ブランド・デザイン―アメリカ・トップデザインオフィスによるデザイン戦略の手法
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美術出版社
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ブランド・デザイン―アメリカ・トップデザインオフィスによるデザイン戦略の手法/道添 進 (編集), デザインの現場 (編集)
仕事でちょっと簡単な印刷物を作る必要があり、webに比べ紙モノの経験があまりにも薄いので、ちょっとやべえと思い最近ちょこちょここの手のデザインガイドランとかデザインのコンセプトメイキングとかがパラパラっと見れるのが欲しくて。
アメリカの有名デザイン事務所(ってもほとんど知らない会社)のデザイン戦略やクライアントワークの際のノウハウなんかが載ってます。文章少なめで写真など実例が多くてむしろありがたい。
ブランディングっていうとイメージ戦略的な要素が強いのだけど、最終的にアウトプットされるまでのプロセスが結局要で、ロゴタイプひとつとってもブランディングすべき対象をターゲゥットにどう刺さるようにクリエイティブ表現に落とすかってとこが難しい。
この本では完全実例オンリーで、しかもメガ企業ばかりなんでとても参考になりましたが、理念の視覚化とかって本当に難しいわ。デザインセオリーを越えたところのアイデアがもう出るかどうかみたいな。
しかし欧米の企業のアニュアルレポート(投資家向け年次報告書)のデザインにお金かけるって文化が日本の企業とは意識が全然違うんだね。日本の企業もそこで差別化図れるのにね。
ブランド・デザイン―アメリカ・トップデザインオフィスによるデザイン戦略の手法