ネコ型note

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ネコ型、聖地へ+嬉

2009-02-21 | 外出・外食
 さて2日目、いよいよ新潟寄りのお宿から、富山市を越えて、聖地、高岡(藤子不二雄両先生が12歳で出会った地)に行かねばなりませぬ

 といっても、高岡に着いたのがもう11時頃で、あまり時間がないし、高岡駅前にはドラえもん文庫(私立図書館内)があるけど、他にはどこかに「ドラえもんの散歩道」っていうオブジェがあるくらいらしい (?。いくら東京に出て行ったっていってもあっさりしすぎだよな~)ので、先に、藤子不二雄A先生の生家のある氷見市(←鰤)へ行くことにした。
  
 氷見市は、今年の秋ごろまでは、氷見駅の商店街の「潮風ギャラリー」でA先生の作品展示会をやってるのと、そのすぐ近くの生家《光禅寺》というお寺にいけば、手塚治虫先生から伝わる「ときわ荘のテーブル」が拝めるというので、こっちのほうが行く価値があるかな、と。

《常識だとは思いますが(笑)念のために言うと、A(安孫子素雄)先生は、「忍者ハットリ君」や「まんが道」「笑うせぇるすまん」などの方です。
 で、F(藤本弘)先生が、「ドラえもん」「オバQ」「キテレツ大百科」などの方で、作品は完全分離してました。》


 高岡市に比べて、氷見の方が、A先生(ハットリ君)の町アピールしていますな。
 氷見線の電車の中にはハットリくん列車もあるし、タクシーもハットリ君タクシーだし。
 湊川+潮風通りのハットリ君からくり時計「虹の橋」は冬季は凍結だけど、潮風通りは電柱、シャッター、氷見魚介キャラのオブジェ、とA先生キャラ満載でしたし。

 「潮風ギャラリー」(入場料200円)では、印刷文字になる前の原稿でA先生のナマ文字が拝めました。 私は昔、「まんが道」好きでした。もちろんハットリくんや、せぇるすまん、プロゴルファー猿も見てたので、懐かしかったです


 そしてそして、そのすぐ近くのご生家《光禅寺》に。
 いよいよ手塚治虫先生から藤子両先生に伝わった「ときわ荘のテーブル」を目指すのだ!

 しかしギャラリーの人にも、声をかけたら見せてもらえると聞いたので、受付かなんかあるのかと思って探したけど何もないので、少々びびる。
 おそるおそる、ふつうの家についてるチャイムを押すと、A先生の甥の方が出てきて案内してくださいました。

 「わざわざ遠くからお越しになるファンの方もいらっしゃるので、何もないと悪いから、ここに置くことにしたんです。これだけで、大したものもありませんけども」
 などと仰って、謙虚な佇まいの方でしたわ。

 ときわ荘の方々はほとんどお亡くなりですが、A先生はお元気だそうで。 よかったよかった。
 なんか、お寺で育った影響で、お肉やお魚を召し上がらないとかいう話を聞きますが、とにかくお元気でなにより。 また今年の手塚治虫特集番組に出演されると思うので、楽しみです


 お寺の中は、目当てのテーブルにA先生人形が向かって漫画を描いている他、「尼さんQちゃん」や、「お坊さん×せぇるすまんの絵」などがありました。

 テーブルを見れて嬉しかったし、だんなが頼んだ記帳もタダで書いてくださり、感激でしたわ。
 どうもありがとうございました


 
 氷見は海沿いの町なので、念願果たした後は、海岸近くの海鮮館に立ち寄ってから、氷見駅に向かって海沿いを歩きました。
 能登半島と富山の陸地を眺めながら歩いていると、かもめさんがいっぱい。
 かもめさんって、普通に立っているとき、大きくてすごくカワイイですね
 海沿いで、魚介が美味しくて、こんな風景が日常っていうのは、うらやましいにゃ。

 氷見線も、ハットリ君列車には見ただけで乗れなかったけど、列車は海沿い(超真横!)を走り、「雨晴(あめはらし)」という駅があったり、ステキでしたわん



 さてさて、時間も3時を回り、大急ぎで高岡の「ドラえもん文庫」を拝まなければなりませぬ。忙しいやら、忙しい。

 高岡市民ってばなんてうらやましいんでしょ。図書館で藤子作品読み放題。「小学X年生」のドラちゃんとか、もう売ってなさそうな(?)ものもあるし、A先生コーナーも。
 あまり覚えてないけど好きだった、F先生のSF短編集とかは見当たらなかったけど。。(急いでいたので、ひょっとしたら見落としかもしれませんが)

 まんがのナカミは殆ど見てないけど、聖地で藤子文庫が見れて嬉しかった
 漫画のドラちゃんたちは表情もセリフも笑えるし、ほんとにかわいいんですのよ、いやされますわよ、奥様。
 短編集は、大人っぽい漫画だし。
 ぜひまた読みたい気持が高まった。こんど買お。


 今度の旅行は、に、に、に、聖地でお宝見物に、・・・とても幸せな時間だったですわ

 聖地にあしあとつけられたことだし
 

 ・・・と思いながら帰っていたら・・・・


 これで終りではありませんでした! なんとなんと、武蔵浦和のホームに、よく見覚えのあるマスク+眼鏡をしてもなお素敵なお方がっ!!!
 なんと、目を疑いましたが、モノ本の近藤さんでした

 なんて運の良い! 

 でも、サイン回にほとんど出ない(もう3年くらい出てないかな)私は、顔を全く知られていないので、電車の中で長い間包囲するのも悪いと思い(音楽聴いてらしたし)、武蔵野線では我慢。
 ・・といっても、だんなが私が言ったから分かってるくせに隣に座り(なーにぃーやっちまったな)、近藤さんが詰めてくれたので、わたしもそこに座るはめにぃ。

 知られていないのをいいことに、3人並んで西国分寺まで行きましたよ
 2人とも本読んで、不審に思われないように気を使いましたとも。それでも不審だったかもしれないけど(笑)

 そして、中央線のホームでやっと、話しかけることができました
 頭が回らないので、どーでもいい話しかできなかったけど、、
 近藤さんも、なんか丁寧な話し方で警戒してるっぽかったけど、、(今度大阪にも行きますって言ったら、やけに驚いていらした・・)
 でもとりあえず、お話できて、握手(←なんと初!!長年ふぁんなくせに。)もしてもらって、うれしかったです

 どこの仏様か神様か存じませんが、をいただけて、幸せいっぱいの旅が終了しました

 ・・だんなに、「人生最高の日やったな」とか、「連れて帰ってって言えばよかったのに」とかイヤミ言われたけど。。

 こういうときだけ、的を得た発言するのね、あなた。
 もっと大らかな気持でいてもらわないと、返事に困るじゃないの・・