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橋下氏私設秘書 府と業界団体“仲介” 暴力団資金源?府政私物化橋下前知事の説明責任

2011-11-14 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
 橋下氏私設秘書 府と業界団体“仲介”

パー券あっせん者企業が加盟


共産党府議団調べ
    しんぶん赤旗11月13日

 同協会は「大阪府建設協会」を前身とする団体。府に働きかけたのは前知事私設秘書の奥下剛光氏です。

 大阪府のホームページによると奥下氏は、2009年3月18日に当時の秘書課長を通じ、同協会の「府の応接窓口の整理について相談」しています。これを受けて翌19日に同協会から「中小零細企業の実情を府に伝えたい」との申し出があり、府の人権室が面談し、対応窓口を整理することになったとしています。
 
 党府議団の問い合わせに人権室は、「契約局、都市整備部、住宅まちづくり部と合同で応接するよう調整したが、応接は実現しなかった」と回答しました。

受注会社が

 同協会の会員名簿によると、同協会には、橋下徹後援会の政治資金パーティー(08年6月)のパーティー券180万円分をあっせんした橋下氏の友人が役員で、6億円を超える府公共事業を受注したことが明らかになっている喜捨建設(本社・大阪市東淀川区)が所属。同社関係者が協会の副会長を務めていました。

 さらに同パーティー券156万円分をあっせんした男性が役員の別の建設会社(本社・東淀川区)も同協会会員です。同社は受注の大半が大阪市発注事業という、公共工事と密接に関わる企業です。


府政私物化

 私設秘書の働きかけについて宮原威党府議団長は「解放同盟と一体で、会員の一部は暴力団の資金源の一つといわれる建設業者の団体の会員である2社関係者にパーティー券の販売をさせ、その団体と大阪府の窓口を公式につくるよう働きかけたことは、府の公共事業受注のためであり、知事の府政私物化ともいえます。解放同盟との癒着をうかがわせるもので重大」と指摘しています。

 同協会は会長が09年10月、虚偽の建設業許可申請書を府に提出したとして建設業法違反容疑で逮捕されたため、10年5月に解散しました。その後、大阪人権建設協会に改組され、現在も解放同盟が買い取った大阪市港区の8階建てビルのワンフロアに事務所を置いています。


橋下前知事の説明責任

 激烈な言葉で相手を攻撃することは得意でも自分の都合の悪いことには口をつぐむという人がよくいます。大阪府知事を辞任して大阪市長選に立候補する橋下徹氏もそんな一人かもしれません。

○・・同氏はネットのツイッター上で、「共産党が、僕の政治資金(収支)報告書を見て色々と難癖をつけてくる。今頃やらなくても、府議会でやればよかったのに」といっています。どうやら、本紙が5日付で「橋下前知事パー券あっせん者の会社 6億円超の府事業受注」と報じたことが、かんにさわったようです。

○・・橋下氏の後援会が2008年に開いた政治資金パーティーで、180万円分のパーティー券購入をあっせんしていた橋下氏の友人が経営する建設会社が、あっせん後に計6億8000万円の府発注工事を受注していたという問題です。日本共産党府議団が、公開質問状を出したように、橋下氏には説明責任があります。

○・・知事就任直後の府議会で共産党府議の質問に、「企業や団体、府に利害関係があるかどうかにかかわらず、(献金を)一切受けない」と答弁していた橋下氏。その後、府発注工事を受注している建設会社の役員でもある橋下氏のおじが08年のパーティーで100万円分のパー券を購入していたことが発覚。09年末の府議会で党府議に追及されると「おじに仕事を変えろというわけにもいきません」と泣き言。府議会で説明してこなかったのは橋下氏自身です。



2011年11月15日(火)

きょうの潮流

大阪のシンボルというと、思い浮かぶ一つが大阪城天守閣。天下統一をした豊臣秀吉が築城した天守閣は、1615年の大坂夏の陣で徳川家康に攻められ炎上。江戸時代に再建されたものの、またしても落雷で燃失しました

▼現存しているのは、戦前の1931年に再建した3代目です。大阪城公園には「天守閣復興80周年」の大横断幕が掲げられ、府民や全国からの観光客でにぎわっています

▼天守閣前に置かれたパンフレットを読むと、ちょっと意外ですが再建費用は、市民の募金でまかなわれたとあります。当時の大阪市長が復興を提案。市民から短期間で寄付が集まったそうです。太平洋戦争へ向かう暗い時代、明るく景気のいい話題を求めた浪速っ子の心意気では、と想像します


▼天守閣の展望台からも間近に見える大阪府庁に最近まで君臨したのが橋下徹前知事。「独裁をやる」と公言してはばからない橋下氏は、そのための足がかりとして大阪市長選に立候補しました

▼「大阪都構想」などと、目新しそうに振る舞っていますが、中身は古くて怖い。大阪市の権限と財源を奪い、橋下氏に一手に集中させることを狙う、まさに「大阪まるごと乗っ取り」の構想なのです
▼その邪魔となる住民、子ども本位の真面目な府職員や教職員を強権的に統制・排除しようと狙っているのが「職員基本条例案」、「教育基本条例案」です。大阪を私物化して、やりたい放題しようという独裁者に“天下統一”をさせるわけにはいきません。
 

森口博子 ガンダム関連2曲 水の星へ愛をこめて / ETERNAL WIND / ドラえもん毒舌集

2011-11-11 | アニメソング
森口博子 - ガンダム関連2曲



 水の星へ愛をこめて  /  ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~


 おまけ。

 http://www.youtube.com/watch?v=jpDU1nzltKw&feature=related
  『 ドラえもん毒舌集 』 こりゃひどい

 http://www.youtube.com/watch?v=X48TkfvLWKk&feature=related 

 『 もう君以外愛せない (トレンディエンジェル/斉藤司さん) 』 堂本剛のものまね

日本最大の週刊誌「赤旗日曜版」記者語る 各党の保守系政治家たちとの交流など

2011-11-10 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
記者は語る 「赤旗」日曜版 田中記者



 田中記者: 今まで見た、各党の保守系政治家たちとの交流、昨今の政治劣化などを語る


  
 関連動画  http://www.youtube.com/watch?v=1zX9goKHcos&feature=relmfu

1959年3月創刊 ”日本最大の週刊誌”赤旗日曜版は、校正など含めたった40名で作られている==日曜版・編集長の話 

 ”日本と世界の焦点がよくわかる” ”生きることに勇気がわく” ”共産党のことも分かる”

レベル7 原発作業員の抵抗  18歳、突然「原発へ」眼下には核燃料棒2000本、他2例

2011-11-10 | 原発利益共同体 ・ 軍事体制
 赤旗日刊紙2011年11月7~9日より。 8日にも画像リンクをアップしましたが。
  サイド7に避難・・ではありません。

