今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

保護部屋の君たちへ

2023年12月02日 | 大家族の日常
君たちはつい最近まで店の周辺を思うままに闊歩し
店で(他でも?)ご飯を食べて、自由気ままな暮らしを謳歌していた
それがある日突然人家の一室、しかも檻(ケージ)の中に
自分に何が起こったのかすらわからなかっただろう

人間なら嘆き悲しみ、将来を憂いて絶望に苛まれてしまうかもしれない
でも君たちはすごいな、こんなときでも前しか向かない
身の不幸を嘆くよりもこの境遇をどう切り開くか
まずは鳴き喚いて保護者にすがってみる
かつて知ったる保護者だからね

モドキ:ケージの中にいてもボス猫の迫力は変わらない

モドキはもうすぐ3ヶ月、ヒョウとダイフクは2ヶ月、レオとココは1ヶ月
君たちのケージ暮らしはこれまでになく長くなった
ただ、今では交互にケージを開けて部屋の中で過ごせるように
ヒョウとダイフクが出てこないのは、保護者との信頼関係がまだ薄いからかな

モドキはもう保護部屋にもすっかり慣れて
2度ほど家の中に出て来たことがあったね(敷居の閉め忘れ)
最初は無難に探検して先住猫たちと遠目に挨拶
でも2回目はリンと軽く勃発してしまった
慌てて保護部屋に逃げ込んだのは君の方だった
今では保護者付だけど、少しづつ先住猫たちとも慣れていかないとね

保護者が近くで作業してても動じません

保護部屋のケージ暮らしにも少しづつ慣れて来たレオとココ
ココは相変わらずレオを拠り所にして、何とか落ち着きを取り戻した
そして店でおやつをねだりに行くときの、あの感覚を思い出したのかな
シャーもあるけど、あのときの表情で見つめてきたり

店に来た時のように、レオの後追いになったココ(奥)

レオは立ち直るのが早かったね
翌日には保護者の足にスリスリ目鼻の先でゴロンゴロン
人間大好きの君は、保護者がいれば場所を選ばないようだ
看板猫時代から人見知りをしないし、君を欲しいというお客さんも多かった
でもココのために、もう少しいてもらうことにしたんだよ
君の課題は先住猫たちとの親和性、モドキ同様に少しづつ慣れていかないとね

食べ物さへあればいい? ダイフクはまったく落ち着いてます

初めから悠然としていたダイフク
やっと安全な場所を見つけたと思ったのか、落ち着きすら感じた
かつての強者は、5年ぶり再来するまでに何があったのか
周囲を気にして逃げ回る弱気な猫になっていた
でも家の中なら大丈夫、シロキを見習えばいいんだよ

まだまだ怖くて近づけないヒョウが、時折見せる柔和な表情

ダイフク同様ケージを開けても出ようとしないヒョウ
出ないのは人間に対する警戒心と他猫への警戒心のせいか
一方ケージ暮らしなのに、大食漢ぶりが衰えないのは驚くばかりだ
何かというと口開けてサイレントシャーッ、人の手が近づけばバンッと攻撃
身を護るための本能だから仕方ないけど、保護者に要求することも早く覚えないとね

保護者への攻撃性がなくなってほしいモドキ、ココにヒョウ
他猫との相性テストを受けなければならないレオとダイフク
それぞれ段階は違うけど、それが君たちの家猫修行だ
君たちはもう、新たな猫生への第一歩を踏みだしているんだからね

外のニャーを見つめるレオ(左)とココ
ニャーのレベルが2匹の、いやすべての家猫の最終目標だ


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