昨夜から早朝にかけて結構な雨音がしたので、かなり降ったのかなと思ったのですが、意外にもそうではなかったようです。
水位は大して増えてはいないし、濁りも思ったよりもないです。 天気も午後からは陽も差し込んできて、少し蒸し暑く感じられるような一日といっていいようです。
尺八の練習をしている人がいました。
きのう最上川と寒河江川について書いたところ、「遊漁券を買ったのか」というコメントがありましたので、改めて証拠となる写真を掲載しておきます。 ついでと言っては何ですが、8月2日の分も掲載します。
きのうは8月31日の第一部として、最上川の様子と寒河江川橋下流の右岸側での釣りについて、事細かに書いてみました。
9月1日付けの第二漁協のHPに、最上川について「川の情報」として、書いてありました。それによると、ひところに比べると極端に鮎の数が少ない、いろんな努力や調査はしているが原因は不明、とのことです。
きょうはその続きで、寒河江川橋の上流、チェリーランドでの鮎釣りの状況について、自分の記録のために思い出しながら書いて行きます。 直接関係はないですが、認知症を予防するためには、思い出しながら書くという行為はとてもいいことのようです。(辻 一郎先生談)
チェリーランドの上流の方の砂利が敷き詰められているところに車を止めました。 そこから見ると居る居る、どこにでも釣り人は居るという感じで、寒河江川はすごい人気河川のような状況でした。
つまりパッと見たところ入れそうなところがない!という感じだったのです。 もちろん大会のような竿1本分を開けるとかいうこととは異なりますが、良さそうだなと思われるところには先客がいるということです。
でも1カ所だけ見つけました。 川のちょうど真ん中あたり、ど真ん中の急瀬らしきところに誰も入っていないのです。 がら空きでした。 釣れないからか、鮎が入れそうにないくらい強い瀬だからか、鮎がいないからか、それは何とも言えません。分かりません。
その急瀬がはじまる瀬頭には釣り人は居ました。 よし!こうなったらダメもと、失うものはなにもないのだから、一か八かやってみようという気になりました。
①
なんで川のど真ん中にこういう強烈な一本瀬ができたのでしょうか。自然現象は摩訶不思議です。またすごい力です。 急激に流れが絞られて、深い荒瀬から急瀬となります。 一番深いところはどれくらいの深さがあるのか、泳げない自分としては近寄るのが少々怖い感じでさえありました。
というのも深い急瀬の両側は小石が入っているのですが、急激に深くなっていくのです。小石ですからすぐに滑って行きます。下手をするとそのまま滑って体は川底へとなりかねません。 何でこういう流れがかわの中央にできたのか、ますます不可思議です。
②
竿はシマノのアドバンフォース、水中糸は0.1号の複合メタル、タックルに問題はありません。問題はオトリです。入ってくれるか、泳いでくれるか、どうすれば川底に入ってくれるのか。 背バリとおもりの二面作戦で行くことにしました。おもりは3号をチョイス。
でも流される、川底に落ち着かない、瀬脇の緩やかな流れのところしか入ってくれない。そこで、背バリを止めておもりの二段構え、3号のおもりに4号を追加しました。合計””7号のおもり仕掛け””です。 初めての経験ですね、こんなおもりの使用は。(球磨川では10号のおもりやそれ以上のおもりを使う場合もあるなんて本で読んだことがありますが。)
③
そしたら、③の左側の、この流れの右岸寄りでさほど強烈ではない当たりがはっきりと伝わってきました。いやあ嬉しかったです。まず1匹を何とかして掛けたい!それだけで竿を出した流れですから。 鮎は居た! 何とか掛かった! もう十分。
オトリを代えて泳がせましたが、おとりが代わったというのに、その後の当たりはなし。 無理をしないことにして納竿です。 結局この急瀬では11時から11時50分まで竿を出して、釣果は1匹という結果でした。 あとから思ったのですが、もしかしてこの流れには大きな石は入ってはいないのではないでしょうか。小砂利ばかりの早い深い流れで、鮎の生息には向かない流れということなのかなあなんて自己弁護みたいなことを考えてしまいました。
寒河江川橋下流では、9時23分から10時20分で同じく1匹の釣果、あわせてたったの2匹の釣果、貧果でした。 落ち込みますね。
腕が下手、川を見る目がないのか、掛かりません。掛かっても逃げられます。粘りと根性がなくなってきました。 体力の低下は避けられません。 9.5メートルの竿は重いです。
でも寒河江川の環境というか、まわりの自然環境はとっても素晴らしいものがあります。なんといっても広々としていて解放感が半端じゃないですね。 川幅も広いですが、上空も広いものです。 親子連れが川で遊ぶのには最適かも。
河川敷では全国からペットを持ち寄っての大会みたいなものを開いているようでした。デコトラの集合もありましたし。