武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

4月6日 “春匂う卯月の口演”・・・山郷の古民家「雨岳文庫」にて『羅生門』を読む

2014年03月22日 23時01分02秒 | Weblog

チラシが到着しましたが、うまく写真が撮れませんでした。m(__)m

会場:雨岳文庫http://www.ugakubunko.com/htdocs/?page_id=25(伊勢原市上粕屋862)

    小田急線伊勢原駅下車 北口にて「大山ケーブル行き」に乗り「〆引」下車 高架下をくぐってすぐ。   

日時:4月6日(日)午前10時30分開演

会費:500円

演目:午前の部→『夢十夜』(夏目漱石)/『飛鳥山』(藤沢周平)/『食べられた山んば』(民話)/『水明り』(佐江衆一)

    午後の部→『花咲き山』(斉藤隆介)/『はぐれ鶴』(下園 功)/『鬼しぼ』(冨田有美)/『羅生門』(芥川龍之介)

お問い合わせ

0463-82-1180(下園)

090-6013-2470(武)

 

ちょうど桜のきれいな頃だと思われます。花見がてら、どうぞお運びくださいませ。途中参加も可能です。終演2時半くらい。

 

 

う~んどう考えても・・・

羅生門は、花見のころの演目ではないなあ。

ま、でもひとつの余興としてお楽しみいただけましたら、嬉しいです。  

 

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雨岳文庫での語りの会では『羅生門』を読むのですが・・・

2014年03月19日 21時11分40秒 | Weblog

インドに8日間そして香港に2日間の旅をしました。

まず香港について。

インドで消耗した体力を香港で癒してきました。

香港というと、ブランド品店の並んだ街並のイメージがありますが、私たちはソチラに興味がなくて、そそくさと素通りします。

興味がない・・・それに加えて、インド帰りの真っ黒でぼろぼろのバックパッカーがうろつくところではないからです。

高級店街にはなぜか鏡が多くて、いたるところの鏡たちに「おのれのすがたを見よ」と言われているようです。

いちおう、それなりの衣装は用意していましたが、日焼けし疲れきった顔でおしゃれをする気持ちにはなれません。

食事は、点心の店や麺の店で、300円くらいの雲呑麺。これがまたおいしい。400円出せば定食もある。スープが薄味で私たちの胃にやさしい。

ホテルだけは、香港でいちばん眺めのいいところを奮発しました。

日が沈むと、ネオンサインが煌めきます。8時を過ぎると、サーチライトのダンスが始まります。

部屋から、ぼおっと眺めていました。

対岸を眺めながらインドで考えたあれこれを整理してみようと思いましたが、整理などできるはずもなくて、ますます頭の中は混とんとしていくばかりです。

・・・そう。インドのオールドデリーやバラナシでの衝撃、あの混沌のように。

 

■ ■ ■

 

昨日、そんな衝撃について考えることもなかった出発前に決めていた演目、『羅生門』(芥川龍之介)の稽古をした。

老婆が死体の髪を一本一本抜くというあたりを読みながら、以前には感じなかった吐き気をもよおした。

様々の経験は、朗読の上にどのような影響を及ぼすのであろうか。

どんどん変わっていく自分が恐ろしくなる。

4月6日(日)の雨岳文庫で読む。http://www.ugakubunko.com/htdocs/?page_id=19

雨岳文庫は秦野市にある古い古民家。あえて「古い」をつける。屋根裏には、、、いるかもしれない。

なぁんてね。

詳細のチラシは、もうできているはずですが、まだ届かなくて^^;

届き次第、再度アップします。

 

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