日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

仕事のできる若者

2011-10-07 01:44:34 | Weblog
昨日の、年下の先輩との会話。

私「明日H.C.R(ビッグサイトで行われる福祉用具の展示イベント)って、やっぱり楽しみですか?」

先輩「そりゃそうっすよ! どんな新製品が出るのか今から考えると、どきどきする。イベント会場を隅から隅まで見て、今までこういう物があったらなあって、存在しなくてサービスを諦めていたものを見つけたら、とても嬉しいんです。あの方(利用者)には、これが使えるんじゃないか(!)とか。想像したりすると、興奮して前の晩は眠れないんですよ。ジョリー(仮名)さんも、行けばきっとそうなりますよ。」

「すご……。」


皆さん、32歳の時にどんな気持ちで仕事をされていたでしょうか(笑)

以前勤めていた会社で「ザ・パック」という包装関係の展示イベントの日には、まあ仕事をサボってるようなもんだからいいっかと、ボーっと会場を歩いて眺めているだけだったのを思い出してしまいましたが。

なんか、今までの自分の不誠実さと比較すると、感動して涙が出そうになりましたよw

仕事早く終わらないかなあとか、友達と会うとか、お酒とか、パチンコとか遊ぶことしか考えていませんでした。

まあ、景気が悪いからと景気のせいにできていた理由もあったのですが、現在のように成長分野に入ってみると、その言い訳ができなくなるというのがあります。

最近は、家に帰っても仕事の復習が続かないのと、記憶力の低下がやたらとネックになっていますが、仕事の終わりには日記をつけて、どうにか付いていこうとしていますけど。

面倒くさくても、その日に何をしたのか記録をつけないと、何もしなかったのと同じなんですよね。

そういえば、家電量販店の販売員の報酬が比較的高いのは、各種メーカーの全家電商品のパンフレットに目を通しておいて、何でも答えられるという知識が求められるからなのですが、あれって、自分たちも最新家電を色々購入していたり、けっこう資本と努力がいる仕事だったように思います。

今の仕事の場合、すべてが健康な自分の使わない商品ですから、年寄りや障害者に必要な道具にどれくらい興味と、思いやりをそそげられるかという難関があるのですが、介護の仕事をしてきたので、目指すサービスは同じなんですけどねえ。

今ようやく気が付きましたが、異動というよりは、転職だなこれは(笑)

H.C.R。まあ、仕事のできる若者を見習って、自分も真面目に見て回りますか。