーと下って行ってしまいました。その後お昼頃になって戻ってきて、我々が入ったところよりもより流芯に近いところを狙って鮎を泳がせていたら、我々の昼食の途中に2匹も掛かりました。でも1匹は伸されてバラシましたが。

 そういう光景を見せられましたので、よしッ 午後からは掛かる! 時合だ! とやる気になったわけです。 

 一昨年の8月後半か、はじめて北上川に招待されて入ったのがここ長徳橋の下流左岸でした。午前中13匹、ごご12匹の合計25匹という釣果をあげて、得意満面でしたね。そういういい想いでのある場所なので、とくに午後からは左岸の急瀬に入れて、ほぼ10連発という快挙を経験しましたので、なおのこと午後からに期待するところが大きかったわけです。

     ④ 

 でも現実は厳しい!!厳しすぎる!!!釣れないのです、追ってくれないのです。 ガラガケの人も必死になって竿を振るのですが、掛かったのは2匹だけとか。 こういう広々とした大河川では正直言ってどこがポイントか分かりません。 どこに鮎が居るのか、どこで食んでいるのか全く分かりません。

 どこで竿を出せばいいのか、いわば””途方に暮れる””状態なのです。 瀬なら流れの強弱や白波の出具合、強さによって川底に大きな石があるかないかある程度は分かるのですが、一見のっぺらぼうのようなそこ流れの速い、押しの強いトロのような場所では、正直どこに竿を入れればいいのか皆目見当がつかない状態です。

 瀬の白波の立っているところにオトリを入れようとしても、そもそもその近くまで入って行けないわけでどうしようもないわけです。 大河川での鮎釣りはいわば博打みたいのものに近いですね。 自分の勘が頼りです。

 newoneは③の上流域を泳がせていたら、本当に運よく掛かってくれました。 これはもう僥倖というしかないですね。これで取り込み4匹ということです。 こういう広大な釣り場のある大河川では、鮎の数も圧倒的に多くなければ掛かってくれない、 ”鮎としても掛かってやりたくても掛かりようもない” ということになるのかもしれません。

 ⑤ 

 午後からは思っていたよりも陽が差してくれずに、少しずつ寒さを感じるようになってきました。 newoneとしては午後12時30分頃から2時半ころまでで納棺ならぬ納竿としました。他の3人は4時頃までもっと粘りました。 ごごは釣果1匹のみ。

 もっと減水して中洲がもっと広くなってくれればなあ・・・・もうどうしようもありませんが。⑥

  ⑥ 

 

 4時前ころですか、カヌーが2艘下ってきました。かなり大きいカヌーです。広瀬川でもカヌーは見られますので、北上川で見てもおかしくはないですね。 このカヌーにイカリをつけて川の真ん中あたりで止めて、竿を出したら面白いかもしれませんね。長いカヌーだし。

  ⑦  

             ⑧ 

 

 以下の2枚の写真は地元の人が友釣りで掛けた鮎です。我々でなくて悲しいのですが・・・。

       ⑨ 

 これはいかにも北上川の大鮎と言ってもいいくらいの大きさでした。掛けたのは④の流芯近くだったそうです。

    ⑩ 

 

 最後にこれです。 プラスチックの袋に小石を一杯いれて川底に沈めておきます。 袋を閉じるところから丈夫な紐を垂らしています。 誰が何のために造ったか、川に仕掛けたか、想像できますか? こういう白いプラスチックの袋が川の左右浅瀬にたくさんあります。

        

 これはサケを採るための仕掛けだそうです。 密漁と言っていいのではないでしょうか。 こんな仕掛けで捕るなんて。 袋に付けられた紐には遡上してきたサケ、オスでもメスでもいいそうですが、をつないでおくそうです。 メスサケならオスが集まってくるので、それを投網で一網打尽にするとか。 あと2週間くらいもすればサケが遡上してくるそうです。

