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武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

箱根天山でのんびりと

2006年01月06日 19時21分09秒 | Weblog
ただいま!!

今朝から、雪の舞う中、箱根天山に行き、半日温泉で遊びました。娘と二人、野天風呂で、はしゃぎました。

この冬一番の冷え込みなのですって。小田厚道路の途中から雪が降り始め、箱根の山は、幽玄な墨絵の世界のようでした。

天山は初めて行きましたが、一休とのはしごが出来るということで、両方入りました。一休は、素晴しかったぁ。シャワー設備が、ないのです!! 建物は、まだ新しいようなのですが。湯気の中から木々の間に落ちてくる滝を近くに眺め、遠くに雪景色を垣間見、木の枝々から時折落ちてくる雪の塊に短い悲鳴をあげ、桶の響く音を楽しむひととき、現実の世界を忘れそうなほど、ゆったりしていました。

ただ、ね…。
露天風呂で、歯磨きをしているおばさんがいました!
湯気に乗って、歯磨き粉の匂いが流れてきます。がっかりですよぉ。
なんてことをするのだ、と憤慨して、お店の人に注意してもらいました。
でもね…。シタタカナおばさんは、すぐには出ない。しばらく固まったように、露天風呂で頑張っていました。意地になっちゃったのでしょうねえ。可哀想に。露天風呂を独り占めして汚い行動をして、もう、あそこには、来ることが出来ないでしょうね。自分のおうちと、間違っちゃったのでしょうね。じっくりと観察しましたが、歯磨きの仕方が、お上手でした。丈夫な歯をお持ちなんでしょうね。

内湯、といっても、壁がないのですが、そこから、下のほうにあるふたつの露天風呂を見下ろせるのです。湯気の向こうの出来事を、しばらく意地悪に眺めていました。
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