武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

退院とこれから

2019年02月27日 18時01分08秒 | Weblog

みなさまにはたいへんご心配をおかけして申し訳ないやら有り難いやらで・・・

無事退院することができました 

入院中は、ピンク色のパジャマでふわふわと過ごしていましたよ。

看護師さんたちにかわいいですね~と褒められて

かわいいおばあちゃん?

ま、いっか。

 手術は無事終えました。

甲状腺の左側を取りましたので

右の甲状腺サマには、これからがんばって活躍してもらわねばなりません。

首の傷は7センチくらいと、ドレーンという管を入れていた穴の跡がひとつ。

落ち着いてくれば、どこが皺だかどこが傷なのか

わからなくなりそうです。

眼球摘出の手術に比べたら、精神的にもずっと楽!

例えこれが癌だとしても。

結果は3月の末にならないとわかりませんが

のんびりと構えていることができそうです。

声について

お医者様には、朗読をしているので声のことだけが心配だと

お願いしていました。

外科的には大丈夫だったのですが

全身麻酔の際に、気管支に管を入れて強制的に呼吸をさせたことで

気管支に負担がかかり

痰が多く出ているのと

やはり声を出していると

声がかすれたり、せき込んだり

そんな状態ではあります。

時間はかかりそうですが、じきに治るそうです。

次の朗読は

6月19日の太宰治を読む会

今年も6人で読ませていただきます。

六色の太宰を楽しんでいただけますよう

準備をしております。

 

いつも何度でも、言います。

体の異変に気付いたら

我慢しないこと

勘違いでも恥ずかしいことはないのです

迷わずお医者さまに診てもらうこと

人生は一度きりですから

あきらめないこと

約束してくださいね

 

 

 

 

 

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神様は乗り越えられない試練は与えない

2019年02月15日 00時08分09秒 | Weblog

「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています」

 池江瑠花子選手の言葉。
 
すごいんだな。
命にかかわるような病気になって
闘う姿勢で臨んでいる。
 
私はどうだ!
 
たかが、の病気でこんなに憶病になっている
 
しっかりしなきゃ
 
意外とチキンハートな自分に辟易している
今日この頃です
 
今までも、乗り越えてきたかな
いつの間にか乗り越えていたな
よおっし私も ひとがんばりだ
 
 
術前検査で
転移がないことがわかりました。
ホッとしております。
検査の数日前から
夜、眠ることができなくなって
とうとう胃痛になりまして
 
チキンなハートに
あきれ返っています
 
 
さて、明日は『羅生門』を読みます。
 
下人のセリフ、数年来の課題が解けました!
 
ただ、稽古の時にはどうしてもむせてしまいます。
 
本番では、咽ないように気を付けて
 
語らせていただきます。
 
 
 
 
 
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朗読会が延期になりまして・・・

2019年02月10日 21時41分56秒 | Weblog

関東地方の大雪情報があったため

朗読会を延期にいたしました。

延期になったため、ご都合の悪くなったかたがいらっしゃいますので

お席に二人ほど余裕ができました。

2月16日土曜日午後2時開演です。

お時間がおありでしたら、ぜひお運びくださいませ。

こんどこそ、いい天気でありますように!と願いを込めて

ご案内させていただきます。

 

 皆さまには大変ご心配をおかけしています。

19日には入院してしまいますので、無理やり16日に開催することにしました。

万万万が一

高い声が出づらくなったりの可能性がゼロではないということなので

どうしても、やりたかった・・・という私のわがままをきいてもらいました。

そりゃ怖いですもん(笑)

万万万が一の甲状腺嚢胞ができていたのですから、ね。

 

入院にあたって

ショッキングピンクのパジャマを買うのだと

決めています。

いつも黒い服ばかりを着ていますが

一週間は特別に、派手な寝間着で過ごして

いつもと違う時間をすごしたいと思います。

みなさまにお願いしたいのです。

健康診断は、ちゃんと受けること

私の甲状腺嚢胞も、人間ドックでみつかりました。

たまたま、です。

 

元気がいちばん

 

 

 

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経緯など報告します

2019年02月05日 11時08分01秒 | Weblog

このところいろんなことがありました。

長文です。備忘録のつもりもあります。

ブログを書いておいて、読まないでというのも変ですが

お暇じゃなければ、ここでおしまいにしてくださいね^^)

詳細は省きますが、赤ん坊のころに右目を怪我しました。

そのため右目がとても弱く

とうとう

2017年12月に、激痛とともに失明したようです。

兆候は少し前からありましたが、数週間にわたり耐えられない痛みに襲われました。

右目が見えないことに気付きました。

眼科に行くと「右目が、その役目を終えた」と言われました。

以後、目の奥の鈍痛と頭痛に悩まされ、外に出ることもままならなくなりました。

ほぼ鬱状態で過ごしました。

お医者さまからは、痛みを取るためには眼球摘出しか方法がないから、

自分で納得したら、いつでも手術をしようと言われていました。

決断するのに1年を要しました。

去年の暮れに、ようやく決断することができ、

手術をお願いし、3月に予定を入れていました。

ところが!

今年に入って、いつの間にか痛みが軽くなっているのに気付きました。

通院の時に痛みがないんですが、と言うと

眼科の先生は「じゃあ、やめよう!再度痛くなったら、いつでも手術はできる」

と中止をしてくださいました。

嬉しくて嬉しくて!

そして次の週の別件通院で・・・

2016年に甲状腺嚢胞が見つかって検査を続けてきたのですが、結果が思わしくないと手術を勧められ

昨日、手術が決まりました。

まるで甲状腺の手術のために痛みが止まり手術が中止になったようなグッドタイミングでした。

 

数年前から、私の首から上がしっちゃかめっちゃかになっています。

右目が失明したことで台本や本を読むのが辛くなってきました。

人前に出るもの恥ずかしくなりました。

誰にも会いたくない。

そのうえに、甲状腺の手術で声に支障が出たら、

おいおい!私から朗読を奪うのですか?と

情けない気持ちになりました。

命がなくなるわけじゃないのだから、

生きてさえいれば、なんとかなる

大したことじゃないのに

騒ぎ立てるのはよそうよ

朗読だって、きっと何かほかの形で活かすことはできるはず

苦しいのは私だけじゃない

みんな重いものをかかえて生きている

 

私は、元気です

能天気に、これからも生きていきます

 

 できるかぎり、朗読しましょう

左目があります

命があります

逃げずに

 

 

 

 

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