 北上川には漁業協同組合はありません。漁業権もない河川ですが、だからといってサケを採っていいのでしょうか?? 盛岡付近の中津川や北上川でのサケの遡上シーンはよくテレビのニュースで見ますが、岩手県の内水面管理の部署は知っているのでしょうか。サケのためにもこういう違法操業、漁法はやめて欲しいと思いますが、もしかして違法ではなかったりする可能性もあり得ますので断定はできませんが。 何にしても好ましくはないと思います。

 

 とっても長くなりました。 ということで北上川には来年こそ頑張ってもらいましょう。われわれにいい思いをさせてもらいましょう。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北上川釣行

2014-09-07 23:16:03 | その他河川

 

 きのうの北上川釣行の報告です。 青葉カワセミ会のメンバー4人で行きました。 小学校時代の旅行のように嬉しくなってなかなか寝付かれませんでした。

 北上川は幾分数位が高かったものの、濁りはなく、、どでも鮎が居そうで、どこからでも鮎が掛かりそうなそんな気分でした。

 きのうの橋の名前は、『長徳橋』です。その下流の右岸と左岸に入りました。 午前中は右岸から、午後は左岸から竿を出しました。

 ① 

     ② 

 

③ 

        ③は左岸からの撮影です。

 

 

 

 

 ダメ、もう眠くてねむくてたまりません。 のこりはあしたにさせていただきます。

 すみません。 ごきげんよう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あゝ ああ アア 嗚呼 北上川

2014-09-06 21:30:26 | その他河川

 北上川 行って来ました。

 

 (この橋の名前、ご存知ですか? 知っていたら大したものです。)

 ピクニックではありません。

 

 アユツリニデス。

 

 『鮎を』 釣りにではなく、

 『鮎釣り』 にです。

 

 この違いお分かりでしょうか?

 かなり異なります。

 疲れて、眠いです。

 詳しくは 明日以降に・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう時間がないというのに、

2014-09-05 15:48:54 | 広瀬川

 きょうは蒸し暑い一日でした。 空は明るいのに時々雨が降ってきたり、止んだり、相変わらず不安定な天気が続きます。

 

  

 西日本特に京都付近ではゲリラ豪雨に見舞われているようで、何とも慰めようもありません。 何でこうも天気が局地的に極端に変わるようになってきたのでしょうか。 これではまったく予測がつきませんし、予定も立てられません。 山本リンダ状態です(何と古い!)。

 

 明日は久しぶりに釣り仲間と北上川へ釣行し、思う存分その強烈な引きを味わってこようと思っていたのですが、きのうまで順調に推移していた水位が、また一気に多くなってきたという現地からの情報が入ってきました。 

 

 何ということでしょう。 北上川釣行が流れたら、これで2回目となります。 何か今年の北上川は我々に冷たいようです。うまくいきません。嫌われてしまったのでしょうか。こちらからは一方的みたいに北上川ラブコールを送っているのですが、応えてくれません。

 

      (何故か今中洲の除草をしています。)

 

 きょう午後1時から前町内会長の告別式に行って来ました。 86歳で亡くなったのですが、ほとんど最後まで意識はあったし、家族にはあまり迷惑を掛けることなく逝ってしまったようです。入院や手術をしたのも、家での骨折が原因だったらしく、私も日頃から注意はしているのですが、転倒と骨折、転倒による骨折だけは極力避けたいと祈願念願しています。

 骨折しての入院、寝たきり、認知症の発症という手順だけは踏みたくない。 どこでもいいから”癌”で死にたいものです。 希望通りには、多分いかないでしょうけど。

 

 (澱橋上流に友釣り師がひとり竿を出していました。 少し離れて見ていると、)

 告別式と言えば、8月にも出てきました。 もっともこちらは映画での告別式ですが、8月24日でしたから、もう2週間も経っているのですね。 4人の美女と過ごしたほぼ一日は多分忘れられないでしょう。改めて書いておきます。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、成瀬すず、名前を憶えてしまいました。 映画の題名は 【海街diary です。 全国上映は来年の夏です。

           

