今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

診察できなくても進める治療

2023年03月29日 | サクラ(新顔)とキジロ(黄白)
サクラが食べなくなったのは昨年の9月はじめ。
どんどん食べる量が少なくなって、しまいには殆ど食べなくなった。
その頃には口内に異常があるような仕草で、これはまずいと保護したのが10月。
その後2度通院したが手術も診察もできず。3度目は薬だけもらったのが1月。
それ以来、先生とのやリとりはあったけど結局何の進展もなく、ただ世話して見守るだけ。

手術の際の麻酔下でしっかり口内を診てもらう段取りは、手術の延期でご破算になった。
先生の言う「体調を万全にしてから手術」はいいが、口内診察は無麻酔でということになる。
で、何とかサクラに馴れてもらおうと尽くしたのがこの2ヶ月間。
サクラが口内の異常で食べなくなってから、既に半年が過ぎてしまった。

まだ元気な頃、日向ぼっこ

何のために保護したのか。
どう調べても、当然のことながら口内炎は対応が遅れればそれだけ悪化する。
1月には自分の優柔不断を猛省したはずだったのに・・(1/20記事)。
一方、一進一退だったサクラはここにきて何も口にしなくなった。
最終手段のチュール(総合栄養食)も拒否。
口内を痛がってのけ反る仕草は、何も口にしなくても多くなった。
疾患が悪化しているのは明らかだった。

何をあげても食べないサクラ

で、ついに動きました。
これまでとは違う先生、ちび太のハゲを診てもらった先生だ。
この先生はちょっと素人っぽいけど、とにかく猫に優しいので安心できる。
サクラは以前よりすんなりキャリーケースに入りました。
怖くて暴れたりするけど、人を攻撃なんてさらさらない穏やかな子。
移動の間も診察の間も、一度も声すら出しませんでした。
でも、診察はやっぱりネットの中。
先生が口に手を触れた途端に猛烈に暴れだし、やはり口の中を診ることはできなかった。

口の中が痛いときはこのポーズでひたすら耐える

自分としては少なくとも2つのことを確認したかった。
・癌(ことに扁平上皮癌)ではないこと
・歯が悪いのか口内炎症なのか
サクラの痛がり方は、常時じわじわと痛いというよりは、どこかに当たると痛い感じ。
口内炎症状でよく記述される、涎や臭いはあまり認められない。
半年も経っているので相当悪化していると思われるが、見た目の口内はまあまあきれい。

口内見る機会はあっても素人目にはわかりません

幸いなことに体重はまだ殆ど減ってなく、極端な脱水状態でもないそうだ。
一応100ccの輸液と2種類の抗生剤(ロングライフ)を打ってもらいました。
そしてメタカムという液状の消炎鎮痛剤。これは非ステロイド系なので安心。
高価だけど先生に要望したところ、小分けして少量を出してくれた。
まずサクラの生活の質を元に戻す。
投薬は薬が切れると再悪化するらしいけど、当面の目標はそれでいきます。

思い出したように保護部屋から出る時もあるサクラ


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