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のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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一本の鉛筆があれば 広島平和音楽祭

2012年08月08日 10時05分40秒 | うたごえ

あなたに聴いてもらいたい あなたに読んでもらいたい
あなたに歌ってもらいたい あなたに信じてもらいたい
一本の鉛筆があれば 私はあなたへの愛を書く
一本の鉛筆があれば 戦争はいやだと私は書く
 中略
一本の鉛筆があれば 八月六日の朝と書く
一本の鉛筆があれば 人間のいのちと私は書く

http://youtu.be/2iennv9YhlA 美空ひばりさん
http://youtu.be/WC7EnbPVwUQ クミコさん

第一回広島平和音楽祭 古賀政男さんがプロディゥスした
作詞は脚本家であり映画監督の松山善三さん 作曲 佐藤勝さん
この曲は ひばりさんに歌ってもらうために作られた

ひばりさんは この曲に想い入れがあり 生涯でのベストテンに入るという
彼女は当時 暴力団の興業に関連したとされ 紅白歌合戦にも拒否された
現在は 暴力団排除が厳しくなったが 当時 地方興行は必要悪だった

その上 弟も犯罪に巻き込まれ 世間からは多くのパッシングを受けていた
このような時に この歌に巡り会えた
それは彼女の幼少時代にも重なる

住んでいた横浜も大空襲に会い 一家は逃げ惑った
幼いひばりさんには歌があった
その天才の声と歌で 一躍 有名になって行った

一本の鉛筆があれば この曲に 平和を願う心が込められている
ひばりさん亡き後も この曲は多くの歌手に歌い継がれている
クミコさんの歌も 素晴らしい歌唱力で 平和の願いを歌っている

私は若い頃 広島にも一人旅をした
原爆資料館に入って 大きな衝撃を受けた
まともに見ていられない 原爆の怖ろしい記録が夥しく訴えていた

その後 添乗員でも広島に数度訪れたが 幸い ここは外れていた
もう一度は見たくない 見られない想いが押し寄せるのだ
ここが爆心地 この川に この町に 多くの犠牲者が居た

何十万のいのちと 生活の証は一瞬にして消えた
どこまでも続く廃墟の地は その後 草木も生えないと言われていた
しかし 人間と植物など 生命力は逞しい

奇跡のように蘇った ただ失われたものは 永遠に帰ってこない
原発の被災は ふるさとも これまでの日常をも やはり一瞬にして破壊した
だが 広島の例がある 奇跡は必ず起こると信じている

世界の歴史上 人類の歴史上 戦争や争いは絶えたことが無い
オリンピックでスポーツが平和の祭典で 一つになれることは素晴らしい
しかし この今も どこかで 人が人を殺戮している



一昨日 八月六日の午後 空は雷鳴に轟いた
稲妻が何回も走り 落雷の轟音が響く
私には これが 多くの戦争の犠牲者への 鎮魂の響きにも聴こえていた


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