 (掛かったようです。竿をためて、九頭竜返しのように後方に飛ばしてからゆっくりとタモで受けていました。)

 映画と言えば、迂闊にも見逃していたのですが、去年撮った映画【救いたい doctor's  wish】の招待試写会がきのう4日の日中行われたようです。 知っていれば申し込んだのに・・・。残念です。 でももう少しで全国上映されるのでしょう。今秋公開という予定でしたから。 このところ映画館には全く足を運ばなくなってしまいましたが、これは劇場で見てみたいです。 年寄り割引で1000で見られますし。

          

 (オトリが代わったことだし、この時は何度経験しても嬉しいですよね、さあ仲間を連れてきてくれと鮎に話しかけながら放します。)

 映画はもっぱらテレビで間に合っています。 チャンネルNECO  時代劇専門チャンネル   MOVIE +  もう一つあったな、すぐには思い出せない、よろしくない・・・。あと釣り番組「フィッシングTV」がありますし。  

 

      

            季節はもうこういう花に写りつつあったのですね。

                  

             

 

                   こういう蝶々も飛んでいました。

           

                   花の上を動き回るのですね。

     

 

 まだ雨が降っています。 蒸し暑いのですが。     ごきげんよう

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ4日なのに、

2014-09-04 15:20:41 | 広瀬川

 パッとしませんね。 いつまでこんな梅雨のような天候が続くのでしょう。 こんな天候では何度も繰り返していますが、とても川には入る気がしません(といっても時々は入っているのですが)。 

   

 そんな気分だからでしょうか、またしても活けて置いたプラスチックの容器は流されてしまいました。跡形もありません。もしかして盗難?と思わないでもないですが、今までそういうことは幸いなかったので盗難とは思いたくないですね。

            

 場所が悪いのでしょう、少しでも増水すると渦が巻いてしまうというか、くるくると回ってしまうようです。だから紐もねじれにねじれて切れてしまうということなのでしょう。

      

 もうすっかり河原ではセミの声が聞かれなくなってしまいました。 聞かれなくなるとやはりさみしく、あの蝉しぐれがとっても懐かしくなってきます。 束の間の地上での生活を送ったセミたちは、ちゃんと子孫を残すことに成功したのでしょうか。 そうであればいいのですが。

     (スイッチョン?)

 代わって今はコオロギ類の鳴き声が勢力を増しています。 その中で蝶々は善戦していますね。 いろんな蝶が、一見弱そうに見えても逞しいのですね、風や雨にも負けずにあちこち飛び回っています。

       

 (アカツメグサ?がきれいです。)

    

  (この蝶は可愛いですね。スペースシャトルみたい。)

         

      (この小さな蝶も風に負けずに止まっています。感心です。)

   

       (左は蛾の一種でしょう。 右は俗にいうハンコ蝶?)

 

 もちろんトンボも飛んでいます。アキアカネではないようですが、羽が完全に透明なきれいなトンボを見つけました。 まだ生まれて時間が経っていないからなのでしょうか、いとも簡単につかめました。

 

                       

    

 (トンボの翅の構造を科学的に解明すると、いろんな分野に応用できるそうですね。自然界は素晴らしい!)

                       

    

 

 ところで分流の河原にはもっと大きなこの辺では多分一番獰猛な動物がいます。 それはイノシシですね。 熊やニホンカモシカが出ているので、イノシシが出てきてもおかしくはないのですが、これです。

 

                      

 どうですか?柳の木の根っこですが、牙をむき出しにしているイノシシに見えませんか?! そのうち時間があれば、のこぎり、のみ、なたなどを使って削ってみようかなと思っているのですが。

 

 厳しい残暑がすぐに戻ってくるように・・・  ごきげんよう           

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すっかり秋の気配が、

2014-09-03 15:54:42 | 広瀬川

 とっても過ごしやすいですね。 ということは、そういうことです、もう心躍る季節もほとんど終りに近いということになります。

 

    (市街地の雲の形がもこもことしていて面白いじゃないですか。きょう午後3時半頃の撮影)

            

 風は涼しく、こんな風では積極的に川に入ろうという気にはとてもなれません。 心にも冷たさを含んだ秋の風が吹き込むようになってしまいました。 また今年も淋しい時期を迎えます。

 

 地下鉄の橋梁工事の現状です。 仲の瀬橋下流、大橋の上流に掛かっています。いつのまにか、何というのでしょうか、電線を通す架線の建設が始まっています。 まあそうでしょうね、地下鉄東西線の開通は来年ですから。 本当に走るのですね?!

