ニャーは決してベタベタくっついて来ないし、なんだかんだ要求してくることもない。
ただ、オジンが家にいるときはいつもさりげなく傍にいる。
熟睡してるときでも、オジンが移動するといつの間にか合わせて移動してきます。
このさりげない好意がニャーの真骨頂。
保護者がメロメロになる所以です。(親ばかですみません)
険悪になった関係が今年初めに修復して以来、帰宅時のお出迎えがなくなりました。
その必要もないほど信頼関係が強くなったと思っています。
オジンのベッドで;寝るときは枕元がニャーの指定席、足元がちび太の指定席
(写真真中のポニーは昼間だけだが、寝るときはチキンも参加してくる)
ニャーの前回記事「強者の特権」ではニャーがやりたい放題のように書きましたが、
実はとても遠慮深いネコ。自分の指定席に他の子がいても我慢する。
リンとシロキは特にニャーの場所にいることが多いので、睨みたくもなるわけです。
それでもやっぱり我慢する。
本棚の上もニャーの指定席のひとつ
もともとニャーは保護者を観察するネコ。(※脚注に関連記事)
こっちが動こうとすると、その目的を予測して先回りする。
トイレに行くときは入り口に先回りして待っている。
洗面所に行くときは先回りしてシンクの中で待っている。
風呂に入ろうとすると素早く先に入って湯舟のお湯を飲もうとする。
階段の上り下りは後から来て一気に追い抜いていく。(なので危ない)
外に出るときも先回りして玄関ドアの前で待っている。
でも外出のときはわかるのだろう、さっさと諦めて中に戻っていく。
とにかく保護者の動きに合わせて、自分のやりたいことを決めるのです。
外に出たときのリードもある程度自分でこなせるようになった
そんなニャーだから以心伝心、言葉なんて不要です。
コミュニケーションの秘訣は・・・、
ニャーのように、いつも相手を観察していればいいんです。
観察して観察して、行動が予測できるようになるくらい観察する。
それが双方向ベクトルになったとき、ネコと人間でも対話できるようになるのだと思います。
ただ、ニャーの眼力はばかにできない。
人間は自分自身だって誤魔化すことができるけど、ニャーには通用しません。
ニャーに限らず、真実のみを見る動物には相手の本質を見抜く眼があるのです。
テツ2世のニャー、意思の疎通にも磨きがかかってきた
※参考過去記事 「観察する猫」