武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

よだかの星と、死に間について

2012年02月18日 01時23分48秒 | Weblog
今日になってしまいましたが、本八幡のガス燈で、朗読の二人会があります。

どうぞお出かけくださいませ



18日(土)15時開演
本八幡のガス燈での「二人会」で

柿原智恵子
 梨木香歩 作
 『家守綺譚』より「サザンカ」「檸檬」「南天」 
武 順子
 宮沢賢治 作
 『よだかの星』
ゲスト
 池田陽子(ヴァイオリン奏者)




先日、芥川龍之介『羅生門』を、師匠にみていただいた。
久しぶりの稽古で、とてもとても嬉しい時間であった。

どうしても息が浅くなってしまい、息が浅いまま間を取ると死に間になってしまう。

自覚があった。困ったと思いつつ、どうにもしようのない不甲斐なさ。



次号の同人誌への詩の投稿締切が近づいてきた。
投稿すべき詩はできてはいるのだけれど、いまひとつ納得がいかない。

詩にも、間がある。詩に間…などというダジャレが心に浮かび、げんなりしつつ…

どうも、死に間なのだ。



どうなのだろうか…。

文字で表現したものにも、死に間があるのだろうか。

これは、書き手である自分が勝手に思うだけで、読み手に伝わるものなのであろうか。

いやいや。

きっと、あるのだろうな。

私のブログを眺めていても、ある!ある!死に間だらけじゃないか!

今日の朗読、うまくできるかなあ。

こんなことを考え始めると、ますますどうしようもなく、間抜けになってしまうのだ。

間は魔。

肩のちからを抜いて、がんばりましょう
コメント
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