武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

オーストリア→スイス→フランス 写真を載せてみましたよっ

2019年09月25日 22時12分28秒 | Weblog

先日のブログで

旅に出た話題なのにケーキの写真1枚ですかぁ?

ということで、少しだけ載せてみることにしました。

 

ウィーンといったら、「第三の男」でしょ

団塊世代の夫の提案で、乗りに行きました。

まだ学生だった頃に、二人で観に行った映画です。

私、観覧車のところは覚えていなかった・・・

 

シェーンブルン宮殿、ネプチューンの噴水の下からみた宮殿

 

ザルツブルクでレンタカーを借りて、湖水地方をドライブ。

写真はトラウン湖の南寄りにあるトラウンキルヒェン駅。

ここにある宿を拠点にハルシュタットなどの湖を巡った。

 

ザルツブルクの古城から街並みの夕景。

粘ったけれど、夕焼けを見ることができなかった!

 

・・・中 略・・・

 

一度目のユングフラウヨッホ。

3日間吹雪いていた。すべてが雲の中!

寒かったけれど、楽しかった!

 

ユングフラウは断念してツェルマットへ

マッターホルンの朝焼け。まるで巨大な生き物が吠えているような・・・

マッターホルンは見る角度でさまざまな生き物に見える。

ライオン、トトロ、カエル、おばけ、などなどと言って遊んだ。

 

マッターホルンの近くにあるモンテローザ山群。向かって右側の丸っこい部分が最も高いそうだ。

写真の部分は、眺めていると女体が横たわっているようにみえてきた。

ローザという女性の名前の山なのかな?と考えてわくわくしてけれど

名前の由来を調べると、朝日が当たって山がバラ色に染まるから、らしいということだ。

どっちにしてもロマンチック^^)w

 

マッターホルンで2泊してハイキングをしつつ、次に行くところを話し合う。

ユングフラウが悪天候だったので諦めきれない。

ユングフラウへ戻ったのだ!

晴天!

写真はアイガー北壁。

ユングフラウヨッホのひとつ下の駅アイガーグレッチャーから宿のあるヴェンゲンまでハイキング。

クライネシャイディック駅で休憩。後ろはアイガー。

もう少し下ったところで氷河の崩落に遭遇した。

雷のような音が谷間に響き渡り滝のように雪が流れた。

強烈な体験だった。

 

晴天のユングフラウを3日間堪能して

モンブランへ。ここも晴天。

モンブランはフランスである。街の雰囲気が、フランスだ(笑)

ケーキのモンブランは、丸っこいのが正解だった。

東京会館のモンブランが、私のみた中でいちばん忠実なケーキだと思った。

モンブランを眺めながら、そんなことばかり考えていた。

気になるかたは、マロンシャンテリーで検索してください。

おいしいです。ぜひ食べてみてください。…あら?

 

エギューユデュミディ駅からモンタンヴェール駅までハイキングした。

1時間半のコースを4時間かかって制覇!

制覇のご褒美が、この氷河!

写真だとなぁんだという風景だけれど

すごいんだ。

この氷河、年に90㎝流れるらしい。

温暖化で氷も減っているようで哀しくもある。

人がいなくなると、ごおおおぉっという風の音だけが響く。

手前にある滝の音もかき消される。

静寂って、こういうことをいうのかもしれない。

山の懐の中

この旅の最後のイベントにふさわしかった。


ざざっと、こんな旅でした。

おかげさまで日焼けが酷いことになっています。

 

最後になりますが

12月7日土曜日に朗読会が決まりました。

詳細は、またのちほど

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2019年夏の旅のこと

2019年09月18日 23時38分15秒 | Weblog

今年も行ってきた。

オーストリア→リヒテンシュタイン→スイス→フランス・・・途中、ドイツに数時間とイタリアに1泊。

28泊したのだけれど、28日間とちょこっとの旅。

音楽の都ウィーンから始まって、グラーツ、湖水地方、ザルツブルク、インターラーケン、国境の町ブレゲンツへ。

湖水地方ではレンタカーでいろんな色の湖をみて回った。

美しい風景と、音楽、オペラに、ちょこっとだけ触れてきた。

フェルトキルヒでは、カードが使えなくなり、銀行を探して走り回った。

リヒテンシュタインは、国であることを初めて知り、興味津々だった。

そしてスイス。

私は2度目。1度目は若いころ、ツアーに乗っていったので、なんの印象もなかった。

という軽薄な理由で、今回も期待していなかった。

しかし!

サンモリッツから眺める4000m級の山々は素晴らしい。

ユングフラウとマッターホルン、モンブランで、それぞれハイキングをした。

普段ひきこもりがちの私にとって、けっこう過酷なものだった。

それぞれ4時間くらいは、歩いた。砂利、石、岩、の下り坂は、膝を痛める。

足がパンパンになっても、次の山が待っている。

最後はモンブランの隣の山、モンタンヴェールだった。

〆にふさわしく、より厳しいハイキングの行きつく先にあったのが、モンタンヴェールの懐だ。

深い。

人がいなくなると、風の音だけが聞こえる。ごおーっという風の音は、滝の流れる音までもかき消した。

美しい山の懐は、深くて、深くて。

鉄道の車窓からの旅もいいけれど、車窓の風景の奥にも行ってみたくなるのだ。

ほとんど行き当たりばったりの準備不足な旅。

ところで 

ザッハーホテルのザッハトルテも食べた。

チョコレートは苦手で、滅多に食べたことがないのだけれど、食べてみたら、おいしい。

ザルツブルクのザッハーホテルで食べて、インターラーケンのザッハーホテルでも食べた。

2度目のザッハトルテが、お酒が効いていて素晴らしくおいしく感じた。

お店のマスターに「ここのはザルツブルクのザッハトルテと作り方が違うのですか?」と尋ねたら、「いや、どこのお店もみな同じだ」との答え。

なぁんだ!

自分の味覚への信頼が、崩落した一瞬だった。

 

書き始めると、止まらなくなりそうだし、書きたいことがたくさんありすぎるような濃い旅だった。

 

チリチリパーマネントで、日焼けで真っ黒の顔で、日本の街を歩くのは、ちょっと恥ずかしい。

美白!とは思ったけれど、諦めだけは早いのが得意技。

あのデッカイ山の懐を覗いてきたのだもの。そんなこと、どってことないさ。

すべて、些細なこと。命さえあれば!

なぁんてね。

 

そろそろ今回あたりがお終いの旅になりそうです。

いい旅でした。

 

 

さて、毎年私たちが旅に出ている頃に、台風などの災害が起きる。

そのニュースに触れるたびに、心が痛むだけで、どうにもしようのないもどかしさがある。

今年は、我が家の近辺が停電被害に遭った。

今朝帰宅すると

物置の扉が壊れて飛んでおり、冷凍庫の中身がダメになっていた。

自宅は仕方のないことであっても、ご近所への迷惑が掛かっていたらどうしよう。

台風以降そんなことばかり考えていた。

 

 

※ 訂正 ※

モンタンヴェールは、山の名前ではありませんでした。

地域の名前のようです。

モンタンヴェール鉄道というのがあり駅名もモンタンヴェール駅です。

メールドグラースという氷河の下流(?)に位置します。

山の名前は、しばしば山群の名前だったりします。

ウィキによると、メールドグラースのある山はモンブランの北壁だったようです。

わからないことばかりで、申し訳ないです。

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