今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ニャーにいちゃんと甘えん坊

2020年10月15日 | ちび太
かつて10月と言えば"天高く馬肥ゆる秋"。
運動会やピクニックが花盛りの季節でした。
でも南関東では昨年あたりから様相が変わって、長雨と底冷えの月に変わった。
雨で保育園の行事日程が頻繁に変わるので、パートさんは勤務の調整が大変です。

本日の雨雲:こんな感じで房総半島にひっついて離れない
(「YAHOO天気・雨雲の動き」より)

一方わが家ではホカぺやコタツも出したので猫たちはぬくぬく。
まったくこの連中、家猫の恩恵をどこまで認識していることやら。
オジンと信頼関係が復活したニャーがリンやクウを追わなくなり、
チキンやポニーも大人びてきて、
わが家のニャン生活は落ち着きと平和に包まれています。

みんなで仲良く草食べ

そしてちび太。
ちび太がニャーやリンを追うのは、やっぱり舐めてあげたいからのようだ。
ニャーを慕うちび太は、ただ表現が下手なだけ。

早速コタツ布団で寝るニャー(右)とちび太

たまに相手が逃げないでいると、遠慮がちに舐めてあげる。
舐めるというより甘えてる? 舐めてるちび太の方が幸せそう。
ちび太は照れ屋でやさしいお兄さん。
身体の大きな甘えん坊。

リン(右)とはまだ緊張気味

ホント、猫ほど平和の似合う動物はいませんね。
過酷で悲惨な境遇下で警戒心露わのノラだって、
穏やかな環境に恵まれれば平和と癒しをふりまく存在になること請け合いです。
そんな世の中の実現を願いつつ。


6才のニャー(左)はおじさんだけど、ちび太にとっては永遠のお兄さんです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニャーと思い出のニャンコたち・再び

2020年10月14日 | ニャー
このタイトルはどこかで見たような・・実は昨年末の記事タイトルと同じ。
まったくこのブログは思い出話が花盛り。
年を取るとはこういうことなんだと、我ながら呆れてます。

なぜニャーかと言うと、現役最古参でそこそこの歴史を知っている。
22才のハナと15才のくもを立て続けに失って気が萎えたテツが被介護ネコとなった1995年、わが家に現れたのがソトチビでした。ソトチビはテツの残すご飯を片付け、みうやリン一家をわが家に紹介してくれたが、結局自身は消息を絶った。

家裏の寝床で2度の冬を過ごしたソトチビ(奥にみう)

現れて間もないソトチビが連れてきたみうは、店裏の住猫となった。そして毎日のようにテツの被介護生活を励ましてくれ、自分(オジン)のノラに対するイメージが大きく変わるきっかけとなった。

みうとニャー(中)、背景と同色で見難いけど右にテン

ソトチビと時を同じくして店に現れたのがポン。店として初めて本格的にサポートした子猫だ。ポンはとても人懐こい子猫になって愛嬌をふりまいたが、その後次々と現れた連中とそりが合わず、半年ほどで消息を絶った。きっとどこかに迎えられたと信じたい。


ポンの様子を伺うニャー(手前)

その年の秋に店に現れたのがニャー。そのすぐ後にダイフクもやって来るが、当時のダイフクは店での覇権を狙う悪役となった。

ダイフクはその後、子猫のコンやミセミケをやさしくエスコートしてスタッフの評価を上げた

翌年(1996年)には子猫が2匹、チビとシャッポが店に現れてニャーと仲良くなり、店の3匹時代を築く。3匹はダイフクの影に怯えながらも、スタッフにもお客さんにも愛されて幸せな日々を過ごした。