 
『軍隊は国民を守らない』平和憲法コスタリカとリオ条約ー世界で軍隊を取材・朝日記者伊藤千尋さん①
 ↑この記事もどうぞ
 

 レベル7 原発作業員の抵抗  

 18歳、突然「原発へ」

  眼下には核燃料棒2000本



 日本原子力発電株式会社の東海第2発電所原子炉建屋(茨城県東海村)のなか。格納容器上部のコンクリート製フタを開け、青みがかった使用済み燃料プールに向けて下ろされる水中カメラ。燃料棒の損傷などの有無、プール内の異物の存在確認などをします。

やっと就職も

 作業補助ながら汗ばむ顔面。全面マスク、防護服という密閉された皮膚感覚とは異質な恐怖が繰り返し襲います。「自分の若さでこんな仕事していて大丈夫だろうか」。
佐藤浩一さん=仮名は今春、福島県の高校を卒業したばかりの18歳。不況に加え、大震災で求人がなく、やっと就職したIT関連会社から、突然、原発作業を命じられました。

 原電によれば、同プールには使用済み燃料棒が1250本、定期検査で圧力容器から取り出して仮置き中が764本の計2014本が貯蔵されています。

 佐藤さんが、原発作業につくことになったきっかけは、福島県いわき市に伝わる無形民俗文化財の「じゃんがら念仏踊り」との出会いでした。そろいの浴衣で、鉦(かね)や太鼓を鳴らし、新盆の家々を供養して回る伝統芸能は「小さいときからの憧れ」(佐藤さん)からでした。

 「じゃんがら」で知り合った渡部久氏(仮名、30代)の紹介で今年6月、いわき市のP社に就職。P社はホームページの立ち上げなどのIT関連企業。同市の若手経営者の起業を支援するいわき産官学ネットワーク協会が「(ITの)挑戦者」と紹介しました。

 しかし佐藤さんが就いたのは原発作業。当初は東電福島第2原発でしたが、「息子を殺すつもりか」との父親の抗議で、東海原発になりました。
 「防護服を着る作業はない」との説明が、実際は原子炉建屋内でした。しかも別会社名の作業服、社員証も複数の会社のものを持たされました。P社は人夫出しをしていたのです。現場の作業指示も、雇用関係のない別会社で職業安定法違反が指摘されています。

「救い出して」

 8月中旬、日本共産党の渡辺博之いわき市議に、佐藤さんの母親から電話がはいりました。「浩一を救い出してほしい」。先にP社に入社していた渡部氏が「佐藤は仕事ができない」と暴力をふるっていたといいます。
 佐藤さんが、退職を口にすると「300万円の損害賠償で裁判にする」「ホールボディーカウンター(内部被ばく検査)を受けないと指名手配される」と脅迫したといいます。
 P社は佐藤さんをトライアル・震災特例対象者として採用。若者の正規雇用を促すとして、3ヵ月の試用期間中に毎月10万円、正規雇用になれば60万円を国が事業者に支給する制度。P社は、佐藤さんが退職すると受給が不可能になります。

 佐藤さんへの暴力は執拗でした。深夜、宿泊先のホテルで頭を壁に押し付けられ、渡部氏の手が佐藤さんの首を締め付け「殺される」と感じたことも。
 8月23日、佐藤さんは渡辺市議の付き添いでホテルを脱出。自宅に戻ってからも、P社の社長らが押しかけ、「このままでは指名手配になる」など脅迫的な言動を重ねました。
 
 渡辺市議から「佐藤さんが暴力など会社の仕打ちに耐えられず自殺を口にしていた」ことを知らされた母親は「絶対に許せない」と言葉を詰まらせます。
 佐藤さんは、「原発業界に吸い込まれたくない。暴力がまかり通り、食事代までピンはねされ、自分の知らない会社の社員にされて危険な原発の仕事をさせられた。こんなことは自分だけに終わらせたい」。労働局に訴える準備をしています。


東京電力は、日本原電の筆頭株主で、東海原発の電力の最大の売電先でもあります。P社の元請けは日立GEニュークリアエナジーです。多重下請け構造のもとで、原発作業員に強いられる過酷な労働実態に迫ります。


線量超え使い捨て

「異動無理なら退職せよ」



「嫌なら辞めてもらうしかない」。原発作業員の岩崎徹さん(仮名、30代)は、会社の上司の発言に一瞬、耳を疑いました。会社は東電関連会社の下請けです。
 事実上の退職強要で、理由は原発作業での被ばく量オーバーです。「線量を多くあびれば作業員は使い捨てられる」。原発業界での「暗黙のおきて」です。

長靴の底に穴

 岩崎さんは東電福島第1原発の緊急作業で、放射能汚染のたまり水処理などに従事。2時間で6ミリシーベルト近く被ばくする作業を3日間連続で行いました。
 
 作業は全面マスクと防護服の完全装備です。それでも被ばくすることがあるといいます。「汚染水があるところでは長靴を履いてやるが、靴の底に穴があいている場合がある。穴は汚染水に入らないとわからない」
 作業現場に予備はありません。原発内の事務所に戻る時間も手段もなく、汚染水につかった長靴で作業を続けるしかないのです。
 そこでは汚染水を手短な用具ですくい上げるという原始的な作業が繰り返されたといいます。こうした作業で岩崎さんの被ばく線量は40ミリシーベルトに達したといいます。

会社都合優先

 原発作業の請負会社は、被ばく線量の上限を自主的に決め、それを超えると原発作業からはずします。岩崎さんの会社は20ミリシーベルトです。
 これは「年間被ばく線量は50ミリシーベルトを超えてはならない」という国の放射線業務従事者規則のためです。同時に40ミリシーベルト、50ミリシーベルトといった高線量被ばくの作業員を抱えることによる不利益を回避したいという都合です。

 ある熟練作業員はこう説明します。「白血病などを発症すると労働基準監督署による被ばく作業の追跡調査の対象となり、会社や元請けはこれを嫌う。線量を食う作業がきても使えず、効率が悪いという判断になる」。作業員の健康管理よりも会社の都合が優先されるのです。

 線量が20ミリシーベルトに近づいたとき岩崎さんは会社に「線量オーバーになり、他のサイト(原発)で働けなくなる」と作業の変更を再三、要請。会社の回答は「とにかく働いてくれ」でした。
 岩崎さんは原発内の自社倉庫の作業では、線量計の数値を増やさないために線量をつけずに働く日が続きました。それでも40ミリシーベルトに達してしまいました。

 会社側は岩崎さんに、千葉県内の火力発電所などへの異動を指示しました。岩崎さんは家族との関係などから千葉への異動はできない、と伝えました。
 しかし会社は異動に応じなければ「退職するか、解雇されるかのいずれかだ」と退職を迫りました。

