越川芳明のカフェ・ノマド Cafe Nomad, Yoshiaki Koshikawa

世界と日本のボーダー文化

The Border Culture of the World and Japan

チアパスの詩人

2008年12月29日 | 小説
ペンクラブ主催の、アンバル・パストさんを「囲む会」が24日(水)にあった。パストさんは、チアパスのサンクリストバル在住の女性詩人。もともとは米国のノースカロライナ生まれだが、いまはメキシコ国籍をとり、先住民の言語ツォツィル語やスペイン語で詩を書く。

民話調の、ユーモアのある、ときにセクシャルな詩である。土曜美術社の『現代メキシコ詩集』に、細野豊氏の翻訳がある。会場で、彼女の詩集を二冊買い求めた。

会のあと、久しぶりにお会いした野谷文昭さんと喫茶店に行き、コーヒーを飲みながら雑談した。野谷さんは、某社の翻訳で缶詰になっているとのこと。岩波書店から今年の初春に出されたコルタサルの翻訳の話や、キューバやメキシコの話をうかがった。



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1 コメント

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ベースボール (ポストモダンのゲーム論)
2008-12-29 10:16:14
ユニヴァーサル野球協会http://d.hatena.ne.jp/kiyoshi_maro/20081228/1230449584
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