シャッポ(左)とニャーの仲はチビが取り持っていた

2度の救出劇など数々の忘れられないドラマを遺したチビ。しかし半年後に交通事故で他界。それがきっかけとなってこのブログを始めた。


ちび太に似ていたチビ(写真上で仰向けに寝ているのはニャー)
その後ちび太が店に現れた時、現世に未練を持つチビが生まれ変わったと誰もが思った

同時に家ではテツが他界。長きに渡ったわが家の3匹時代が終わった。テツの忘れ形見とも言うべきみうを家に迎えるつもりだった。しかし実際にはチビを失って変身したシャッポに追われたニャーを、急遽みうより先にわが家に迎えた。そしてニャーは、みうとソトチビに出会ったのです。

当ブログは先月末に4周年を迎え、5年目に入りました。でも何故か思い偲ぶのはこのブログを始めた前夜とも言うべきあの時代です。今は自分のトシや家の状況を考えると、お友達になっても安易にノラを迎えられない事情がある。あの頃は自分の思いを素直に出会ったノラたちに伝えることができた。いい時代だったなと、そういうことなのかもしれません。


ニャー:「オジンの思い出話をサポートするのも楽じゃないよ」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ココが帰って来た

2020年10月12日 | レオ(テンチビ)とココ
ココが帰ってきました。
前回記事を書いた次の日(昨日)です。
いやはや、今生の別れみたいなこと書いちゃってお恥ずかしい限り。
でも何はともあれ、よかったよかった。


おかえり、ココ

昨日の昼頃、スタッフに甘えていたレオが「グルニャッ!」と一声発して出入口に駆け寄ると、ちょうどココが入って来たそうです。
すかさず爆食いして、それからレオに甘えるココ。
その時は声が出ないほど潰れていたとか。
後で気付いたのは、右後足の膝の内側に大きな怪我をしていた。
ただ、見た目が悲惨な割には痛そうでもなく、歩き方も普通らしい。
レオ同様、とりあえずは抗生物質を与えています。

さっそくレオに甘えん坊

昨日は養生もあってその後は外に出しませんでした。
今日は朝から出ていつもと変わらなく過ごし、夕方には屋内に入った。
この4日間、ココに何が起こったのかはわかりません。
ただ、声が枯れるということは鳴きまくったからに違いない。
どこかに潜んでいたというより、出たくても出られない状況にあったのかもしれない。

明日会ったらどんな表情で迎えてくれるか、今から楽しみです。

今日は平常通りだったと連絡がありました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出会いがあれば別れもある・partⅢ ~ココの失踪~

2020年10月10日 | レオ(テンチビ)とココ
ノラとお付き合いしていれば避けられない「出会い」と「別れ」。
あれだけ仲のよかったシャッポが唐突に消えたとき、悩みに悩みまくった。
2年経ってようやくこれは宿命なのだと悟り、立ち直ることができた。
PartⅡはレオ(当時テンチビ)で、やはり突然消息を絶ったがそのときは落ち着いていた。
レオはその後帰って来て現在に至っている。

そして今回はpartⅢ、ココが突然に消えました。
まあ、レオココカテゴリの前回記事からわかるように、予感はあった。
それにしても毎度のこととは言え、彼らとの別れはいきなりあっけなくやってくる。

最近のココは姿が見えないことが多かった
(店裏駐車場奥の車の下に身を隠したココ=タイヤの右)

それは3日前、夕方まではいつもと変わらない日だった。
台風14号と秋雨前線の影響で夜から雨の予報が、やっぱり朝から降り出した。
午前中見なかったココは昼頃レオに合流し、再び姿を消した。
午後16時頃、珍しくひとりレジ室から見渡してレオを探すココを見た。
16時半頃、裏駐車場の車の下でレオと合流したココを見た。
それがココを確認した最後の姿となりました。

17時半頃、2匹を中に入れようと夕食を持っていくと、レオだけが待っていた。
最近ココはこの時間になっても戻らないことがある。
またかと思い、レオをギフトコーナー(レジ室)に閉じ込め、観葉室の猫用小窓を開けてココの戻りを待った。
ところがその日は戻って来ない。というより気配すらない。
いつもなら、戻らなくても姿は確認できたのに。