 岩崎さんは線量オーバーでの会社の無責任な対応、退職強要の不当性を指摘しました。会社側の態度は「労働基準監督署でもどこへでも言えばいい」という居直りでした。

 「東電は作業員の被ばく線量の責任ある管理など、労働実態をしっかりと把握し雇用や作業員の生活を保障すべきだ。それを抜きに原発事故の安全な収束はありえない」。岩崎さんはその思いを電話で東電に伝えました。

 東電の返答は冷酷そのものでした。「それは下請け会社が対応することだ」



1日48ミリシーベルト浴びた

「原発敷地外」が建屋内に



 東京電力が公表した現場写真が注目を集めています。サッカーの練習施設として知られる「Jビレッジ」(福島県)の雨天練習場に、放射能に汚染された廃棄物が山積みされている様子が写っています。
 3月の原発事故から復旧作業についた作業員は延べ約48万人。その使用済み防護服や下着類です。

 「山積みされた廃棄物のなかに、放射能と自分の汗にまみれた防護服や下着がある。命がけの装備品だよ」
 西日本のM建設に雇われ、福島第1原発で7月から作業についた大川幸二さん(40代、仮名)の実感です。

 元請けは日立GEニュークリアエナジーで、M建設は5次下請けです。第1原発での作業を統括したのは1次下請けのN社。大川さんの出身県からN社につないだのは2次下請けのY社で、その間にも2社が入りました。

 作業も、当初言われていた「原発敷地外」が「敷地内の作業」となり、結局は原発建屋内の汚染水処理作業に従事させられました。

暑さと恐怖で

 暑さの厳しい時期でした。高濃度の放射性物質からの放射線を遮断するための鉛板(20キロ)を背負って3階(通常の建物の6階分の高さ)まで上がりました。防護服と全面マスクによる暑さ、放射能汚染への恐怖から「心臓が破裂しそうに苦しく、マスクを何度外しそうになったか」

 汚染水処理の配管作業で着用した暑さ対策のクールベストを、作業終了後に線量測定したら48ミリシーベルトを検出。国の放射線業務従業者規定の年間被ばくの上限50ミリシーベルトをわずか1日で浴びたに等しい被ばくです。

 Y社は大川さんの出身県から20人の作業員を原発作業に送り込んでいます。日当は1万1000円でした。
 しかし現場で1次下請け関係者からの話で日当が1万6000円、危険手当もついていることを知りました。
 大川さんはY社に対し、5000円がピンハネされ、支払われていない危険手当について説明を求めました。Y社のN社長は「業者間の暗黙の了解事項だから話せない」。

 大川さんは、悔しさをにじませ「高い放射線被ばくの恐怖と暑さとのたたかいだった。それなのに日当や危険手当をピンハネする何重もの下請け構造とそれを容認する元請けや発注した東電の責任を問いたい」。

かん口令通告

 Y社の社長は市議から2010年の参院選(選挙区)、今年の県議選に【みんなの党】から立候補(いずれも落選)しています。
 
 Y社が大川さんに署名させた契約書にはこうあります。「福島第1原発構内外を問わず知りえた情報は厳に秘密を保持し、報道機関からの取材は一切受けないものとする」

 これには東電と原子炉メーカーなど元請けの意思が働いています。両者は事故後、全ての下請けにかん口令を通告、書面での同意を強要。東電を頂点とする原発業界の事故、不都合な事実を隠し続けるという、「安全神話」と表裏一体の隠蔽体質の一端です。

 携帯電話の待ち受け画面には、不況のあおりで廃業、別居生活中の家族の写真が。大川さんは過酷で無法・無権利な状態を告発する準備を進めています。

(おわり)

 
 『軍隊は国民を守らない』平和憲法コスタリカとリオ条約ー世界で軍隊を取材・朝日記者伊藤千尋さん①
 ↑この記事もどうぞ。(同上)

天空の城ラピュタ+ふしぎの海のナディア +ムスカ大佐 ニューヨーク”99%”デモ

2011-11-09 | 海外通信/外交/平和運動
【MAD】天空の城ラヒ?ュタ+ふしき?の海のナテ?ィア


 
 『ムスカ大佐はマリブラをスーパープレイしているようです』 

 ↑ムスカ笑い過ぎ+スーパーマリオブラザーズの動画。マリオとムスカの関連性がイマイチ分かりませんが。

  2:50~ ”見ろ、人がゴミのようだ”

  今の時代、もう一度「ラピュタ」でも見るべきかもね。中高年の見ていない世代の人や、お子様にも。
  

  ムスカのような人間は、世界にどれくらいいるんでしょか。


でも、 『軍隊は国民を守らない』平和憲法コスタリカとリオ条約ー世界で軍隊を取材・朝日記者伊藤千尋さん①

   ↑この記事もどうぞ。 




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 コメディアンのジョージ・カーリンが死ぬ前のショーで、

「景気が悪くなると、政府は最初に教育費をカットする。なぜか知っているか? この国の真の持ち主には意見のある国民は面倒だからだ。安い賃金で諾々と働くものを望んでいる。中産階級と貧乏人が争っている間に金持ちが大金を盗んでいる。政府は金持ちのためにあるんだ」
 と言っていたのを思い出す。

 また、W・Sのデモでマイケル・ムーアがCNNにインタビューされていた。
「政治家はW・Sの一雇い人に過ぎない。2011年の資本主義は悪質な組織である。僕達は新しい組織を創らねばならない」
 デモに望みを託すのみ?

 デモの人々のプラカード。「今は不景気ではなく、われわれは盗まれたのだ」「反核」「アフガンから引きあげろ」「堕胎合法を保護せよ」「銀行のトップを投獄せよ」「ロビイスト制度をやめろ」「求む職」。

 (こめたに・ふみこ 作家、カリフォルニア州在住)

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↑↑は、以下↓の文章の最後の部分です。



 2011年11月9日(水)しんぶん赤旗日刊紙 文化・学問欄

 「政府は金持ちのためにあるのか」 ウォール・ストリート占拠の怒り

       米谷ふみ子(作家)


 最高資産家1%を除いた民衆がニューヨークのウォール・ストリートを占拠してもう1ヵ月になる
この占拠はニューヨークだけでなく、シカゴ、ロサンゼルス、バークレイ、ケンタッキーのルイズビルなど、枚挙にいとまが無い。

 デモの始まり(抜粋)

 どうしてこのデモが始まったか? もちろん中近東、チュニジア、エジプト、リビアでの革命をネットで話し合い、横目で眺めていたからだ。
 また国内では大企業主から選挙資金をもらった共和党新知事が州資金節約のため教員、看護士、消防団、ポリスやらの組合を解体し多くを解雇すると言ったので、組合が立ち上がり州庁を占領し、知事のリコールをすると主張していたことも若者は観察していた。

