今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

自然体の猫と考えすぎる人間

2022年11月08日 | ニャー
今では仲間たちと一緒に過ごすニャーを見るのが当たり前になった。
かつては"孤高の猫"として周囲と一線を画し、自身に近づくことさへ許さなかった。
猫よりも人間が好き、保護者大好きだったニャー。
そのニャーにどれだけひどいことをしたか、どれだけその信頼を裏切ったか、
「ニャーの自叙伝・確執編」を書いた自分でさへ、読み返すたびに身が縮む。

みんなと爆睡するニャー (写真右)

その後はニャーに気を遣い続け、二人の蜜月が復活。いや、前より強くなった。
変わったのは自分だけじゃない。ニャーも変わってきた。
そしてあの孤高のニャーが、みんなと和気藹々と過ごす猫になったのです。
あれだけリンやクウを追い回していたニャーが、今ではポニーやチキンに追われる身。
でも苦にする様子もなく、むしろ楽しんでいるようにさへ見える。

チキンとケン(出窓)と

保護者に誰かがくっついていても、ニャーがその反対側にくっついてきたりする。
こっちもびっくり、他の猫たちもびっくりだ。
リンやクウ、それにシロキもその変化に気付いたのだろう。
ニャーへの警戒心が解けてきて、リンなどは一緒に過ごすときもある。
最近になって、自分(オジン)もまだまだニャーを理解してないんだなと思うことがあった。

ちび太と並んで (その先にキー)

今年の夏前、ニャーはともに寝ていた自分の寝床を離れてひとりで寝るようになった。
自分が風呂に入るときもお湯を飲みに来なくなった。
一抹の寂しさを覚えながらも、それが猫社会に溶け込む過程だと思えば・・。
でも寒くなってきた昨今、ニャーがまた戻って来た。
何のことはない。ただの季節変化だったようです。


オジンベッドのニャー (いつもの場所で)

要は、ニャーはいつもシンプル。
何も考えない自然体で、季節や環境に合わせて変化しているだけなんだな。
保護者は好きだけど、もともと"孤高の猫"なんかじゃなかった。
人は猫のことを語るとき、自分の見立てや感情を押し付ける。
猫が何も言わないから、そうするしかないからだ。
でも猫は、人間には決して理解できないシンプルな行動原理を持っている。
最近、つくづくそんな気がしています。

リンと日向ぼっこ


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