goo blog サービス終了のお知らせ 

武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

朗読のテーマが大問題

2024年01月11日 15時06分23秒 | Weblog

朗読の演目を探すときの目安

 

自分が

読みたいもの読めるもの

聴いてくださる人が

喜ぶもの嫌悪するもの

 

あなたはどれを重視しますか?

 

これはとても悩ましい問題なんです

とくに私のような偏屈者にとって

 

自分で選ぶと

どうしても重いもの暗いもののような

元気が削がれてしまうものになる

 

武の朗読会は暗すぎて、イヤ

そんなことを言われたこともありますし

もっと元気なものを読めないの?

親切心から提言くださるかたもいらした

 

う~~ん

難しい

 

聴いている方に元気になっていただけるようなものを

私も探してはいるんです

 

しかし

どうしても心惹かれるものは

重いものになってしまう

困ったものだ

悩みのうちに出会ったのが

今回ご一緒させていただく舘はとみさん

大先輩です

 

普段から読んでいるものも

私と重なるものが多くて

そのへんの感覚が似ている、、、ように感じる

暗いからおもしろいんじゃなぁ~い

そんなふうにおもしろがってくださるかた

 

加賀まりこさん似の女優さんでもあります

 

嬉しいな

こんなにすっきりと

思いっきり暗い題材をテーマにできること

 

チラシも

床屋さんのように赤と青

赤い襦袢と青い炎をイメージしてみました

 

市川市八幡のガス燈です

 

もしもお時間が合いましたら

お運びくださいませ

 

すっきり明るい世界からは程遠いですけど

ありえないような

異世界に遊びにいらしてみてくださいな

  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮沢賢治を読みたくなるとき

2023年09月23日 00時42分56秒 | Weblog

朝晩の空気が爽やかに澄むころになると

賢治の物語を読みたくなる

なぜだか理由はある

うっすらとある

そのためいつも

読む場を探している

ようやく見つけた

地元のカフェだ

山小屋風の店内に大きな窓

窓の外には小さな森

 

ここで賢治を読ませてくださいとお願いして

開催することになった

地元のカフェで地元の朗読仲間と

賢治を読む

木だちHP http://kodachi.c.ooco.jp/

私は

『なめとこ山の熊』

秋になると読みたくなる物語

小十郎に会いたくなる

読むたびに

そうでないべぇ

小十郎がダメ出しする声を感じる

読むたびに

毘沙門さまのような掌の温もりを感じる

もしも

もしも遠くからいらしてくださるときには

私の愛車で(笑)送迎しますのでご問い合わせくださいませ

小さな店です

チラシが出来上がる前から予約が入っておりまして

どうぞお早めのご連絡を

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また初めから・・・近松のお稽古を!

2023年08月27日 10時35分02秒 | Weblog

今の師匠と出会って

いちばん最初に取り組んだのは平家物語だった

でもそれ以上に興味を惹かれたのが近松門左衛門

まずは

『堀川波鼓』

それから『曽根崎心中』を

『冥途の飛脚』で挫けた

河内弁で躓き 唄で躓き

どうにもこうにもならずに諦めた

 

でもね

ずっと心の中でくすぶり続けていたので

再びの挑戦したいと思い立った

披露する機会はないかもしれないけれど

できるところまでやってみよう

自分への挑戦だとも考えた

 

冥途の飛脚を抱えて師匠の胸に飛び込むことに決めた

稽古は楽しい

ダメダメダメが続くけれど

それがどんなに有り難いことなのか

今の私は知っている

いいね~うまいね~という甘い言葉は

ある意味 悪魔のささやきなのだと

知っている

師匠に見捨てられてしまわぬように

稽古に励む

とうてい身の丈に合わぬような課題に取り組む

66の手習い

いまが一番若いのだ

なんてことを呟きながら

格闘の日々

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『魚服記』を朗読しましたという話

2023年06月19日 00時27分20秒 | Weblog

昨日の「桜桃忌に太宰治を味わう会」は、無事終了いたしました

今年は『魚服記』を読みました


この作品はもう何十年も前から何度も本番にかけていますが

エピソードが多すぎて物語としてまとまりがつかず

漢字を声で表現することの難しさもあったり

一つ一つの言葉の裏の意味を

いったいどう伝えればいいのか

なかなか思うように読めなかったのです

さてどうしたものかと悩んで悩んで

 

発想の転換を試みました

それはそれでおもしろかったと感想をいただき、安堵したところです

 

来月にはもう一度、地元の朗読会で読むことになっています

もう一度見直して、ほんとうによかったのだろうか検証し

そしてさらに

どこまでできるか挑戦したいと思います

短い作品なのに、ほんとうに体力を要します

美しくも哀しく、あまりにも残酷な物語ですので

精神的にも参りました

全身全霊をかけて、あと何回読めるのだろうか

 

そんなこんなを今日一日考えていたのでした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜桃忌に太宰を味わう会

2023年05月21日 16時10分48秒 | Weblog

前回のブログで

チラシも作らずひっそりと開催します

と書きましたが

 

やっぱり

聴いていただきたくて

チラシを作りました

 

出演の4人がそれぞれの太宰を日々味わっています

味わって じゅうぶん身に沁み込ませた

それぞれの太宰語りを聴いていただきたくて

おいしいコーヒーと太宰を味わいにいらしてくださいね

 

お待ちしております

チラシを

こそっと替えさせていただきました

日付が間違っていました

 

また

地図内に京成八幡駅がありませんが

都営八幡駅の隣にあります

いろいろすみません

m(__)m

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする