今では悪戯と言えばポニーとチキンの専売特許。早いものでかつての悪ガキ3匹、ちび太とキーとクウはもう2才半近くになって、すっかり大人になりました。その兄貴分だったのがちび太。自分からは手出ししないけどキーとクウの遊び相手にはなってあげる、そんなやさしいお兄さんでした。
やさしいちび太復活の話です
ちび太の過去記事を振り返ると、昨年はいつも欲求不満やストレスと同居していたように思えます。ニャーやリンを追いかけたり、弟分たちが誘ってきてもそっぽを向いたり。遊びたくても遊べない、甘えたくても素直になれない。保護者や同僚たちと目を合わすことなく儚げにどこか一点を見つめていることが多かった
テンちゃんに育てられたお店時代はもとより、わが家に越してきたときも天真爛漫がちび太の代名詞だった。そして根っからのお人(猫)好しだったちび太。ご飯時は一番最後まで待つし、リンを追うといっても追いついちゃえば寸止めして手は出さない。そんなちび太がストレスに苦しんでいた。
テンちゃんの後追いだった店時代(ちび太2ヶ月)
店時代から里親さん候補が何人も現れたちび太。どんなに気に入られても、ペット不可だったり小さなお子さんが中心だったりと環境に不安があってまとまらなかった。ようやく向かった先では先住猫さんに拒絶されてケージ暮らしに。里親さんも何とかしようと努力したけど、結局2週間後に引き取った。あのとき、ちび太は心に傷を負っちゃったのかもしれないな。
そんなちび太が変わってきた。
先月あたりからイライラした落ち着きのない感じが消えて、穏やかな表情になってきた。キーやクウの相手はもちろん、新破壊神のチキンやポニーにも相手する。ニャーやシロキを舐めてあげる。昨日はとうとう、緊張するリンまで舐めてあげました。そしてオジン後追いに拍車がかかってきた。寝るときはいつも足元。歩けば足に纏わりついて危ないくらい。とっても甘え上手になりました。
ニャー(右)より一回り大きくなっても甘えん坊は変わりません
何がちび太を変えたの? 恥ずかしながら告白すると、どうやら自分らしいのです。昨年後半から薄々感じてはいたものの、今年になってはっきりと決意した。そう、「コラッ」の大声を出さない。ただそれだけです。それだけでニャーが変わった。ちび太も変わった。どんどんやさしくなっていく。
怖くない保護者。安らぎのある生活。ハナ、テツ、くもの3匹時代のように、平和でのどかな日常がわが家に戻ってきた。
ネコ団子の中心で(左からキー、ちび太、チキン)
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