 アメリカで金持ち(今は2番目)で著名な投資家、ウォーレン・バフェットが「僕の秘書の税金の比率は僕の税金の比率より高い。こんな不平等なことはない。もっと金持ちはアメリカの社会のために税金を払うべき」と言った。 

 99%の欲求不満のすべてはオバマ政権の優柔不断さにある。テレビでインタビューされている共和党右派やティーパーティーの人が

 「道で倒れていても健康保険が無くて病院に行けない人は死んでもいいのですか?」と訊ねられると彼らは「So be it」(なるようにせよ)と異口同音に答える。

 私は50年間ここに住んでいるが、初めてその冷血な奴隷の雇い主のような答え方を恥ずかしげもなく繰り返すのを聞いて寒くなった。
 きっとそのように答えよと教えられているのだろう。こんな共和党右派が多数をしめている議会は絶対にオバマの言うことを聞かない。
 

 去年の暮れにブッシュの金持ちの税金カットの期限が来て税率を上げる絶好のチャンスに、オバマはなぜか飛び付かなかった。民衆99%にはとても落胆をもたらした。これがニューヨーク州のW・S占拠のひとつの原因だった。

州の今年の12月に期限が来る、金持ちにかける税金をカットするなと皆抗議しているのだ。
 日本ではメディアが取り上げなかったらしいが、私は去年の『世界』の4月号に書いた。

 「ブッシュが任命した最高裁判長ロバーツが、2月に選挙資金は企業も個人と同等に誰がいくら出したかを発表しなくても良く、上限なしと採決した。ロビイストの資金で両党の政治が腐っているのに、選挙が金持ちの言うままになる。社会が、王様と奴隷の社会になる」。


 気づき始めた(抜粋)

 (カリフォルニア州では1975年頃は州立大学の授業料が居住者であれば1年600ドルだった。)
それが、2011年には23倍の1万4000ドルに上がった。 今まで中央政府から州に教育の援助金が出ていたが、それがカットされたからだ。

 他国から借金をして軍需産業や石油企業に多くの援助金(中産階級以下から取った税金も)を出し、企業税金も減らしている。軍需産業、大銀行や石油企業などの会長は1億4000万ドルの年収はざらだ。

 学生ローンは8・8%の利子で一般に学生は2万4600ドルの借金を抱えているという。卒業して返せばいいという時代ではない。職が無く親元で暮らしている状態だ。 
 そこで若者たちは自分たちの状況に気が付き始めた。オバマは選挙のときは学生たちにもローンは利子を安くしてなんて言っていたが、銀行をコントロールしていないので何もできていない。

 最近の新聞に中央政府がカリフォルニア州の障害者貧困者の医療費を出す保険を10%カットすると出ていた。

 この国の医療費はクリントンの時でも他国と比べると高かったが、ブッシュ政権以来医療も薬代も野放しに上がった。医療製薬企業から政治家に資金が出ているからだ。

あの共和党右派の大統領候補たちが言っているように、「弱きものは死ね」ということか?  

 

 『軍隊は国民を守らない』平和憲法コスタリカとリオ条約ー世界で軍隊を取材・朝日記者伊藤千尋さん①
 (上のリンクと同じ)
 



映画『フェア・ゲーム』(米)イラク戦に抗した実話 / 山田玲司 漫画『資本主義卒業試験』 

2011-11-09 | 動画 ・ 文化芸能
 2011年11月9日(水)

きょうの潮流      しんぶん赤旗HPより


「卒業」の季節にはまだ早い。しかし世の中には、学校以外にさまざまな卒業があります
▼「たばこは卒業だよ」とか、「○○党支持は卒業だ」とか。さて、資本主義を卒業するとは? 漫画家の山田玲司さんが著した『資本主義卒業試験』の主人公は、やはり漫画家です

▼夢かない人気作家だけれど、仕事に追われ、家庭は壊れ、自分を失い、気づけば「社会の奴隷」に。まわりを見渡せば、20代の多くが正社員にもなれない「貧乏時代」です。 「成長を続けないと国が滅びる」というが、成長を続けると温暖化で地球が滅びる…

▼どうしたらいいのやら。主人公は、答えを求めて経済学者を訪ねます。「資本主義はどういう形で次の社会へと卒業できるのか?」ときく試験を出し、学生を困らせた教授です。主人公は、研究室に集まった悩める人たちと、はっきりした答え探しの旅に出ます。ディズニーランドみたいな資本主義ランドへ

▼そこにいました。「卒業した」と語る人が。会社の経営から退き、なるほど仕事からも解放された大金持ちです。投資でもうけ、「貧しい人にも援助している」と得意げです。彼の話を聞く主人公に、「資本主義で満たされるもの」として思い浮かぶのは、「動物的欲望と虚栄心」だけです

▼搾取や競争で奪い合う快楽より分かち合う快楽を、と考える主人公。旅は続くようです。読後、思いました。私たちも「答えは社会主義」でおしまいにせず、より学び現実に働きかけ、たしかな答案にしあげる旅を、と。



 映画紹介   しんぶん赤旗2011年11月9日(水)文化・学問欄

 「フェア・ゲーム」(米国)

    イラク戦に抗した実話


 「大量破壊兵器の保有」「テロの脅威」を大義にイラク戦争へと突入したブッシュ政権。
 CIA機密諜報員ヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)と、その夫で元ニジェール大使のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)が、イラクに核兵器開発計画は無いことを、それぞれ報告していたにもかかわらず、それらを無視した宣戦布告であった。

 ジョーが政府の開戦理由の虚偽をメディアに公表するや、ヴァレリーの本当の素性がリークされる。
 彼女を「最適の攻撃対象」に。国民の批判をすりかえるために、政権首脳が仕組んだものだった。

 サスペンスタッチの速いテンポで運ばれてきた展開が、容赦ないデマや中傷に翻弄される夫妻の孤高の戦いを追う真摯な人間ドラマへと流れを変える。
 観客の関心をそらさないダグ・リーマン監督の独創的な演出が鮮やかだ。

 公の場で真実を語るべきだと主張するジョーとは逆に、ひたすら沈黙を守り続けるヴァレリー。家庭崩壊の危機にまで追い詰められた彼女は、ついに幼い双子を連れて家を出てしまう。
 実家の庭先で、折れそうな心を開いた娘に、父親(サム・シェパード)が語る慈愛のこもった言葉、「あきらめるな」「もう一回」の含蓄ある言葉。
 彼女の信念と勇気に灯がともる感動的瞬間に胸を熱くさせられる。

