武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

明空風堂

2015年10月02日 09時35分50秒 | Weblog

いつまでもいつまでも

旅の余韻に浸っているわけにはいきません。

さて来年はどこに行こうか

話し合いはもう始まっています。

でも

頭の中は、まずはこの秋の朗読あれこれで・・・

10月24日(土)15時開演

'15明空風堂 二人会in東江寺
〜いのちの居どころ〜
日時 10月24日(土) 15時開演
場所 東江寺 渋谷区広尾5

地図がぼやけてしまいましたね。お問い合わせいただけましたら、お送りいたします。

演目

梨木香歩『家守綺譚』(新潮社刊) より「サルスベリ」「野菊」「ススキ」  朗読 柿原智恵子
宮沢賢治「なめとこ山の熊」  語り 武 順子

 入場料 2000円


『なめとこ山の熊』は、前回の明空風堂のときにも読みました。

今回も読みます。

これからも、何度でも読み続けたいと思います。

なぜか

それは私にもわかりません。

大きな自然のいとなみの中で

じゃんけんを繰り返すように

まわり続ける命

賢治の描きたかったであろう命のことを

きっと私は

何百回読んでも表現しきれることができないような気がします。

でも読み続けていくうちに

きっといつか、せめて入り口に立つ日が来るかもしれないという思いで

読み続けていきたいから、と思うのです。

 

年明けの明空風堂では

『恩讐の彼方に』(菊池寛)を3時間かけて

ほぼノーカットで読みます。

1月23日(土)15時開演

3部制にしてお聴きになりたいところだけ

聴いていただけるようにしたいと考えております。

詳細は改めて、鬼に笑われない頃に。

もしもよろしければ、お付き合いくださいませ。

コメント
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