武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

さて新年も朗読も遊んじゃおう という話

2022年01月01日 16時21分21秒 | Weblog

新しい年になりました

みなさまにとっても

この年が素敵な年になりますように

コロナ禍に

地元での朗読会は

細々とですが始めています

オンラインでの朗読も

昨年は何度かさせていただきました

やっぱり朗読って楽しい

人の朗読を聴くのも大好きだけれど

聴けば聴くほど

自分でも読みたくなるのです

 

さて

私もどんどん年を取っていきます

歳を重ねることが

作品に深みを出してくれるので

それは嬉しいことですが

しばらく声を出さずにいると

どんどん呼吸が浅くなっていくようで

それが怖くて

普段から姿勢や発声に気遣っているけれど

なめとこ山の熊のような

長い作品の時には緊張しました

マイクを使わないので

お客様の人数で声の出し方も変わります

たくさんのお客様に声を届けようとすると

かえって呼吸が浅くなってしまいそうで怖いのです

 

さてさてそんな私ですが

朗読への妙ちくりんな欲が最近なくなってきたことで

ひとつだけ

いいことを見つけたんです

遊べるようになったこと

こうすべき

こう読むべき

という縛りから放たれたことで

ちょっとだけ自由を手に入れたような気がしている

なめとこ山の小十郎も

ずいぶん遊べるようになった気がして嬉しい

 

まっとうな解釈から外れないかぎり

どんな風に読もうが自由

うわっへっただねえ

なんて言われても

ま いっか

その読み方はどうかと思うけど

いい話だね

と言われたら

ばんばんざい

 

もうあとどのくらい読めるのだろうかと思ったとき

他人からの評価に

振り回されるよりも

ワタクシ流でいっちゃえ

それがかえって清々しいかもしれない

 

さぁがんばるぞっ

 

という新年の抱負でございました

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