 実話を元にした映画の最終場面には、米下院の公聴会に出席した本人のヴァレリーが登場、国家のために働いてきた誇りが語られる。

 唯一の不満は、世界で暗躍するCIAの本質が、国家の犯罪の陰に隠れてしまっていることだ。

 (山形暁子・作家) 東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズ、 大阪・TOHOシネマズ梅田 ほかで上映中。


   -------------------
 
 書籍版、
  『フェア・ゲーム』(ブックマイン社)  ヴァレリー・プレイム・ウィルソン(映画の主人公本人)著


 他人の痛みには無感覚?   いつかのしんぶん赤旗<背表紙>欄より

 誰かの出世の捨て石や、不始末の責任追及を回避する身代わりとして、同僚も謀略で陥れる冷血な情報機関ー。
 『消されかけた男』などでおなじみのスパイ小説の定番ストーリーです。

 現実もこうだと告発したのが、元米中央情報局(CIA)秘密工作員の著者。


 CIAが公開を禁じた箇所は黒塗りなのも話題です。マークした人物をCIA協力者に「勧誘」するなど、その日常生活の一端がうかがえます。


 著者は、イラクに大量破壊兵器があると米政府が主張した2002~2003年当時、その論拠を崩す報告を夫が提出したため、報復として自分の工作員身分を朗詠され、スパイ活動も生活も台無しにされたといいます。

 ただし著者は、自分への攻撃が、CIAが世界で展開した血なまぐさい謀略と同根であることに思い至らず、仕事への「愛」「誇り」にこだわります

 
 本書によると、CIAは入局応募者が増えたらしい他国を踏みにじる仕事がかっこいいと思う、他者の痛みへの無感覚が広がっているなら、米国社会の前途に危惧を覚えます。(清)
 

 

 

日本共産党創立89周年記念講演ダイジェスト**志位和夫 特高警察と”赤い魔手” 

2011-11-08 | 日本共産党 基礎知識・PR MOVIE
党創立89周年記念講演ダイジェスト**


 大震災から社会の発展へ・・を願う

  


 最初~ 立党の精神・同志の犠牲 
    東日本大震災時の日本共産党員の避難誘導活動、
    
    関東大震災・三陸大津波時、大弾圧を受けながら党員が救援活動・特高警察の取り締まり・党員虐殺など。



9分頃~ 水産特区問題

10分頃~ 大企業の被災地不当大量解雇、原発利益共同体・やらせ問題など

 

臨界とは?原発事故7ヵ月後に / 『レベル7』連載・原発作業員の抵抗 / 吉井英勝氏講演

2011-11-08 | 原発利益共同体 ・ 軍事体制
    Q臨界ってなに?  A 連鎖的に核分裂する状態

 
Q 東京電力が福島第1原発2号機で「再臨界」が起きた可能性があると発表した後「自発核分裂」と言いなおしたけど、そもそも臨界って?

A 原発の核燃料などに使われているウラン235やプルトニウム239は、核分裂を起こすと2~3個の中性子を出す。
 核分裂で放出された中性子によって核分裂が連鎖的に起こる状態が続くのが臨界だ。
 原発は、このとき発生する熱を発電に利用している。


Q ウラン235があれば臨界が起こるの?

A 一定量以上ないと臨界は起きない。原発には、臨界を起こすのに必要な量が入っているけど、制御棒を燃料の間に出し入れすることで臨界を起こしたり、止めたりしている。

 東電は、東日本大震災が起こったとき運転中だった福島第1原発1~3号機の制御棒が正常に入り、臨界は止まったといっている。


Q 再臨界が問題になるのはなぜ?

A 東電が11月に入って2号機原子炉格納容器内の気体に含まれる放射性物質を調べたら、最近、核分裂で生成したとみられるキセノン135などが検出された。 それで再び臨界が起こっているのではないかとみられたが、その後、キュリウム242や同244が自発的に核分裂することで発生したと考えることで説明できると訂正した。


strong>Q 事故後7ヶ月もたって問題になるなんて? 

A 東電が原子炉内の状態を把握していないからだ。それは、気体からキセノン135などが検出されて慌てふためいたことからも明らかだ。

 
 事故の全容を明らかにして必要な対策をとることが求められている。



 2011年11月6日しんぶん赤旗 
  なんだっけコーナー  知りたいテーマ募集します。hensyukoe@jcp.or.jp 



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  ↓悲惨な原発作業員の現実。↓ お読みくださいな。

  http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/022847ed89fa97c76182f7516f7ea8a2 
 「レベル7」原発作業員の抵抗 上

 ~~やっと就職の18歳、IT関連企業のP社から突然「原発へ」 暴力団のような脅迫~~




 http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/7535f6d95638f6fb808c5c65beee5fb8
「レベル7」原発作業員の抵抗 中 

  ~~線量超え、使い捨て  長靴の底に穴、「異動無理なら退職せよ」~~




  赤旗日刊紙11月7日、11月8日より。 たぶん、9日付けに(下)が掲載される?


  ーーリンク元は、赤旗読者の 『(新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々』 というブログ様です。



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 原発抜き・自然エネルギーへの転換で 地域経済再生・温暖化対策

  炉心融解の危険を警告してきた原発問題の第一人者

   吉井英勝さんを招いて


   11月26日(土)14:00~ 八王子労政会館ホール


 
 福島第1原発事故は、想定外の災害ではない。 地震・津波による炉心融解の危険を指摘し、国会で幾度と無く、追及してきた吉井さんを、八王子に招きます。

 原発の危険性とそこからの脱却の道を、分かりやすく話してくれます。

 再生可能なエネルギー普及の可能性、地域経済再生と地球温暖化防止について、自ら体験した事例を元に熱く語ってくれます。ご参加ください。(資料代として300円かかります)

 
 -吉井英勝さん略歴ーー 日本共産党衆議院議員。当選6回。 京都大学工学部原子核工学科卒。

 取り扱い団体: 八王子総行動実行委員会(八王子民商内)042-624-6383

         八王子労働組合総連合 (フォーラムはちおうじビル内)042-623-8046 

NHKの次期経営計画 「受信料」に終始 公共放送の「使命」は? / 世論調査は世論誘導?