 下の写真の右側は地下鉄の駅(国際センター前駅?)となっています。

           

 以下の写真は澱橋から広瀬川の上流域を撮ったものです。 今年のこの部分はさっぱりでした。養殖アユの放流は確かにここで行われました。現認しています。それなのに、その鮎たちは一体どこに行ってしまったのでしょうか。 そこいくと牛越橋下流は今年は本当に”善戦”しています。

        

 この広瀬川本流の岩盤底では、数匹は捕りこみましたが、それでも10匹にはなりません。虚しくなってしまいます。

  

 下の広瀬川本流の左岸の瀬ではとうとう1匹も掛かりませんでした。ここに入った回数は少なかったですが、それにしても寂しい限りです。 

             

 きょうこの頃はこの広瀬川の分流にサケが遡上してきてくれるのだろうか?それが少し心配になってきています。3年前の巨大な津波がどのような影響を与えるか、4年くらいでサケは生まれた川に戻ってくるのでしょうから、何か厳しそうな、難しそうな気がしないでもありません。

 

 

 実はきのう広瀬川に入りました。 分流を見た限りではそんなに増水しているわけではなく、濁りも強い笹濁りというくらい、これくらいの濁りは広瀬川にとってはどうということはない濁りです。

 オトリは養殖オトリを購入しました。 活けていた曳舟は先の増水により、紐が切れ流されていきました。 当然中の鮎は曳舟のなかで翻弄され、先に死んでいたことでしょう。 これで小さいオトリ缶と曳舟と二つ流されてしまいました。

 時間は10時から11時30分までの1時間30分です。 それで十分でした、長すぎるくらいでした。 というのも鮎が居ない?全く掛からなかったからです。

               ① 

 ② 

 ①と②のところで泳がせましたが、かってのように川の真ん中付近まで入って行けなかった(やはり増水していたし、濁りで足もとが不安定、不安でしたので)し、養殖オトリはなかなか沈んでくれないし、泳いでもくれません。 背バリを使いましたが、この流れでは耐えきれないような感じのオトリでした。 

 23センチ前後の元気なオトリがあれば面白かったのでしょうが、それは言っても詮無いこと。

 それでここを諦めて、増水した時は牛越橋下流の瀬がいいと聞いていたので、時期は手遅れかもしれませんが、上流に移動しました。 ③と④ですが、ここでもオトリ鮎は満足に泳いではくれず、惨めな思いをするばかりでした。 釣り人の心境をオトリ鮎は少しも解ってはくれない!!お互いに天邪鬼同士ではさもあらんということになるのでしょうか。

            ③ 

 ④ 

 そういうわけで牛越橋の下流の瀬も諦め、①と②を素通りして、⑤と⑥の急瀬に挑戦しましたが、挑戦するだけ無駄でした。こちらの瀬の方が流れは速く水量もあり、とても養殖の鮎でには責任が重すぎました。

               ⑤ 

 ⑥ 

 最後はさらに下って、ガラガケの人が居たトロ瀬、8月17日にいい思いをした場所に入ったのですが、結果はお察しの通り・・・。ガラガケの人にも掛かっていないようでした。

 10時から11時30分までで釣果はナシ!です。

 広瀬川で鮎釣りができるのはあと10日余りです。 この分ではそれよりも早く鮎釣りはノーサイドになりそうです。

 9月はもっと暑いはずではなかったのか!残暑が厳しいのが9月ではないのか!そんなことを叫んでも虚しさが募るばかりですね。 諦めも肝心ですが、粘りも必要で、・・・結局はどっちつかずのまま成り行きに流されて、寒さに震える冬を迎えることになるのでしょう(まだ気が早いか?!)。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒河江川(続き)

