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アンスネスを聴きながら

2007-12-03 | ピアノ
 図書館のPCでたまたまヒットしたアンスネスちゃんのCD♪♪
 この検索機、ちょっと探しにくいし詳細分からんけど、意外性が時々おもしろい。


 久々に再確認しましたが、アンスネス”ならでは”の魅力といえば、漲る躍動感とそれを当然のように統治する統制力、そして澄んでいて色彩感あふれる、研ぎ澄まされた音色でしょうか・・

 この躍動感は、この人絶対、運動神経めっちゃいいって! と思わせます。
 一流のピアニストは、みんな運動神経がいいと思いますが、この人はその中でもトップクラス、アスリートタイプでしょう。

 以前コンチェルト1回、リサイタルにも2回行ったことがありますが、弾き姿もすごいのです。
 手は勿論のこと、ペダルも実に身軽に自由自在に操ってる感に圧倒、軽やかすぎて音も身体も踊ってるかのようです。
 聴いて(見て)いるほうは、高揚感が高まっていき、知らない曲でも、芸術的なスポーツ技を見るように楽しめるといった要素があるのです。
 私は初めて見たとき、食い入るように見入ってしまいました。
 (1999・12 大阪のいずみホールという、ピアノを間近で聴くのにとてもいいホールでハイドンとシューベルトのソナタと、ラフマニノフの音の絵、アンタイルのトッカータなど♪)


 もちろん、ただノリがよい(リズム感がすごい)というだけではなく、音楽の流れと美しく融合しています。(あたりまえですが。)
 それどころか、そのリズム感はあたりまえだと言わんばかりに、ひとつひとつの音色への気配りもトップクラス、尋常じゃないのです。。
 
 どんな音色かというと、とにかく、刻々と変化していくところが魅力なのですが、、やっぱり北欧っぽいのかな。
 低音は底が無いように深く、暗い海の底のようでもあるが、それだけに解放したような音でもあったり。
 高音も開放感があって、満天の星空を思わせるような澄んだ音なんだけど、どことなく鋭く暗い・・。
 ・・・やっぱり刻々と変化しすぎて説明できないな
 でも、どこか鋭く暗く、でも静かで、澄んだ空気を感じさせる音が多いかな。だから北欧風の雄大な曲がよく似合う。そして、感情も冷静・明晰に爆発していて・・。 
 ピアノってすごい!と思わせてもらえる演奏ですね(アンスネスちゃんがすごいから!)

 CDの感想を書くつもりが、いつの間にかただのアンスネスちゃん絶賛レポに・・
 一人で興奮してしまいまいしました(←ちょっとおかしい)
 
 でも、私は真面目で素直そうな人柄にも勝手に惚れこんでおりますので。。
 

 
 最後に言っておくと、このCDは”HORIZONS”というタイトル、
 18人くらいの作曲家の小曲(聴き応えあり!)が1~2曲づつ入っているのでした。
 モンポウの「湖」とか弾けそうかな??

 このCDに関して、東芝EMIの特設ページでインタビューと演奏風景のイントロダクション映像があります。
 美しい風景の中、20分に亘り饒舌に語ってらっしゃいます。(字幕がないですが
 他にも曲目トラックもあって、演奏も聴けます。
 見てちょうだいませ。↓↓

   アンスネス映像