ルイの壮絶な最後を看取った余韻がまだ覚めやらないこの頃ですが、家裏では残ったサクラとキジロ(黄白)が相変わらず頑張っています。サクラはルイがいなくなった昼間が中心、キジロは夜を中心にやって来る。お互いに相手がいると遠慮するので鉢合わせても騒動もなく、もともと声が小さいので騒音もなく、通いなのでご近所への気遣いも不要です。今回はこの2匹について現状の紹介です。
キジロ(黄白)くん
まず訂正から。今年2月2日の記事「黄色いノラちゃん」、1月26日の「2019冬・ノラたちの今」(ソトチビカテゴリー)、さらには5月17日の「その後の家裏のノラたちは」の記述に誤り(勘違い)がありました。今年の初めに喧嘩騒動を起こしたのは正しくは黄色と(大人っぽい方の)黄白でした。それらの記事に現在家裏に来ているキジロくんの写真を使ってしまったために、大変紛らわしくなりました。
童顔キジロくん(再掲)
騒動を起こした2匹は春が過ぎた頃から見ていません。今来ているキジロは童顔の小柄な猫で、昨年末あたりからたまに夜遅く顔を出すようになった。来た当時はノラ密度が高かったせいか殆ど姿を見せなかったが、夏を過ぎた頃からはほぼ毎晩来てます。相変わらず来るのは夜ですが時間は早くなって19時か20時頃。今は日暮れが早くなったのでもう少し早く来ます。
大人しい子でほとんど鳴きません(再掲)
キジロはサクラ同様とても警戒心の強いおとなしい猫です。声も小さい、というか殆ど鳴きません。勝手口の下でこっちが気付くまでじっと待っている。おそらくこっちが気付かないで"空振り"することも多いだろう。ご飯を出すときは甘えるような無声音で鳴いて嬉しそう。当初は「シャーッ」の挨拶だったが今はもう馴れたもので、お近付き度も順調に上昇中。キジロはソトチビと同じ、当区域に隣接する草原の方からやって来ます。
最近のキジロ(齢2才弱くらい?)
サクラちゃん
はじめに、サクラ命名時の記事はルイと合同だったので(故)ルイカテゴリーに移動しました。かれこれ1年半になろうという長い付き合いのサクラ。当初は姿すら見れないほど臆病だったのが、今では勝手口を開けると覗き込んでくるほど積極的になりました。声も少し大きく出せるようになって、キッチンにいれば何とか聞こえるようになった。
サクラは左耳サクラ猫(再掲)
シロキに続いてルイのストーキングも何とか交わしてきたが、おかげで来る回数はどんどん減って、しまいには2日空けたり夜中に来たり。しかし今はサクラの天下。朝から晩まで多いときは1日に5回くらいやって来ます。サクラはハリーやルイ同様山の手の方から来るが、先日妻がそれらしいお宅をみつけたとのこと。同じような模様の子が他にも何匹かいたそうです。
出会った頃はとても臆病な子だった(再掲)
実は最近、サクラの声を聞くたびに思い出す。か細い子猫のような声。その声質といい鳴き方といい、みうにそっくりなのです。みうも殆ど鳴かない猫だったけど、たまに何かに憑かれたように鳴き叫ぶことがあった。勝手口の向こうで催促するサクラの声を聞くと、まるでみうが鳴いているのかと錯覚してしまう。ああ、自分のみうに対する思い入れはここまで強かったんだなと改めて思いながら、サクラにはみうの分まで長生きしてもらいたいと思うのです。
最近のサクラは安心して食べ放題やってます