+ NDD DISC REVIEW +

ndd a.k.a NO-DOUBTによるレビュー。音楽中心に徒然と。微力でもアーチストや表現者への還元に繋がれば。

■7/18.Sat OUR FAVORITE THINGS -村国ライブ-

2010年07月24日 | LIVE/EVENT




みんな そそのかされちまうついつい 流されちまう
結局暑さで まいっちまう
誰のせい? それはあれだ!夏のせい!

ってことで(謎)炎天下の中岐阜県の各務原で行われた
小規模フェスっていうか野外ライブといってもライブは屋内的なイベントに家族とV.V本店時代からの友人と参戦。

会場自体は少しぃ大きな盆踊り会場っていうくらいのローカルでまったーりとした雰囲気。ライブは会場内の村国座っていう国定の重要文化財。靴脱いで裸足で観るんだけど木の匂いがまた良いんですね、冷房ないし熱いんだけどなんかアリっていうか。

子連れなんで毎回のことなんだけどガッツリとライブ観れたりとか本当にないんだけど、野外の良さってお客さん側で勝手に観るスタンスというかそこで過ごす時間の選択権を与えられているというか、人も含めてやっぱその寛容さが好きだなと。

偶然会って一緒にいた嫁の友達なんて最後のクボタタケシぐらいしか観てないっぽいし。会場の雰囲気も趣があるし、少し外に出ると川があってその脇に芝生があって、音楽が空に溶けるように聴こえてきて、家族と友達がいて、偶然誰かに会ったり、楽しいことはまだまだあるんだ。名古屋から1時間半くらいだし来年も行きたいな。

同行した友達(彼女ナシ)が以前振られた女子とバッタリ、しかも向こうは男連れという「モテキ」の第一話のようなシーンがあり笑えた。

こんな感じでした

http://oft2009.exblog.jp/13619226/

OUR FAVORITE THINGS 公式
http://www.ourfavoritethings.jp/

■七尾旅人×やけのはら / "Rollin' Rollin'"

2010年07月17日 | J-POP
Rollin’Rollin’
Rollin’Rollin’
posted with amazlet at 10.07.17
七尾旅人×やけのはら Pヴァイン・レコード (2009-09-16)売り上げランキング: 32973


七尾旅人×やけのはら / "Rollin' Rollin'"
(J-POP/HIP HOP)
評価:★★★★★

環ROYとの"Break Boy in the Dream"も好きなんですが、やはりこの曲は本当に大好き。個人的にはサマーアンセムであり、パーティー終わりの夜明け系クラシック。

浮遊感漂うメロウでチルでビありながらビートはしっかり太いブレイクビーツ。かつ少しダビーな空間処理のミニマルなトラックの秀逸さは言うまでも無いが、吟遊詩人七尾旅人のソウルフルな歌とやけのはらの脱力系のフロウ。

回り続けるレコード、回り続ける君の可愛い考え、回り続ける運命、このグルーヴに運ばれて、あの駅まで、その先まで、必ず来てしまう朝を前に、朝よ来ないでと歌うリリックも素晴らしく音楽ジャンキー達が何度となく迎えてきた刹那を切り取っている。とにかく素晴らしいJAPANESEスムースソウルの傑作。


Rollin’Rollin’

6/26 Ett企画「酒は飲め飲め白百合の会」@パルル

2010年07月07日 | LIVE/EVENT




先日ほんとーに久しぶりにライブを観に新栄のパルル(旧カノーバン)へ。名前変わってから初めて行ったけど中はあんま変わってないのね。

実は偶然にも小学校から親同士も知ってる地元の友人が石原ヨシトって変わった男で先日栄の場末の居酒屋でマンツーで飲んでたら、「今度Ettと一緒に演るよ」ってことで、「おー、一時期押しかけ同然でkeiさんにギター教えてもらっとったわ。」みたいな話で名古屋は狭いねーとか言いつつ「絶対行くわ」と約束し別れたのでした。

んでもって6/26(土)に雨の中パルルヘ。Ett企画「酒は飲め飲め白百合の会」というイベントだったので当日は沖縄の名酒「白百合」も販売。さっぱりしていて飲みやすい焼酎でした。

ヨシトは信州在住の共通の知り合いのおっちゃんから譲り受けた年季の入ったヤイリのギター一本で弾き語り。はじめて観たけど、決して歌も演奏もテクニカルな部類ではないんだけど間違いなく数日経つとまた聞きたくなるようなフォークソングを歌っていてガキの頃を知ってるだけになんか不思議な気分だった。ミスタードーナッツって曲が良かったよ。ICHI君のケコーン式参加のため渡英していて2日前に帰ってきたらしくて本人は本調子じゃなかったと言っていたけど。

ヨシトの次のジンナンズも初見。二人とも次男というそのまんまな由来のグループ名のギター二人組みが奏でる生活密着ブルース。メガネの方が大須で『ぼのむどぅねーじゅ』(言いづらっ)というジェラード屋さんをやってるそうで、一度行ったことがあって、ナチュラルでおいしかったなーとか思い出したり。

Ettに関しては久しぶりにライブ観たけど、もう当たり前のように最高で、さゆりちゃんとKeiさんのコンビも成熟というか長年連れ添った夫婦のような(違うけど)。Ettはあの歌とあのギターでしか成り立たないんだよきっと。

keiさんが髪切ってすごい爽やかになっていたのが笑えた。その日は娘が風邪気味で連れて行けなかったけど、近いうちにEttのライブに家族で行いきたいな。

Ett企画「酒は飲め飲め白百合の会」

EYESCREAM 2010年 08月号 モテキ×フェスxってことで

2010年07月04日 | BOOK/MAGAZINE


モテキとフェス特集ってことで買い。そういやモテキって毎回タイトルが曲名だし最初と最後がフジロックだし、モテキ好きな人=フェス好き(音楽好き)って構図はまあそのまんまではあるんだけど、親和性高い組み合わせだし、こーいう持ってき方は上手いエディターだなあと。

全然この雑誌の存在すらほぼ知らなかったのですが、最近Twiteer上で本人@kubo_3260のツイートから内容知りました。

まあUSENが出版しているんでハイプな匂いもしつつ前号も久保ミツロウさんの絵でGAGA様だったりと、それなりにトレンドは押さえているんかな。まだ内容は未読ですが。

あー全然関係無いけどTwitterで久保ミツロウさん本人にRTしたら普通にリプライしてくれてちょっと嬉しかったです、あくまでオンライン上ではあるけどホントTwitterってコミュニケーションの可能性を広げてるな。これまでは「ファン」→「作家/アーチスト」っていう一方向からTwitter上では双方向「フォロワー」←→「作家/アーチスト」っていうOneToOneがありえちゃうからなあ。
 
ちなみに土井亜紀派です

モテキ 3 (イブニングKC)
久保 ミツロウ
講談社