2014-09-02 14:56:34 | 寒河江川

 昨夜から早朝にかけて結構な雨音がしたので、かなり降ったのかなと思ったのですが、意外にもそうではなかったようです。

 

 水位は大して増えてはいないし、濁りも思ったよりもないです。 天気も午後からは陽も差し込んできて、少し蒸し暑く感じられるような一日といっていいようです。

    

 尺八の練習をしている人がいました。

    

 

 きのう最上川と寒河江川について書いたところ、「遊漁券を買ったのか」というコメントがありましたので、改めて証拠となる写真を掲載しておきます。 ついでと言っては何ですが、8月2日の分も掲載します。

 

 

 きのうは8月31日の第一部として、最上川の様子と寒河江川橋下流の右岸側での釣りについて、事細かに書いてみました。

 9月1日付けの第二漁協のHPに、最上川について「川の情報」として、書いてありました。それによると、ひところに比べると極端に鮎の数が少ない、いろんな努力や調査はしているが原因は不明、とのことです。

 きょうはその続きで、寒河江川橋の上流、チェリーランドでの鮎釣りの状況について、自分の記録のために思い出しながら書いて行きます。 直接関係はないですが、認知症を予防するためには、思い出しながら書くという行為はとてもいいことのようです。(辻 一郎先生談)

 チェリーランドの上流の方の砂利が敷き詰められているところに車を止めました。 そこから見ると居る居る、どこにでも釣り人は居るという感じで、寒河江川はすごい人気河川のような状況でした。

 つまりパッと見たところ入れそうなところがない!という感じだったのです。 もちろん大会のような竿1本分を開けるとかいうこととは異なりますが、良さそうだなと思われるところには先客がいるということです。

 でも1カ所だけ見つけました。 川のちょうど真ん中あたり、ど真ん中の急瀬らしきところに誰も入っていないのです。 がら空きでした。 釣れないからか、鮎が入れそうにないくらい強い瀬だからか、鮎がいないからか、それは何とも言えません。分かりません。

 その急瀬がはじまる瀬頭には釣り人は居ました。 よし!こうなったらダメもと、失うものはなにもないのだから、一か八かやってみようという気になりました。

 ① 

 なんで川のど真ん中にこういう強烈な一本瀬ができたのでしょうか。自然現象は摩訶不思議です。またすごい力です。 急激に流れが絞られて、深い荒瀬から急瀬となります。 一番深いところはどれくらいの深さがあるのか、泳げない自分としては近寄るのが少々怖い感じでさえありました。

 というのも深い急瀬の両側は小石が入っているのですが、急激に深くなっていくのです。小石ですからすぐに滑って行きます。下手をするとそのまま滑って体は川底へとなりかねません。 何でこういう流れがかわの中央にできたのか、ますます不可思議です。

         ② 

 竿はシマノのアドバンフォース、水中糸は0.1号の複合メタル、タックルに問題はありません。問題はオトリです。入ってくれるか、泳いでくれるか、どうすれば川底に入ってくれるのか。 背バリとおもりの二面作戦で行くことにしました。おもりは3号をチョイス。

 でも流される、川底に落ち着かない、瀬脇の緩やかな流れのところしか入ってくれない。そこで、背バリを止めておもりの二段構え、3号のおもりに4号を追加しました。合計””7号のおもり仕掛け””です。 初めての経験ですね、こんなおもりの使用は。(球磨川では10号のおもりやそれ以上のおもりを使う場合もあるなんて本で読んだことがありますが。)

 ③ 

 そしたら、③の左側の、この流れの右岸寄りでさほど強烈ではない当たりがはっきりと伝わってきました。いやあ嬉しかったです。まず1匹を何とかして掛けたい!それだけで竿を出した流れですから。 鮎は居た! 何とか掛かった! もう十分。

