今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

これでもペットショップから買いますか?

2024年07月07日 | ノラたちの幸せを願って
ペットショップやブリーダーなど生体販売の闇の部分についてはこれまで何回も書いてきました。もう十分意識を持っている愛犬家愛猫家の中には、そういった記事を嫌う人が多いことも知っています。でも、先日(6/27)も書いたばかりなのにまた書きます。本来は「これから買おう」と思っている人に読んでもらわないと意味がないのですが、心ある人たちにはぜひ拡散してもらえればと願いを込めて。

今回は悲惨な状態で飼い殺しにされている繁殖犬の話です。
狭い檻の中で糞尿の上で暮らし、散歩はもちろん一切の手入れなし、病気になろうが失明しようが手当てなし。さらに、吠えないよう声帯を切除することもよくあるそうだ。ただひたすら孕ませ、子を無事に取り出すために帝王切開が頻繁に行われる。先日書いた埼玉のブリーダーは、年齢的に繁殖できなくなったワンちゃんを窒息死させていた。長野の無免許無麻酔での帝王切開など400匹以上の犬を虐待した繁殖業者への判決が、無罪に等しいほど軽いものだったことも書きました。2番目にリンクした記事によれば、そんな事例は珍しくないそうです。

「それでもあなたは買いますか?」という記事を書いたのは4年前の8月11日。その後もこういった問題が"定期的"と言っていいほど繰り返し報道されている。報道される事例が氷山の一角であることは火を見るより明らかだ。一部の経営者や政治家の金もうけのために動物たちが生贄にされている。その仕打ちは人の仕業とは思えないほど残忍だ。ここまでくると、販売目的での繁殖を禁止するしかない。でも献金されている側の政治家たちはそう簡単には動かないだろう。他に動物たちを救う手立てはないのか。 ・・実はあるのですよ。みんなの力で営利繁殖販売を止めさせる方法が。

ブリーダーやペットショップから一切買わなければいいのです。

※今回参考にした記事 (昨日と本日付の記事になります)

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モドキ、次々と根城を変えて

2024年07月06日 | モドキ
その後のモドキです。
ダイフクとココとの競争に勝って、ヒョウとラブラブになりました。
(※喧嘩の決着ではありません。ヒョウが、一番やさしく接してくれたモドキを選んだのです。)
モドキはなかなかリビングデビューができなかったけど、ヒョウが引っ張ってくれた。
リビング出窓でヒョウと

連写ではありません、ゴロゴロとくつろぐモドキです
(くつろぎ過ぎて他猫がみな引いてしまった)

ヒョウはどこでも自由自在だけど、まだ人間は不得手。
それでキッチンの片隅を根城にしたけどそこはモドキがダメ。
結局、玄関や洗面所に2匹で落ち着きました。
玄関出窓でのんびり2匹

しかしその後、モドキに異変が。自分のケージに引きこもって出て来なくなった。
とくにきっかけはないのですが、強いて言えばダイフクを嫌ったのかな。
ヒョウとラブラブでいると、必ずその下に未練たらたらのダイフクがいたので。
ケージは常時開放だったけど閉じこもったままだった

モドキの閉じこもりは結構長く1ヶ月以上続いた。
その間ヒョウがココやダイフクに浮気しても無関心。
食欲は旺盛で、特に具合が悪いとかうつになったとかではなさそう。
保護者は様子を見るだけ。でもやがてモドキを連れ出したのは、やっぱりヒョウでした。
ヒョウのケージにお邪魔したモドキ

当時のヒョウは主に2階のサクラ部屋に居住していて、それにつられてモドキも。
しかしサクラ部屋では一足先にダイフクが常連になっていた。
で、モドキは・・
最近はオジン部屋の押入れを根城にして、殆ど出てきません。
時折ヒョウを呼ぶ声がうるさい。
はてさて、これからどうなるのか。
それは猫たちの自由なので、自分にもわかりません。
オジン部屋の押入れでくつろぐモドキ

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猫愛 ~ほんわか、でもやっぱりせつない猫たちの物語・第9話~

2024年07月04日 | 猫愛 ~特選・猫たちの物語~
前話のスカーレット、感動ものですね。母猫の愛、母猫の献身がここまでのものとは。それを助けた消防隊員もすごいと思います。日本でもこのところの大雨で地域全体が冠水する災害が頻発していますが、水没地域には人間だけでなく子育て中のノラ猫母さんもきっといたはず。迫る水の中で自分だけなら逃げられても子供から離れずに人知れず命を落としたりするのだろうと思うと、自然災害とはいえ心が痛みます。

ところでこの母親の愛と献身ですが、人間だったらどうでしょうか。最近は子供の虐待など不穏なニュースばかりが目立ちますが、自分には母親の愛の強さは種族を問わず普遍のものだと思えます。人間のお母さんもスカーレットと同じように行動するに違いない。ではお父さんは? 同じに決まってますよね。

リンはスカーレットに似てるかも

さて、今回ご紹介するのはひとつの物語ではなくてテーマです。
当ブログでは最初の記事「はじめまして」以来、何度も書いてきた猫の賛歌。最近では「猫に学ぶ・partⅡ」の中で要約しています。"自分に何が起こっても後悔したり悔んだりせず"、"他者を羨むこともなく悲嘆もしない"。そして、"その状態を自分の現実として受け止める"。今回は人間には真似できないそんな猫の特性が溢れる、ハンデを持った猫たちの物語を特集しました。

自分的には佐竹さんの本になった「里山の子 さっちゃん」(NHKのモフモフでも放映された)が印象強いですが、もちろん他にもたくさんいて、Googleなどで検索すれば出てきます。今回紹介するのは自分の「お気に入り」の中から引っ張り出した6匹の子猫の物語。「初代あんよ」と「2代目あんよ」はねこけんさんのブログで、「らい」の話は晴さんのブログ「ひだまり日和」や単行本でも見ることが出来ますが、ここでは要約紹介された記事をリンクしました。他に「サエちゃん」「ハチちゃん」「元就」の話。

どれも読むと元気がでる話ばかりです。ハンデをものともせず猫生を謳歌する子猫たちはすごいけど、自分はその猫たちをサポートする人たちにも大いに感動しました。事故で瀕死の子猫を後先考えずに救おうとする。予想される(介護の)苦労をものともせずに引き取る。見栄えがいいとか手間がかからないとか、あるいは自分に懐くとか、そんな基準で猫を選ぼうとする輩には絶対に真似できないことですね。わが家の猫たちも、そんな人が里親さんになってくれたらなんて思ったりしちゃうのでした。

獣医師北澤功さんの話もリンクしておきました。身体の機能を喪失しても残った機能で生きようとする猫と、その機能を元に戻そうともがく人間。北澤さんは単に猫を神格化するのではなく、もがく人間もまた生き方なりと。確かにその人間のもがきが、新薬の開発や医療の進化につながるのですよね。



(↓2匹の「あんよ」)
(初代あんよ)
(コチビ=初代あんよ里親さん宅)
(2代目あんよ)
(らい・下半身不随の猫)
(サエちゃん・2本脚の猫)
(ハチちゃん・下半身不随の猫)
(元就・3本足の猫)
※↓獣医師・北澤功さんの話

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