武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

京都法然院にて ~賢治へのオマージュ~ 

2012年09月30日 09時29分03秒 | Weblog

昨日のきくみみ会、予想を上回るお客様がいらしてくださり、無事終えることができました。

福島の詩人内池和子さん、自作の「漂流する秋」とその他の詩を数篇読まれましたが、静かな読みの中に込められている怒りや悲しみが、私たちの耳から心へと、お灸をすえられているように、じんわりと伝わり心の芯が熱くなりました。ひと言ひと言が、私の体と心に作用しました。

 

さて、今週末は、法然院での朗読会。

 

方丈の間の舞台セット。開演は6時半ですので、幻想的な雰囲気の中での朗読です。

 

武は、『なめとこ山の熊』を読みます。

3連休の初日です。京都観光を兼ねて、お出かけくださいませ。

 

 

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年末までの予定と、夏の近況報告です♪

2012年09月25日 13時56分28秒 | Weblog

年末にかけてのご案内状を郵送しようと書き出していたら、とてもたくさんあるので、驚きました。

こんなにこなせるのだろうか、という不安です。いつもこの不安と葛藤しています。

新しい演目も抱えています。

がんばらねばと自分のおしりをひっぱたいてもみますが、この夏の旅行で太ったおしりはなかなか容易に動きません。あらら。

 

お話をいただくのは、この時期がいちばん多いのです。重なってしまうこともありご迷惑をおかけしました。

でも、年明け以降はなんにも入っていないのですよ^^)

あ、二人会は毎月続きますので、ご贔屓に^^)v

声をかけてくださいね。どこまででも出かけてまいります

 

◆9月29日(土)14時開演 きくみみ会http://blog.goo.ne.jp/nekomeme/e/b38a8a3cb02736c935ab51eb432187d3

於 東京家政専門学校貸教室2階(高田馬場駅3分)

武は進行と、ご挨拶に代えて『注文の多い料理店 序』を読みます。福島の詩人内池和子さんを迎えて、福島の現状なども語っていただきます。1000円

 

◆10月6日(土)18時30分開演 京都法然院 方丈の間にてhttp://www.honen-in.jp/SANPAI-J.html#A

宮沢賢治没後80周年にむけて 風のいたみ~宮沢賢治へのオマージュ~

出演:志摩欣哉・武順子・片田尚孝(チェロ)・徳田恵美(津軽三味線)

武は、『なめとこ山の熊』を読みます。前売り2500円

 

◆10月20日(土)15時開演 二人会inガス燈(市川市八幡/JR本八幡駅、都営新宿線京成八幡駅)

この日は中島敦特集です。相方の柿原が『山月記』、武が『文字禍』を読みます。2000円

 

◆10月28日(日)14時開演 BOSSAの会(浅草橋駅下車すぐ)

朗読仲間5人の会です。武は、吉屋信子の『鬼火』を読みます。2000円

 

◆11月10日(土)5時開演 おもちゃ箱の会 於 風海(小田急線伊勢原駅下車5分)http://www.fu-mi0703.jp/contents/access/

オカリナとギターとのコラボです。谷崎潤一郎『刺青』と、音楽をお楽しみいただきます。2500円

 

◆11月18日(日)雨岳文庫(小田急線秦野駅下車)にて 詳細未定ですが、おそらく民話を読むのではないかと思います。http://www.ugakubunko.com/htdocs/?page_id=25

 

◆11月24日(土)15時開演 二人会inガス燈

この日武は『刺青』、相方は井伏鱒二『山椒魚』を読みます。2000円

 

◆12月は、地元千葉県印西市で7日『よだかの星』、10日『夢十夜』、22日『ラブユーフォーエバー』&『かさじぞう』

 

◆12月23日(日)そら庵にて 詳細未定ですが、毎年恒例「大川端 語りの会」。柚季純さんのうたとコラボです。武は知里幸恵編訳『アイヌ神謡集』を予定しています。http://www.sora-an.info/access.html

 

その他、小さな朗読会もありますので、ぜひお問い合わせくださいませ☆

 

◆◇◆◇◆ここから、近況です!

 

さて私は、8月末から2週間、アラスカに行ってまいりました。

まずは、アンカレッジから、鉄道も道路もつながっていない最北端の街バローへ飛行機で行きました。

北極への最短、地球のてっぺんの何もない町です。

北端の岬で北極海を眺め、この町唯一のスーパーマーケットでは、軽食コーナーで人々の姿を眺めてきました。10代の若者の恋の駆け引き(?)は、この地でも盛んのようでしたよ^^) 

1か所しかない入口では年老いたエスキモー達が毛皮を展示していました。

復路はフェアバンクスへ。

フェアバンクスでレンタカーを借りて、ここからアンカレッジを通り過ぎシュワードという太平洋に面した街までドライブで南下しました。

フェアバンクスでは黄葉紅葉の盛りでした。

赤と黄色のペルシャ絨毯を敷き詰めたような山々が、南下するにしたがって深緑色の絨毯へと変化しました。

どこを走っても遠景に壮大な雪山を望むことができます。

広くてまっすぐな道路をただひたすら走りました。

アクロバティックな道路にも挑戦しました。

もちろん左ハンドル、右側通行! 

なんとか無事故無違反で帰ってまいりました。

 

ちょっぴりの時差ぼけと、どうしようもない自然ボケ、言葉ボケで、いまだに人との会話がうまくいきません^^; 

ひと気のない環境が私にはとても居心地の良いものでしたので。

 

ぼちぼちと、朗読を再開しております。先日のガス燈では、最初のご挨拶で言葉が出てこず冷や汗をかきました。今週末は、きくみみ会で進行役です。どうなることかと、今から心配で胸がいっぱいです。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 

ではまたお会いしましょう☆

 

武 順子

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9月のお知らせ

2012年09月12日 18時05分14秒 | Weblog

9月になって、日暮れの風が、ようやく秋めいてきました。

今月の朗読会のお知らせです。

 

15日(土)15時からのガス燈では、芥川龍之介『羅生門』を読みます。

以前から読みたくてしかたなかったのですが、ようやく読もうと決めました。

さてどんな物語になるのか、自分でも楽しみです^^;

相方の柿原智恵子は、 川上弘美の『海馬』を読みます。

これ、おもしろいです!

どんどん引き込まれて、いつの間にか自分も…!!

 

 

29日(土)は、「きくみみ会」です。

福島の詩人 内池和子さんをお迎えして、ご自身の詩を朗読していただきます。

いつもの武主催の朗読会とは一味違った「語りの会」になるかと思います。

 

ポスターです!北海道北見市の長山雅子さんが描いてくださいました!

 

 漂流する秋 の 詩集でも知られる 福島伊達市在住 内池和子さんを 
 東京にお呼びして ご本人の朗読を聞きます 
 どうか 福島からの 生の声をどうぞ お聴きください 
 そして その詩をどうか今後機会を作って 朗読してください 
 ご本人もそれを希望されています 
 内池さんは長く日本民話の会の会員で 私も20年来の知人です 
 詩誌 クレマチスの会 卓 などの同人 
 福島子どもの本をひろめる会 などでも幅広く活躍されています 


        記 
 日時  9月29日 二時 
 場所  高田馬場駅3分 東京家政専門学校貸教室2階 
 参加費 1000円 

 プログラム 
 注文の多い料理店 序   武 順子 
 子守り地蔵        さいとうみちこ(やまんば)福島の民話 
 漂流する秋 その他自作の詩 内池和子 
 休憩 
 ある島のきつね      きだゆうこ  風∞☆ 
 アレクセイと泉      菅原とき子 
  
ご予約は、武順子まで

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