武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

この秋もあちこちで読みますよ、という宣伝と、朗読への心構えについての繰り言

2015年11月05日 10時29分49秒 | Weblog

カレンダーとにらめっこしています。

来週からあれこれと慌ただしくなります。

 

まずは15日(日)の「言葉と音楽と憩うひととき」

21日(土)の「二人会inガス燈」

12月5日の「猫のしっぽ旗揚げ公演」

この他に、2つばかり勉強会発表などを控えています。

ひとつひとつ、大切な演目ばかり。

心を込めて、読ませていただきます。

 

最近ときどき、怖くなるのです。

慣れ過ぎていないか・・・ということ。

同じ演目を何度も繰り返すうちに、その演目と親しくなります。

親しくなると、読み方はこなれてスムーズになりますが、時として、心がなくなるような気がして怖くなります。

 

昔もブログにも書いたことがあったと思いますが、、、

大きく立派な劇場にミュージカルを観に行きました。ロングランで大評判、席を確保するのが大変でした。

心躍らせて行きましたが、たいへんショックを受けました。

音楽に乗らねばならないから、間がおかしいのです。

ひとつひとつ段取りをこなすだけの芝居でした。

もしかしたら、裏でなにかトラブルでもあって、気もそぞろだったのかもしれません。たまたまそんな時に当たってしまったのかもしれません。

でも、一期一会。

いつもこんなできなのだろうかと考えたものです。

去年だったか、勇気をだして同じ劇場に観に行きました。

今度は素晴らしく堪能できましたので、ほっとしましたが、、、さて自分の身に置き換えたら、とドギマギします。

ひとつの作品に取り組むたびに、丁寧にできているだろうか。

どこか慣れっこになってはいないだろうか。

より深く掘り下げたいと思いつつ繰り返している演目が、どこかカタチだけのものになってしまっていないだろうか?

 

朗読は、自分との闘いだなあ、と思っています。

精神修養ではないかと思っています。

どんなに取り繕っても、芯がしっかりとしていないと、聴き手にばれてしまいます。

語りは騙り・・・ではありますが。

さて、難しい。

声だけ、なのですもの。

朗読は、だから奥深く尚且つ魅力的でもあるとも考えるのでありますのです☆

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たまには楽しくお茶目になれたらいいなと思う今日この頃なので

2015年11月02日 00時02分57秒 | Weblog

海や川を眺めていると心が安らぐ

出かけることのできないときは

風呂のお湯でもコップの水でもいい

水が、心を和ませる

やわらかくてかたちもなく

ゆらゆらと揺蕩うにまかせて

 

心が自由な時に

セロ弾きのゴーシュを読んでみたら

きっと楽しく声に乗せることができるかもしれない

軽やかに自由に

そして

ちいっちゃな、16分の1のバイオリンをセロに見立てて

ぎぃこぎぃこと☆ 

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