+ NDD DISC REVIEW +

ndd a.k.a NO-DOUBTによるレビュー。音楽中心に徒然と。微力でもアーチストや表現者への還元に繋がれば。

■V・A / "STEEL PAN Plays CINEMA"

2009年06月30日 | REGGAE/DUB/SKA
STEEL PAN Plays CINEMA

V・A / "STEEL PAN Plays CINEMA"
(STEEL PAN/SOUND TRCAK/INST)
評価:★★★★☆

Sunshine Love Steel Orchestra(TICO/田村玄一/大野由美子、Pan Cake、原田芳宏、田村玄一、CINEMA dub MONKS、など日本を代表するパンアーチスト(食べる方のパン職人ではありません)によるスティールパンで映画音楽を!的なコンピ。

最近スティールパンの音にやられっぱなしで、子供用にミニパンも購入。1音階しかないからおもちゃ程度だけど、外で遊ぶときなんかに叩いてます。そんなこんなでスティールパンで演奏されるとあら不思議、とっても涼しげなリゾートサウンドに。心地良いわ~。

今作も誰もが聴いたことのある映画の名曲たちをカヴァーしているのですが、参加ミュージシャンと楽曲が個人的に好きな曲ばっかだったので購入。ラストの"ムーン・リヴァー"のみ土岐麻子がゲストVoで参加してますが、後はフルインスト。

元の楽曲が良いってこともあって、とりあえず聴きやすい。何もかけるもの無いなーなんて時に流しとくのもアリだね。個人的には映画自体も大好きな"ニュー・シネマ・パラダイス"やバグダットカフェの"コーリングユー"のアレンジが少し憂いをはらんでいて好きでした。

1. シー
2. 男と女
3. ソウル・ボサ・ノヴァ
4. 時の過ぎゆくまま
5. ニュー・シネマ・パラダイス|海の上のピアニスト
6. コーリング・ユー
7. ココモ
8. ライムライト
9. 炎のランナー
10. 美女と野獣
11. サウンド・オブ・サイレンス
12. ムーン・リヴァー


STEEL PAN Plays CINEMA

6/24 ACL グランパス vs 水原三星

2009年06月25日 | FOOTBALL


○グランパス 2-1 水原三星●

今年2度目のACL観戦。今年は自分が観にいった試合はいまだ勝ち無しだったのですが、ようやく勝利。平日だからかカテゴリー5のホーム側も前の方のベスポジで観れました。

ここんとこリーグ戦でいいところ無しのグラだったんですが、この日も勝ったとはいえ内容は低調。相手のゴール前での精度の低さで助けられたけど、手数をかけずにシンプルにはたいてサイドから崩すサッカーはむしろグラが目指してる形やんけ。

ダビはロングボールの競り合いにことごとく負けてるから、あれではボールが収まらない。んでもってキープできる選手も玉田ぐらいしかいないから、攻撃が単発。

決勝点は玉ちゃんがシュートフェイントからDFとGKの間を外して決めたファインゴールだったけど、この先が不安な試合でした。

なぜか玉ちゃんのゴール(レア!www)を生で観れることが多いのは相性なんでしょうか。しかし玉ちゃんもFWとしてはゴールが少なすぎるよね。

ケネディ獲得で戦い方が変わるだろうけど、自ら点取れなくても周りを活かすヨンセンのポストはJリーグレベルでは高次元だったことが今更ながら証明されてるわ。清水の好調もヨンセンを軸で使ってるからだしね。

リーグはもう絶望的なのでACLかナビスコ、天皇杯カップ戦に絞るのもあり。ここからがピクシーが名監督になれるか勝負どころです!

上手くまとめてくれてます

スポーツナビのわかりやすい解説


■PHYLLIS DILLON / "Love Is All I Had"

2009年06月20日 | REGGAE/DUB/SKA
Love Is All I Had: A Tribute to the Queen of Jamaica

PHYLLIS DILLON / "Love Is All I Had: A Tribute to the Queen of Jamaica"
(LOVERS REGGAE)
評価:★★★★☆

ジャマイカを代表するロックステディシンガー、フィリス・ディロン(故人)のベスト版。タイトル通りまさにクイーンオブジャマイカンディーバのTOROJANやTreasurIsleに残した名曲郡をコンパイル。

年々ゆるめの音楽へ傾倒している私。本当は名盤名高い"One Life to Live"が欲しいところだったんだけど、これが意外と入手難なんでベスト盤で妥協。とはいえ名曲ぞろいなんでクオリティにはなんら問題ありませんが。

なんと言ってもデタミもカヴァーしたラヴァーズレゲエの超名曲"Perfidia"、目の前に美しいカリブ海が浮かぶハッピーでポジティブなヴァイブに溢れた極上ラバーズ。

何かとせちがらい世の中ですが、人生をゆるやかに陽気に過ごすためにこういう音楽ばかり聴いていたいなー。あービール飲みてーわーとなる全29曲。

Love Is All I Had: A Tribute to the Queen of Jamaica

デタミ版も良いですYO!

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■6/10 おおはた雄一 ぶらり渡り鳥ツアー2009@TOKUZO

2009年06月15日 | LIVE/EVENT

ROR 09でおおはたさんのライブがほとんど観れなかったこともあり、TOKUZOでワンマンじっくり観たいなーと思い行ってきました我らがホーム。

やっぱりこの人はギター1本と歌っていう最小の構成がいいっ!もう何度も観ているのだけど、今日イマイチだなーって時が無く、いつも暖かい何かをもらえる。

内容はというと今までの作品からまんべんなく演奏。ハワイをテーマにしたクリス智子との協作「lost&found」からもちょこちょこ、他にはこのツアー中に作ったという新曲(世には出ないものも)も。

残念ながら「おだやかな暮らし」は今回は演奏しなかったけど、クラムボンの原田郁子に提供した曲もすごく良かった。ハナレグミとはまた全然違う冬に家の中で暖炉にあたっているような、ほんとうに穏やかな良いライブでした。ギター1本と歌だけであそこまで心を揺さぶれるってすげーよな。

http://www.yuichiohata.com/schedule.html


lost&found
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■ハナレグミ / "光と影"

2009年06月03日 | J-POP
光と影

ハナレグミ / "光と影"
(J-POP)
評価:★★★★★

発売日を心待ちにする作品ってそんなにないんですが、ハナレグミのひっさびさの新曲はAmazonで予約しちゃいましたよ。去年コヤブソニックで生で聴いた時にええ曲だわ~と思っていたんですが、アレンジもギター一本からバンドセットに変わったCD版もすげ~良い!

ハナレグミはライブが本当に鳥肌モノなんですが、まさに世界遺産級のその歌声を堪能できる極上のメロウバラッド。今までの作品には無いちょっとビターな感じがグッと来るわ。光の中の闇、闇の中の光、全てひっくるめて君を愛す。最高の愛の歌。後半部分の子供もコーラス入ってくるあたりヤバイです。

セールス的にはミリオンと売れないかもしれないけど、ライブがそっこーソールドアウトするし、真の意味で愛されているアーチストなんで垂れ流されるだけのクソPOPミュージックなんかより愛される曲になるだろう傑作。

カーティスのカヴァー「People Get Ready」も2曲目に収録されているのですがそちらもまた極上。こりゃー9月のワンマン死んでもチケ取らねば!

ニューアルバム「あいのわ」発売、全国ツアー決定