ココはいつまで経っても現れなかった。
20時頃になってモドキが遅めの来訪。
観葉室に入ろうとするので小窓を閉めた。
モドキは22時頃次の場所?へと消えたので、小窓を再び開けて1時間ほど待った。
が、ココは結局現れなかった。
レオはその日、ひとりで夜を過ごすことになった。

ココ失踪当日の2匹は相変わらず仲がよかった

その翌日も、そのまた翌日(昨日)もココは戻って来なかった。
折しもの雨と気温の急降下。
翌日からは最高気温が前日までの最低気温を下回る異様な天気だ。
ココの場所替え決行は間が悪かったのではないか。
寒くないかな、あの食いしん坊のココが、ちゃんと食べれてるかな・・。
それとも、ココの身に何かあったのだろうか。
心配しだせばキリがない。
もちろん警察清掃局愛護センターには確認を続けています。
レオはその翌日から、スタッフにベタベタの昔のレオに戻った。

シャッポのように探し回っても、ココは自分の姿を見ればますます隠れるだろう。
それでも近場の物陰はくまなく探した。
病気や怪我で養生しているうちに、行き倒れなんてことになったら大変だ。
昔BYの奥で半ば白骨化した子猫を見つけたことがある。
何らかの理由で隠れて養生しているうちに朽ち果てたのだろう。
その遺体には、切なさと悔しさが滲み出ていた。

ココは、自分の意志で出かけたのだと思います。
素直に人間に馴染めなかったココ。
手術予定日の捕物騒動が、ココに決定的な人間不信を抱かせてしまった。
あれがなければ・・・いや、済んだことを悔やんでも仕方ない。
あれはあれで必要なことなのだ。


この春店に現れた頃のココ

今年の3月に店に現れたココは生後半年くらいだった。
人間にというより、レオを慕って店に居ついた。
レオからすれば、初めて受け入れた新猫だった。
1才になろうとするココ。
ノラとしては処世術の得意な方じゃない。

それでもココは、この店に来る前に厳しい冬を乗り越えてきた。
きっと誰かの助けがあったにちがいない。
その誰かとあっさりとお別れして、この店にたどり着いた。
そしてこの店ともあっさりお別れ。
それはココにとって、次の出会いの始まりなのだと信じたい。

出会いがあれば別れもある。
出会った人たちに癒しをふりまく、彼らは「シッポの生えた天使」なんです。
なんて、センチになるのはまだ早い。
まだ3日、これから戻って来る可能性だって十分にあるのだから。


失踪した日、レジ室からレオを探すココ
ココ、お前の大好きなレトルト買ってきてあるからな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光を

2020年10月07日 | リン(旧イエミケ),クウ,キー
リンとクウが陽光に当たっています。
いったい何年ぶりだろう・・と思ってしまうほど、久々に見る光景です。


2階のベット下やリビングのテーブル下を居城にする2匹。
リビングの窓辺は他のネコたちに占領され、他の部屋は窓側が袋小路で安心できない。
ニャー一派の端くれに身を置くキーはまだしも、リンとキーには日に当たる機会がまったくと言っていいほどなかった。

でも、ニャーをはじめ他のネコたちとの関係が少しづつ改善。
そして秋になって日が長くなり、リビングの奥まで日が差してきた。



本当にこの2匹のこんな穏やかな光景は、いつ見たのか覚えてないくらいだ。
昔書いたある記事を思い出した。
「この一家に光を」
まだ外で暮らしていた頃のリンと幼い兄弟を案じて書いたものだった。
そしてついに・・

あっ、リンがクウを舐めてあげてる

一家に光が当たりました。
わが家にお迎え(保護)して2年半。
家内隠遁生活を続けていたリンとクウ。
ようやく、幸せを噛みしめることができるようになりました。

よかったな、クウ。
リンよ、もう安心だ。
家猫生活も捨てたもんじゃないって、わかってきたかな?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする