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+ NDD DISC REVIEW +

ndd a.k.a NO-DOUBTによるレビュー。音楽中心に徒然と。微力でもアーチストや表現者への還元に繋がれば。

■Kama Aina / "bonjour hawaii"

2009年12月20日 | OTHERS
"bonjour hawaii" / produced by Kama Aina
(HAWAIAN/ORGANIC MUSIC)
評価:★★★★☆

ダブル・フェイマスの青柳拓次ことKAMA AINAがプロデュースしたハワイをテーマにした作品。「ハワイなんて資本主義の象徴で芸能人が正月に行くとこだろ」なんて反資本主義的な思想はまったく持ち合わせていませんが、単純に機会が無くあこがれの土地だったりします。

なのですげーハワイ的だよコレなんてことはとても言えない身なのですが、リゾート気分に浸って現実逃避するには最適な作品。本当に現地のハワイアンのコンピとか流石に危険なんで買えないですが、そこはセンス抜群のKAMA AINA、KENJI JAMMERとのフラシリーズでもいい仕事していたので信用買いしたのですが大当たり。

現地の空気をパッケージしながらもガチなハワイアンではなく極上のチルアウトミュージックに仕上げてます。ある種カフェデルマーシリーズにも通じるようなサンセット的な叙情感もあり素敵。これを630円で掘るあたり俺って最高!とか思ったりww


http://zozo.jp/shop/bonjourrecords/goodssale.html?gid=82051&did=&cid=2528

■Alejandro Franov / "Khali"

2008年10月15日 | OTHERS
Khali

Alejandro Franov / "Khali"
(CHILL OUT/AMBIEBT)
評価:★★★★☆

フアナ・モリーナ仕事でも知る人ぞ知るアルゼンチン音響派の重要人物アレハンドロ・フラノフの傑作チルアウト作品。 内容そのものに幻想的なジャケットのアートワークもヤバイです。

アフリカ・ジンバブエの民族楽器「ムビラ(親指ピアノ)」、パラグアイのハープ「アルパ」そして「シタール」と3つの楽器をメインに用いた作品。時折入る歌未満の女性/男性ボーカルのスキャットもひとつの楽器として溶け込んでいます。

涼しげで無国籍な魔法の国の音楽。それでもどこか東南アジアやバリの情景を喚起させるスペイシーで浮遊感に包まれた白昼夢。スピリチュアル度高しですが、高揚感ではなく落ち着きをもたらしてくれます。

ビートレスで民族楽器と最低限のエレクトロニックを融合させてベタなワールド/民族ものになりきらないあたりが流石。妖精を追いかけて森に迷い込んでしまったらこんな音楽になるのでしょうかね。好き嫌いは分かれそうですが、個人的には飽きずにけっこー聴いてます。


Myspace↓
http://www.myspace.com/alefranov


Khali

■中島ノブユキ / "パッサカイユ"

2008年01月05日 | OTHERS
パッサカイユ
中島ノブユキ / "パッサカイユ"
(INST/PIANO)
評価:★★★☆☆

あけましておめでとうございます。今年は色々と公私共に目標を立てようかなんて思ってます。自分を追い込むために気が向いたらこのBlogで書こうかな。2007年ベストとかも書こうかと思ってますが、まとまらんわ。

前作のエテパルマ~夏の印象~があまりにも素晴らしくて、2ndが出ていたのを知り年末に購入した今作。

前作が良すぎたせいか今作は少しトーンダウン。前作同様オリジナルとカヴァーが同居しているのですが選曲もやや渋めで静かな曲が多いですね。今作は前作がどこか「夏」を想起させるような軽やかで華やかなタッチだったのに対し「秋」というか少し枯れた空気をまとった曲が多いです。

とはいえ独特のクラシック寄りながらJAZZやブラジル音楽の要素をさりげなく取り入れた繊細なピアノ作品には仕上がっております。中でもM-1 "秋のワルツ"は女性Voが乗る美ししすぎるワルツで岩井俊二作品に使われてそう。

パッサカイユ

■KENJI JAMMER / "HURA-HURA DANCE 3 SATURN"

2007年08月05日 | OTHERS
KENJI JAMMER / "HURA-HURA DANCE 3 SATURN"
(AROHA/DUB/INST)
評価:★★★☆☆

長引く梅雨もようやく終わり暑い暑い夏。個人的にあんまり得意な季節ではありません。が、今年の夏は新しい家族が増えて楽しくなりそうです。

異色のアロハダビーサウンドを聴かすギタリストKenji Jammerのシリーズ第3作目。作風全部一緒じゃんと言っちゃえばそれまでなんですが、それを許せちゃう気持ちよさがあるなんともトロピカルなサウンド。今作はややアンビエンシーでチル要素が高いかも。

ジェイク島袋的なアロハを求めている人にはお勧めしませんがリトテンとかにも通じるゆるい中にもエッジがきちんと効いているという点は評価大。

フィッシュマンズでもレゲエをルーツとするダブとも趣を異にするニューハワイアンサウンド。リビングでも十分機能し増す亜gマジな話海辺で聴くのが一番ハマリそう。M-2なんかは特に。

HURA-HURA DANCE 3 SATURN
HURA-HURA DANCE 3 SATURN
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ケンジ・ジャマー 石井マサユキ
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必見、必聴! Erik Mongrain

2007年06月11日 | OTHERS
深夜にNHKで紹介されてて久々に衝撃!!
私はまったく知りませんでしたが世界は広い!

ギター一本で奏でる人力エレクトロニカ!?
ってかもう完全に別の楽器だわね。
Q-バードのターンテーブルとかと同じ世界観なのかね。

http://www.myspace.com/erikrain

http://www.youtube.com/watch?v=AbndgwfG22k

Fates
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