2011-11-08 | 生活・食卓
 NHKの次期経営計画

 どう変わる 何が問題


NHKが3年ごとに公共放送としての方針を示す次期経営計画(2012~14年)が、10月25日に開かれた経営委員会で議決されました。
視聴者・国民への公約とも言える経営計画。現計画のどこが変わり、どこが問題なのか、検証しました。


システムづくり

豊かで安心、たしかな未来へ」と題した次期経営計画。「公共」「信頼」「創造・未来」「改革・活力」の四つの重点目標を掲げていますが、どの項目でも「システムづくり」の文言が目立ちます。

「公共」の方針は、震災に備えるために本部のバックアップ機能を大阪局に整備するなどのシステムづくり。
「創造・未来」にも、放送と通信(インターネット)が融合した新サービスのシステムづくりや、有料動画サービス「NHKオンデマンド」の13年度黒字化などが強調されています。
震災に備えることは重要ですが、事業・収入拡大に向けた枠組みづくりが際立っています。

一方で、影を潜めたのが公共放送の「使命」です。
現計画では、「温暖化など地球規模の課題、社会保障、格差、地域再生などの課題に正面から向き合います」「高い志と倫理観を持つ公共放送の担い手のプロフェッショナルを育てる改革に取り組み、ジャーナリズムの役割を全うします」と、具体的に宣言していました。

しかし、次期計画は、「ニュース・報道番組をさらに強化」「幅広い視聴者を意識したコンテンツの開発」と、一般的な目標にとどまっています。

地デジは触れず

重要課題の一つだった「地デジ移行」については、移行後の検証はおろか、地デジ未対応世帯が数多く残されている問題も、次期計画では全く触れられていません。


外部委託を拡大

計画議決後に開かれた記者会見でも、「抽象的な内容ばかりだ」「公共放送としての役割をどう果たしていくのか」という質問が相次ぎました。
「深く突っ込む時間的余裕は無かった」と弁明する経営委員会の数土文夫委員長が、逆に記者から「もっとも大事なところが議論できなかったというのは遺憾だ」と諭されるありさまです。

見過ごせないのが「改革・活力」の項目。「3年で280人程度の要因の見直し」「外部委託化の拡大」などの効率化を掲げています。
しかし、東海テレビの不適切テロップ問題(8月4日)でも、検証委員会が「組織のスリム化・業務の効率化」を柱にした同社の経営計画が「問題を誘発する要因になった」として、その見直しを求めています。

計画策定の過程で、経営委員会は視聴者・国民を巻き込んだ議論を置き去りにして、「受信料」の議論に終始しました。

東日本大震災や福島第1原発事故への不安が広がる今、NHKはどんな道を歩んでいくのか、大きく視聴者に示す責任があります。(萩原真里)



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世論調査は世論誘導?

 違和感抱いた 初の世論調査
  埼玉県 桂(勤労学生・22歳)さんの投稿 (赤旗8月25日)

 先日、世論調査の電話がかかってきました。私は初体験だったのでドキドキワクワクです。
 支持政党を聞かれたときは「そんなことまで聞くのか」と驚きましたが、質問が進むにつれてとても違和感を抱き、選択肢の中から選べなくなりました。

 それは”菅首相の退陣時期はいつがいいか・解散総選挙はいつがいいか”等で、そんなに簡単に答えられる内容ではありません。

 そして最後に、 ”「今後の社会のあり方」は、消費税増税で福祉充実・消費税減税で福祉縮小・どちらでもない”ときました。

 過去の調査結果に違和感はありましたが、今回どれだけメディアが世論誘導をしているか体感
し、改めて科学の目を養うことの重要性を実感した
夏の出来事でした。

The Beatles-The Long and Winding road-With Lyrics

2011-11-06 | VOCAL
The Beatles-The Long and Winding road-With Lyrics



 ↑歌詞付きだよ


きみの扉へと続く
長い曲がりくねった道
それは決して消えることなく
いつもぼくの目の前に現れて
ここへとぼくを導いてくれる
きみの住む家の扉へと


雨がきれいに洗い去っていった
風の強いワイルドな夜
一夜明けるとそこには
涙の池があるだけ
なぜぼくをここに立たせておくの?
どうか道を教えておくれ


孤独なときも何度かあった
泣いた夜も幾夜かあった
きみには決して分かりはしないけど
人知れず試みた道もいくつかあった


そうしてぼくがたどり着いた道
それはあの長く曲がりくねった道
ずっとずっと昔に
きみがぼくを一人残した道
ぼくをこうして待たせたままにしないで
きみの扉へとどうか導いておくれ






最近の地方政治家の暴言2例 (橋下徹大阪府知事除く) 埼玉上田知事 / 広島松井市長

2011-11-06 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
 地方政治家・最近の暴言2例。(橋下知事以外です) と、 ”世論調査は世論誘導?”  



 埼玉県知事 上田氏 また暴言

   「起立したくなければ日本国の教師辞めろ」
   しんぶん赤旗6月15日(水)


 埼玉県の上田清司知事は6月13日の定例記者会見で、「君が代」斉唱時の起立を教職員に強制する大阪府の条例について感想を求められ、「そんなに起立したくなければやめちゃえばいい。それだけのことです。自分たちの国歌や国旗を愛せないような教師だったら、日本国の教師にならずに中国かどっかの教師になればいいと思う」と発言しました。

 上田知事はこの間も「国旗、国歌が嫌いというような教員は辞めるしかない」との発言を繰り返しています。


   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  広島市長が被爆者に暴言    しんぶん赤旗6月18日(土)

 
 広島市の松井一実市長が、被爆者との面会で援護施策への感謝を求めるような発言をした問題で、日本共産党県委員会(村上昭二委員長)と党市議団(中原ひろみ団長、3人)は17日、松井市長が発言を撤回して被爆者に謝罪するよう申し入れました。

 新聞報道によると、松井市長は16日、市役所で被爆者と面会した際に「何か権利要求みたいに『くれ、くれ、くれ』じゃなくて『ありがとうございます』との気持ちを忘れんようにしてほしいが、忘れる人がちょっとおる」などと発言しました。

 申し入れ書は「援護は施しであり、感謝の気持ちが大切だという趣旨に受け取れますが、このような認識では広島市長は務まらない」と批判。

 村上委員長と中原団長、村上厚子、近松里子の両市議、皆川けいし前市議の計5人が、核兵器廃絶と被爆者援護は一体のものという認識に立つよう求めました

 また同日、他会派の市議や県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会(高野正明会長)も抗議文を提出。いずれも市原爆被害対策部の大知裕部長が応対し、趣旨を松井市長に伝えると答えました。


 「非情な発言」 撤回を求める  日本被団協

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳事務局長は17日、談話を発表し、広島市の松井市長の被爆者への暴言について抗議しました。

 被曝から66年を経た今日も原爆の後遺症に苦しむ被爆者を多く抱える広島市長の言葉とは信じがたい、非情な、見識のない発言だと述べ、発言の撤回を求めています。



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  ~~~兵庫・上郡町長共産党員・工藤さん 現在10人目の共産党員首長誕生。 
          
                   しんぶん赤旗 11月1日~~~



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 違和感抱いた 初の世論調査  埼玉県 桂(勤労学生・22歳)さんの投稿 (赤旗8月25日)

