お久しぶりです
みなさま、元気でお過ごしですか?
コロナ禍で
朗読する人たちは
とても大変な思いをされていると思います
それでも
オンライン朗読会で
遠くの人たちと交流できたり
悪いことばかりじゃないね
と思う今日この頃
オンラインでは
長いものや重いものは
向かないような気がしていますので
短いものを
何度かやらせていただきました
でもね
10月になるとなぜか読みたくなるものがあります
『なめとこ山の熊』
何度も何度も朗読会にかけていますが
どうしても納得のいくようにできない
長いのでオンラインでできない
以前読んでいた時には
聴き手の皆さんからも
いろんな反応をいただきました
稽古を重ねて
自分では変えたつもりでいても
実はちっとも変化していないようだったり
いつの間にか方向性が
間違ってしまっていたり
最近つくづく思うのは
朗読や語りって
人間性がだだもれになるってこと
邪念や自意識が
全部ばれてしまうってこと
その時々の生き方で
解釈や読み方も変わってしまう
なにしろ声と息だけですからね
必死に訴えるものを持っている
人や作品の語りは
心を打つ
私たちは
技術をひけらかすために朗読するんじゃありません
聴いてくださるかたの
心のどこかに
そっと
言葉を景色を置くことができたら
と願いながら
朗読するんだと
思うのです
さて
どこまでできるかは
本番までわかりませんが
10月8日に
『なめとこ山の熊』を
読ませていただきます
仲間とともに開催する朗読会です
(チラシはアップの写真が載っているので公開できないのです)
ああ
何年ぶりに読むのだろうか
先日稽古してみたら
まるで読めませんでした
あんなにたくさん読んだのになあと情けない気持ちになりました
でも
初心に帰って
新しい心で読めたら
新しい表現ができるかもしれない
小十郎は
ぐずぐずと理屈を考えるような人じゃなかった
私の苦手な
飄々とした語りに近づけたら
嬉しいな
なめとこ山の熊のことならおもしろい
ってね
千葉県印西市にある
印西市文化ホール ホワイエでの
ロビーコンサートvol.1
午後2時開演
「金曜日の朗読会」
無料です💖
不定期ですがこれから
いろいろな形で開催していきます
上の画像
よく見ると透明の衝立があります
朗読会のために
手作りしました
なぁんて
クリップで留めただけの簡易的なもの
釘やのこぎりは使えない(涙)
またいつか
お会いできる日がありますように
つれづれなるままに書いた日記
読んでくださって
ありがとうございます
追記
画像をきれいに乗せる方法がわかりましたので
最後に