頭を悩ませる問題が 突如信州のある町役場から送付されてきた
その町に住んでいた親戚の夫婦 以前に亡くなった伯父 その妻が100歳近くで今年亡くなっていた
両親の死後20数年を経て その後も その以前も 親戚付き合いは殆どしていなかったものである
親が生きていた時に 親戚の相関図を残してくれないかと 私は何度も言ったことがある
親の兄弟がどこにいて どんな家族が居るのか 時に話に出てきてもさっぱり分かって居なかった
一度 親の死後 ある親戚の葬儀に参加した時 掛け軸になった家系図を私は見せられた
松平の家系に結び付き 世が世で有ればお前はね と言われてルーツはその時だけ垣間見た
しかし それでも親兄弟の相関図は全く分かって居なかった 果たして何人 どこに居るの?である
ところが数年前 冒頭の親戚から相続権放棄の御願が突如来て びっくりさせられたものである
それは土地を売ったが 所有権移転登記がされていない ついては相続人全員の放棄をお願いとある
別に 叔母がそこに住んでおり 伯父が買ったものだから 貰う根拠は無く賛同して手続きに署名した
多分 親戚一同も送られてきた書類に捺印賛同したのだろう それで一件落着したものと思っていた
叔母が亡くなったことも この町役場の通知で知ったものである 子供が居ない所帯だった
詳細が分からない 残った土地なのか 相続人全員で話し合い固定資産税を支払いをして欲しいと有る
どの土地なのか 現在誰が所有しているのか 全く分からない土地なのである
田舎の大して大きくも無く 財産価値も見込めないものに 家裁やら連絡先も不明の親戚への連絡
もしかしたら マイナス財産になるかもしれない そして相続人 何と29名 相関図で分かった
親の兄弟は8人 現在全員死亡 その下に家族が4名から8名いる 困った事だ
兄と電話で話しても雲をつかむような話だ 音信不通の親戚同士 どう連絡するのか
わずかな相続権なんて要らないけれど 放っておくと税金が加算されて増えて来る
親戚の死亡で 親の相関図は分かったが 面倒な世の中 これから解決への道を探る
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m