 先日、世論調査の電話がかかってきました。私は初体験だったのでドキドキワクワクです。
 支持政党を聞かれたときは「そんなことまで聞くのか」と驚きましたが、質問が進むにつれてとても違和感を抱き、選択肢の中から選べなくなりました。

 それは”菅首相の退陣時期はいつがいいか・解散総選挙はいつがいいか”等で、そんなに簡単に答えられる内容ではありません。

 そして最後に、 ”「今後の社会のあり方」は、消費税増税で福祉充実・消費税減税で福祉縮小・どちらでもない”ときました。

 過去の調査結果に違和感はありましたが、今回どれだけメディアが世論誘導をしているか体感し、改めて科学の目を養うことの重要性を実感した
夏の出来事でした。



橋下独裁政治「ハシズム」の阻止へ渡司氏が立候補を辞退(大阪市長選) 香山リカ氏も意見 

2011-11-06 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
  大阪市長選

 橋下独裁政治の阻止渡司氏が立候補を
辞退

  山口党府委員長 「平松氏を自主的支援」 
  しんぶん赤旗2011年11月6日(日)一面  HP

 大阪市長選挙(13日告示、27日投票)に「大阪市をよくする会」から立候補を予定していた渡司(わたし)考一氏(59)=日本共産党推薦・前大阪市議=は5日夜、大阪市内で記者会見し、橋下徹前知事によるファッショ的な独裁政治を許さないために、立候補を辞退すると表明しました。

 会見には、日本共産党大阪府委員会の山口勝利委員長が同席し、大阪市長選への日本共産党の対応について、明らかにしました

 渡司氏は、橋下氏が府知事を辞任して市長選に名乗りをあげた翌日の街頭演説で「ものすごい権力闘争」をやって「日本のシステムを変える」と豪語し、府に続き“大阪市の乗っ取り”をはかることが目的だと語っていると批判。

平松邦夫現市長が少なくとも橋下・「大阪維新の会」の独裁的なやり方を批判し、「大阪都」構想や教育基本条例案に反対の態度を明らかにしているとして、こうした立場を堅持するよう願い、「独自の立場から支援する」と述べました。「ファッショ的な独裁政治を許さない府民の広範な共同を、党派の垣根を超えてつくりあげるために全力を尽くす」と語りました。

 山口府委員長は、渡司氏とともにファッショ的独裁政治を阻止するために全力をあげ、「『恐怖政治から市民を守る』とする平松氏の当選のため、自主的な支援を行う」と表明しました。(別項)

山口党府委員長の発言

 渡司考一さんの決意は“新たな闘争宣言”ともいうべきものであり、この英断を正面から受けとめ、渡司さんとともにファッショ的な独裁政治を阻止するために全力を尽くすものです。

 日本共産党は、平松邦夫氏には「自主的に支援する」立場でのぞみます。政策的な一致を求めず、当選後に与党になることもありません。「大阪は独裁・橋下知事に屈しない。恐怖政治から市民を守る」と表明されている平松氏の当選のため、自主的な支援を行うということです。支持者のみなさんに平松氏への支持をよびかけます。

 知事選では、もちろん梅田章二候補の勝利に全力をあげます。
松井氏は橋下前知事の後継者です。 倉田氏は「橋下改革を是とする点は譲れない」と明言、「私以上に橋下改革を継承できる者はいない」と述べています。著書には「橋下総理待望論」とまで書かれており、橋下・「維新の会」の政治への対決姿勢は見えません。


(一面には、生活保護 250万超 過去最多の記事も。)

 
  同一面で、精神科医の香山リカ氏も、

 ”意義あり 橋下教育条例~市場原理で子を切り捨て~”という意見を発表。

 内容適当に抜粋しました↓

 教育という場に政治が介入し、市場原理が持ち込まれることを一番危惧しています。

 多様な手立てを必要とする子どもが切り捨てられます。教師への5段階評価が持ち込まれ、2年連続で最低評価になると免職になります。

教師は効率的に評価を上げることに目が行き、評価にプラスにならないことはしなくなります。それではより良い教育とかけ離れてしまう。

 また、誰が最低評価になるかに戦々恐々として、教員相互の信頼関係が壊れ、競争相手になってしまいます

 この条例で、悪い教員や学校が排除されるのではないか、と錯覚するかもしれません。しかし、今もある学校対保護者という対立構造がさらに深まるでしょう。

 橋下徹前大阪府知事は国民の中にくすぶっていた公務員に対する不満につけこむ形で、経済効率やわかりやすい数字を口実に予算を削減してきました。
 
 私が存続運動に関わっていた国際児童文学館は、子どもの本や文化の収集というお金では買えないほどの価値がありました。
 しかし、橋本前知事に「いくら稼ぎ出すのか」と問われ、無駄といわれ廃止されたのです。

 数字ですべてを片付けていけば、文化・教養など目に見えない価値がないがしろにされてしまいます。

 橋下氏は、テレビに注目され誰もが顔を知っている人です。しかし「目立つ」というだけで選ぶと、結局、自分たちの生活を圧迫する結果になることを、冷静に見ていく必要があります。
 
 


 大阪市長選 独裁阻止 共同へ全力
 
 渡司氏が会見で表明 
   赤旗同日4面記事 HPより

 5日夜、大阪市長選(13日告示、27日投票)への立候補辞退を明らかにした渡司考一氏は、記者会見で次のように語りました。




(写真)記者会見する渡司氏=5日、大阪市

 大阪からファシズムの台頭を許してはならないという大阪市民のみならず全国の声を生かすにはこれしかないとの結論に至り、この決断が独裁政治を阻止し、要求実現への道を切り開いていくための現時点で最善の判断だと確信します。

 少なくとも平松氏は「維新の会」の独裁的なやり方を批判し、大阪市の税金を「むしり取る」「大阪都」構想や教育基本条例案に反対の態度を明らかにしています。平松氏が今後ともこうした立場を堅持することを願い、今回選挙では独自の立場から支援します。

 橋下徹前知事は「一人の指揮官」で何でもやりたい放題の「大阪都」をつくり、憲法をじゅうりんし、教育に政治介入し、子どもと教職員に強制を持ち込む教育基本条例案を最大の焦点とし、橋下・「維新の会」による独裁政治をつくりあげると宣言しています。

 こうした橋下・「維新の会」のファッショ・独裁の本性が見抜かれ始め、これまでの政治的立場の違いを超えて、「大阪は独裁・橋下知事に屈しない」との声が広がっています。

 私は、大阪を日本の民主主義を脅かす反動独裁政治の拠点にする企てを阻止しようと決意しています。橋下・「維新の会」のファッショ的な独裁政治を許さない府民の広範な共同を党派の垣根を超えてつくり上げるために全力を尽くします。


  (同面の休憩室、今日は羽田美智子さん)
  


 2011年11月6日(日)