 オトリを代えて泳がせましたが、おとりが代わったというのに、その後の当たりはなし。 無理をしないことにして納竿です。 結局この急瀬では11時から11時50分まで竿を出して、釣果は1匹という結果でした。 あとから思ったのですが、もしかしてこの流れには大きな石は入ってはいないのではないでしょうか。小砂利ばかりの早い深い流れで、鮎の生息には向かない流れということなのかなあなんて自己弁護みたいなことを考えてしまいました。

 寒河江川橋下流では、9時23分から10時20分で同じく1匹の釣果、あわせてたったの2匹の釣果、貧果でした。 落ち込みますね。

 腕が下手、川を見る目がないのか、掛かりません。掛かっても逃げられます。粘りと根性がなくなってきました。 体力の低下は避けられません。 9.5メートルの竿は重いです。

 

 でも寒河江川の環境というか、まわりの自然環境はとっても素晴らしいものがあります。なんといっても広々としていて解放感が半端じゃないですね。 川幅も広いですが、上空も広いものです。 親子連れが川で遊ぶのには最適かも。

          

 河川敷では全国からペットを持ち寄っての大会みたいなものを開いているようでした。デコトラの集合もありましたし。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうしたのでしょう、最上川

2014-09-01 16:28:52 | 最上川

 きのうのブログをご覧になった方はうすうすお感じのことと思います。 そうです、きのうは最上川と寒河江川に行って来ました。

 最上川は本当に行って来たというだけで、竿は出しませんでした。出すまでもなかったということです、悲しいことに。

 

 去年もダメで今年も鮎はいないことはないようですが、圧倒的に数が少ないようで、もうほぼ完全に鮎釣り人に見放されている河川のひとつになってしまったかのようです。 最上川を殊の外愛するnewoneとしてはさみしい限りです。

 

 地元のガラガケの人に話しかけたのですが、寂しそうに言っていました、去年は全くダメで、ことしもさっぱりだと、アユが居ないから釣り人が来ないのだと。

 

 newoneが大好きな寒河江市の「湯~チェリー」のそばの最上川、流れがすっかり変わってしまいました。まるでもう釣りに来るな!とでもいうような川の流れの変わりようです。 右岸側の護岸もすっかり大増水で壊されてしまっているし・・・。

 

 (見ているときに1回掛かったようなのですが、竿を溜めているときにバラしてしまったようです。)

 みちのくで大河川というと、北上川、最上川、米代川が代表的だと思いますが、どの河川もパッとしないようで、もうガッカリもいいところ、それもこれもすべて異常気象のせいにしてしまえば気は楽なんですが、本当に一体どうしたというのでしょうか。

         (黒い雲があったのですが・・・・)

 

 夏の後半の鮎釣りは数釣りよりは何と言っても”大鮎”釣りです。 それが叶わなくなるなんて、楽しみの大半を奪われてしまったかのようです。 鮎釣り大会の数釣り大会はそれなりに楽しいものではありますが、それはまるで”難行苦行の僧侶”のような心境で、およそ趣味の域をはるかに超えています。

 愚痴ばかり出てきます。 そういうわけで最上川は見ただけで竿は出さずに終わり、竿を出したのは寒河江川でした。

 寒河江川は結構な釣り人がいました。いやもっと言えばかなりの釣り人が川に入っていました。今思えばチェリーランド付近に釣り人が多かったのは何のことはない当たり前のことだったのですが、寒河江川は水量がかなり少ないのではないでしょうか。 組合のブログではいつも”平水”となっていますが。

 いつものところでオトリ2匹と日釣り券を購入。 オトリ店の高齢の主人ははやりチェリーランドがいいというのですが、前に寒河江橋の下流がいいという地元の方のアドバイスを頂いていたことを思い出し、チェリーランドを横目に見ながら、寒河江橋を目指し右岸側を走っていたところ、すぐそばの右岸側に素晴らしい瀬が続いているではないですか!!

