ネコ型note

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10日前のティアラ・・・

2008-02-14 | ピアノ近サート(主に近藤さん)
 の感想・・もぉええって感じになってきました。
 実はあの日は、けっこうぼーっとしていた瞬間も多かったし。
 っていうよりいつも、だいたいがぼーーっとしてるんだけど。
 ぼーーっとすることならそこらのおじょうさんには負けないわ。(哀)
 ・・だから、いつもいーかげんなんだけど。
 だから、ピアノも練習しないんだけど。
 ってか近藤さんのコンサートの後で電子ピアノ弾くと、なんでこんな音しかでーへんねん!って余計嫌気さしてきた。 弾く気なくなってきた~。最初から弾いてないけど・・・
 でもこんな私でも、グランド・・じゃなくても、本物ピアノと防音室が整ってれば、練習すると思うよ。(←過去が過去だから、あまり説得力ないかぁ・・・自分に。)


 近藤さんのガスパールをツェーデェーで聴きなおしました。
 CDも、すごく音が生きていて、いい仕上がり。
 解説の詩を読みながら聴くのも良いです。
 イメージが頭の中である程度まとまるような。
 あらためて、聴き応えありまくりの曲だなーと思いました。

 「水の精」・・・、水の一粒一粒(水の精?)も、あちこちで起こる湖の波紋も、、
 本当に水の精の世界に連れて行かれたような気分になるくらい、美しく幻影的ですね。
 そして、最後は、生身の人間とは理解しあえない・・というような切ない終り方みたい。
 さいごのパッセージは、本当にオンディーヌの哀しい高笑いのようで。
 多分ラヴェルさんもそのつもりだと思う・・?。それにしても、すごい、モーリスさん。←というと、世界名作劇場「小公女セーラ」を思い出すわ。「何もたもたしてんだい、早くかたづけるんだよ!」「はい、モーリスさん・・」のモーリスね。・・と思ったけどあれはモーリーだったわね。おばさんだから。

 絞首台も、、聞き飽きないですねぇ。 私のイメージでは、何人もぞろぞろと亡霊が歩いているような感じもいたします。不吉な鐘の音に促され、ヒタヒタ体液(←汗と言えよ)をたらしながら・・・って、これじゃ、安いホラーゲームみたいだわ・・こんなんじゃないんだけどなぁ、発想が貧困ですいません、モーリスさん、嘉宏さん・・・ 

 スカルボもすごいですね。でも、近藤さんが弾くと、そんなに不気味さはないなぁ。
 どちらかというと、妖怪くんよ、次はどこに現れるの~? たーのしーいなって感じ・・て言ったら言いすぎだけど。
 でも、超絶技巧なのに色んな音色の変化で妖怪の動きを表してて、やっぱりすごいよ、近藤さん! 音を息づかせるのがうまい!!
 

 私も、少しでも近づけるように、、練習するときは気合入れよっと。(するときは。)
 

 近藤さんの、お元気で、麗しかったご様子をかかなきゃ、と思っていたけど、
 今さら書く気もなくなったので、やめときます。
 
 でも、やっぱりちょっと書いとこうかな・・忘れるし・・。
 近藤さん、今回はにこにこでした。笑顔振りまいておられました。
 恒例の「人間扇風機(首振りモード)」も、率先して。(ややこ慣れてらっしゃいます・・)
 180°振り終わるころに、どなたかの何かギャグにウケてもいらっしゃいました。
 なんだったんだろ・・気になる。
 今度私も何かやってみようか・・
 近藤さんが扇風機だから、目の前で飛ばされるフリとか、自分は冷風扇のフリ、とか(どうやんねん?)風に立ち向かって歩いてるフリ・・とか・・・・
 どなたか、一緒にやりませんか?・・・ってバカすぎるか。
 日ごろから顔売ってる人じゃないと、目も当てられないね。

 脱線。
 今回は、なんと言っても、アンコールでMさんの小声に答えて、ノクターン2→8番に変えてくださったところが、さいこーの場面でした。
 近藤さんが、椅子に座ってから、
 「・・・えーーっと・・ノクターン、ショパンのノクターンの・・2番」
 といったところで、すかさず、というか思わず?Mさんが、
 「8番!」とささやくようにおねがいされたら、近藤さん、
 「8番?じゃ、8番を」と
 こーいうのって、すてきですね。常連さんからのリクエスト、これから増えたりして。
 その一帯は、いや、ホールは暖かい笑いで包まれました。私は、わーっと危うく声を出しそうになりましたわ 

 そしてアンコール最後の曲になって、曲を言った後弾くかと思いきや、
 「あ、そうだ」と、椅子に座ったまま営業を始めた近藤さん。
 「ここで言うのも変なんですけど。」
 「浜離宮の3回セットの券、今日受け付けてますので、是非。」
 「いっぱい余ってるようなので・・」
  一言何かおっしゃるたびに、皆が笑う。
  近藤さん、愛されてるわねー。幸せ者だわよ わかってはる?(笑)

 宣伝を終えて、「では。」とかわいく言い、「大洋」を弾かれました。  
 
 こういうことは、やっぱりティアラならではですね。
 アットホームなパーティーみたいでいい感じでした。 
 
 おっと、忘れてたけど、「悲愴」も良い息づかいでした。
 2楽章も私好みでした。

 それと、ショパン:スケルツォ4番も、私の弾きたいリストにめでたく載りました。  載せるのは自由だもん