 きょうの潮流    (「ハシズム」(ファシズム))


 戦前のドイツで、イタリアとの友好を記念する切手が発行されました。独裁者2人の顔が並ぶ図です
▼右のヒトラーの横に、ナチスの党章だった印とワシの絵。左のムソリーニの横には、刃物のおのの絵。柄にあたるところを細い棒で囲って束ねたおのです。ラテン語で「束」を意味する「ファスケス」とよばれ、古代ローマの権威の象徴でした

▼ファスケスは、イタリア語では「ファッショ」です。やはり、束や団結の意味です。ムソリーニのファシスト党は、あのおのを党章に用いました。ファシズムの語源をたどれば、そこに行き着きます

▼いま日本では「ハシズム」という言葉が聞かれます。語源は橋。大阪の橋下知事のやり方や考え方をさします。知事は、「日本の政治のなかでいちばん重要なのは独裁ですよ」といってはばかりません
▼語るだけではありません。知事が教育の目標を定め、2年続いて5段階の最低と評価された教師を辞めさせる、教育基本条例案。2年続いて評価づけが最低の職員の首を切る、職員基本条例案知事にとっての“いい職員”“いい教師”をはべらせ、行政も教育も意のままに、というしくみです
▼橋下氏、こんどは大阪市長選へ。市長選に名乗りをあげていた日本共産党の前市議、渡司(わたし)考一さんが立候補をとりやめました。橋下氏はごめんの、反ハシズム戦線。渡司さんは、「人生でいちばん重い決断」といいます。ハシズムがはびこれば、21世紀日本版ファシズムが興るかもしれないのですから。


橋下前知事パー券あっせん者の会社が公共事業受注 橋下氏は説明せよ!!

2011-11-06 | 橋下維新の会 ・地方政治 / 共産叩かれ記
 橋下前知事パー券あっせん者の会社が公共事業受注 橋下氏は説明せよ!!

                     赤旗日刊紙2011年11月5日・6日

 橋下前知事パー券あっせん者の会社

6億超の府事業受注
      


 大阪市長選挙に立候補を表明している前大阪府知事の橋下徹氏の政治資金パーティーで、多額のパーティー券購入を「あっせん」した知人が役員を務める建設会社が、パーティー後に次々と府の公共事業を受注していることが4日、本紙の調べで明らかになりました。橋下氏をめぐっては、以前にもパーティー券を買った親族の関係する建設企業グループが府公共事業受注を急増させ、府議会で日本共産党府議団に追及されています。

 橋下氏は2008年1月の府知事選で初当選。大阪府選管に提出された政治資金収支報告書によると政治団体「橋下徹後援会」は、同年6月16日に政治資金パーティー「橋下徹知事と府政改革を考える会」を開催。1819万円を集めています。

 パーティー収入の1割にあたる180万円のパーティー券購入を「あっせん」したのが「喜捨建設株式会社」(本店・大阪市東淀川区)の代表取締役を務めていた男性です。

 同社は、08年9月に府道工事を2億4870万円で受注し、同年10月にも防潮堤工事を2億4900万円で請け負っています。さらに09年にもダム関連工事など3件を獲得し、5件総額6億7784万円の府公共事業を受注しました。

 同社は、05、06年にもそれぞれ1件ずつ府公共工事を受注している実績のある企業。本来、「あっせん」は避けるべき対象です。

 受注実態も不自然です。08年受注の2件は一般競争入札ですが、工事の品質確保などのために府が定める「低入札価格調査基準価格」(入札前非公表)とまったく同額で落札。09年のダム関連工事では、同社が提示した額が、低入札価格調査基準価格を下回っているにもかかわらず落札しました。

 本紙の取材に橋下徹後援会担当者は、「あっせん販売をしてもらった時点では、府の事業を受注しているとは知らなかった。その後は連絡をとっていない」と回答しました。

 あっせん~
政治資金を集めるパーティーを主催する政治団体に代わって、パーティー券の販売と集金を行うこと。パーティー券の購入額には150万円までの上限がありますが、あっせん額には上限がありません。
あっせん額が20万円を超えると、あっせん者の名前とあっせん額を政治資金収支報告書に記載しなければなりません。あっせん者は、購入してもらった人や額の内訳を記した「明細書」を政治団体に提出する必要がありますが、明細書は原則非公開です。



橋下氏は説明せよ

パー券あっせん者の会社が公共事業受注


 共産党府議団が公開質問状  大阪



(写真)橋下前府知事への公開質問について会見する(右から)堀田、宮原、くち原、曽呂利の各党府議=5日、大阪府議会内
 大阪市長選への立候補を表明している橋下徹前府知事の政治資金パーティー券をあっせんした中学時代の友人の企業が、府発注の公共事業を受注している問題(本紙5日付既報)で5日、日本共産党大阪府議団が会見をひらき、橋下氏に公開質問状(別項)を送ることを明らかにしました。

 橋下氏の友人は、2008年1月に府知事に初当選した橋下氏が同年6月に開催した政治資金パーティーで180万円分のパーティー券をあっせんしていました。

 このパーティーが行われた08年と09年にかけて、友人が代表取締役を務めていた喜捨建設株式会社(本社、大阪市東淀川区)が、府発注の公共工事5件を受注していました。同社は07年の受注実績はなく、05年と06年では1件ずつの受注にとどまっています。

 会見で宮原たけし府議団長は、喜捨建設の入札資料を示しながら、「談合の疑いも含めて、不透明さがある」と指摘しました。

 また党府議団がこれまで、橋下氏のおじの関連会社が府発注工事を受注した事実を追及した点にふれ、「橋下氏は府議会で『おかしな点があれば説明しなければならない』などと繰り返しいっており、この点についても説明すべきだ」とのべました。

 会見には、くち原亮府議団幹事長、堀田文一府議、曽呂利邦雄府議が同席しました。


公開質問(要旨)

 日本共産党大阪府議団が橋下徹前府知事に送付した公開質問は以下の通り(要旨)。

 (1)2008年6月の政治資金パーティー「橋下徹知事と府政改革を考える会」で、180万円のパーティー券購入をあっせんした人物との関係を明らかにするよう求めます。

 (2)同人物が代表取締役を務めていた「喜捨建設株式会社」は、登記簿上の本社所在地に表札さえないなど、同社の実態を知っていますか。

 (3)喜捨建設は、この政治資金パーティー開催後からの2年弱の期間に5件、計6億7784万円の府発注の公共工事を受注した事実を承知していますか。

 (4)入札の経過でも、低入札価格調査基準価格と同額であったり、それを下回る額での落札、入札参加企業の顔ぶれが似通うなどの不透明さがみられます。どう認識していますか。

 (5)これらの事実について、当時の知事としての政治的道義的責任をどう考えますか。