 ① 

 newone好みの瀬で、瀬の長さは150メートル近くもあるでしょうか。 しかもそこに釣り人はいないのです。 しめた!ここだ!ここがnewoneを待っていたのだと勝手に解釈して、早速釣りの準備です。

 ② 

 深くもなく浅くもなく、石も結構あるようで、ここで掛からなくて一体どこで掛かるのだ!!とでも言ってるように感じました。 ピリッと感じるものがあったのですね。

 キラキラして眩しく、神々しいこと・・・・。

 ③ 

 ①の下流の右岸側を泳がせました。 時に午前9時23分ですか。 すぐには追ってはきませんでした。 でも5,6分後かククッという心地よい当たりが伝わってきました。 嬉しくなります、掛かりそうだと見込んだ流れで早速追ってくれたのですから。

 左岸に寄せて無事引き抜いて取り込みました。 よし!これはいけるぞ!とすっかりいい調子になってしまい、オトリを交換して再度その近くに導きます、泳がせます。 するとまたしても5,6分後今度は前よりも強い当たりが伝わってきました。竿を寝かせてためてから竿を立てて取り込みの準備に入ります。

 でもあろうことか、下流に走った敵はそのまま逃げてしまいました。逃してしまいました。悔しいです。でも気を取り直して再度ほぼ同じところにオトリを入れ、泳がせていたところ、10分くらいしてか、またしても当たりが確実に伝わって来ました。

 今度の敵はもともと右岸寄りを泳がせていたのですが、さらに右岸に逃げようとします。きちんと竿を溜めてハリ掛かりをきっちりとしてから抜きに掛かったのに、あゝああアア嗚呼何ということ!またしてもまたしてもバラシ、敵は逮捕直前に逃亡(ということはないか)していきました。 

 2回連続のバラシ、1回目の時にハリを交換すべきだったのでしょう。面倒くさがりの性格が災いしてしまいました。 本来なら、スタートして20分くらいで3匹ゲットしていたはずなのです。それがたったの1匹のみ。

 そのときです、左岸から忍び寄ってきた人がいました。 鮎釣りの姿をしていますが竿を持っていません。タモも曳舟もありません。   そうなのです、”監視員”でした。ここ寒河江川では日釣り券の現場売りは1000円高の2500円になってしまいます。 でも監視員に来られたのは初めてかな、ここ数年では。

 釣れているかと聞くので、1匹は捕りこんだが2匹はばらしてしまった、寒河江橋の下流がいいと聞いていたのでここに入ったのだが、と答えると、ここはあまり釣れない、いいところではない、刺し網も投網も入っているからというのです。 そうかあああ~、橋下は投網がOKなんだ、忘れていた、愚かですねえ~。

 でも橋の下流にいい釣り場があると聞いていたのだがと言ったら、そこは多分もっと下流の左岸側に車が見えるところ、少しカーブしているところではないか、あそこは水深があって、川相も瀬やトロがあり投網では攻めにくいところだと言います。

 ここまで言われるとなんか””弱り目に祟り目””という感じで、これでもかと頭を殴られたかのようです。 でも3匹きちんとキャッチしていれば、もしかして流れはnewoneの方に傾いていたかもしれない。 まあいまさらそんなことを言っても詮無いことですが、すっかり身も心も打ちのめされてしまったかのよう。

     

 (寒河江橋の方は何かnewoneを待っていてくれているようには感じられなかった。)

 これでは掛かるはずがありません。それでも諦めきれずに竿を出し続けたのですが掛かりません。精神の立て直しができないままに竿を出しても掛かりませんよね。 鮎釣りはかなりのメンタルな部分が深くかつ強く影響する釣りですから。

 こういうことまで書くnewoneもくどいというか、諦めが悪いというかどうしようもない釣り人ですね。 でもこれでまだ半分なのですが。 もうやめときますか?! そうか、じゃあここまでを一応「第一部」としておきましょうか。

 「第二部」に続く、ごきげんよう  ということにしたら怒られそうです。 でも長くなりすぎました。 

   夜になったら”書き加えます”、多分。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする