武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

12月は、銀河鉄道の夜を読みます。

2011年12月02日 11時42分54秒 | Weblog
宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』「[9]ジョバンニの切符」の、双子の星のあたりから、目覚めたところまでを抜き出して、読みます。


17日(土)15時開演「二人会」inガス燈 JR総武線本八幡駅または京成八幡駅下車5分から7分


22日(木)14時開演「すきとおったたべものたち」inなよたけ 小田急線本厚木駅下車3分


25日(日)13時開演「大川端 語りの会」inそら庵 地下鉄森下駅下車10分または清澄白河駅下車7分


☆17日は、相方の柿原千恵子も銀河鉄道の夜を読みます。パシフィック号のあたりを読むそうです。
銀河鉄道の夜をたっぷり聴きたい人にはたまらないひと時になりそうです。


☆22日と25日は、柚季純さんとコラボします。銀河鉄道の夜のコラボと、柚季さんの歌で、あったまってください。
柚季さんは、私の年下の姉さんです^^;
彼女の生き方や考え方も大好きで、その人間性から滲み出る歌は、「語り」そのものです。
とてもシャイな一面もありますので、つきあえばつきあうほど味わい深くなる、烏賊(イカ)した姉さんです。



今年の夏は、天の川を満喫してきました。夜空を眺めていると「銀河鉄道の夜」の場面がいくつも浮かびました。もうそろそろ読もうかな、どこを読もうかな、と考えているときが、一番好きな時間です。

そうそう。もしもお声をかけてくだされば、どこへでも出かけてまいりますので、お気軽にご連絡くださいませ。


お問い合わせは、nekomeme@docomo.ne.jpへ。
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正しいことなど何もないのだと思いつつ探してしまう「正しいこと」

2011年12月02日 10時49分02秒 | Weblog
たとえば、1+1は2になることが正しいのだけれども、そこのところが信じることができないのだ。
ほかの答えがあるかもしれないと、探してしまうのだ。無駄な時間を費やしていると知りつつ、いやきっと何かが見つかるかもしれないと、探してしまうのだ。困った癖だ。


私の読んでいる「八郎」を聴いた人から、完成されているよね、というほめ言葉をいただくことがある。
私は、ちっとも完成されているとは思っていない。そもそも完成を求めてもいない。これで良いと満足できたら、どんなにか幸せだろうし、ぐんと成長もするだろう。宮本武蔵は、満足し、その上で前に進むことができる、と言ったとか…? 

ずっと前になるけれど、他の方の朗読会で、宮沢賢治のアメニモマケズを、飛び入りで読んだ。30分くらい前に詩を書いた紙を渡され、読んでと言われた。
心の準備もままならぬまま読んだのだけれど、それが、とてもうまく読めた。たぶんそれが、私にとっての完成形だ。そしてそれ以来、それより満足のいく読みができたためしはない。
あの時の満足感や幸福感は、忘れることができない。
でも、忘れたほうがいい、といつも思う。私は宮本武蔵のようにはなれない。慢心で、ダメになってしまうのだ。

技術を向上させようと努力するのと、あの幸福感を再び、という思いで努力するのとでは、努力の仕方が違ってくるような気がする。褒めて育てよ、というけれど、褒め方を間違えると、ただ、殺してしまうだけになるような気がする。

朗読は、録音をしない限り、その時だけの「夢」のようなものだ。
一度の成功は、記憶の中で、より煌びやかに輝いてしまうのだ。


ところで

形になるもので、自己表現したい…という欲求が、知らぬうちに芽生えたのか、五行歌を作り始め、ついに、詩を書き始めてしまった。

そしてついに、同人誌デビュー!!

ご興味のおありになる方は、お声をかけてくださいませ。

nekomeme@docomo.ne.jp


12月の予定を書くつもりでしたが、、、次回にしますm(__)m

17日、22日、25日にお暇がありそうな方は、手帳にチェックを入れてくださいませ

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