+ NDD DISC REVIEW +

ndd a.k.a NO-DOUBTによるレビュー。音楽中心に徒然と。微力でもアーチストや表現者への還元に繋がれば。

■Kenji Hasegawa / "colors of time"

2007年07月29日 | CLUB MUSIC
”colors of time”non-stop mixed by Kenji Hasegawa in memories of OASIS
(HOUSE/CROSS OVER/MIX CD)
評価:★★★★☆

数年前にリリースされたベテランハウスDJのサマーフレーバーなミックスCD。たしか内容良かった気がするぞ、と思い毎度のことながら中古屋で見つけ格安でディグ。

最近ほとんどと言ってもいいほどハウスとかCROSS OVERものとか聴かないんだけどこれは丁度一番クラブミュージック買ってた時に良く聴いた12"などが収録されていて少しなつかしさも感じましたね。

タイトルやジャケからもわかるようにダンスさせることよりは家とか車でまったり聴くことにプライオリティを置いている作品で一曲目からリトテンの名曲"SKY STEPPER"だったりします。FPMの"WHISTLE SONG"~アナンダプロジェクトの奇跡の名曲"CASCADES OF COLOUR"など流麗で上品な選曲。メジャーだと音楽会社の関係上限られた曲しか使えないわりには良い意味でものすごく良くまとまっているなと。これはスキルだね、良い耳してる。

「私ハウス好きですよ~いいのあったら教えてください」なんて言う全然ハウス好きでもなくて表層的に音楽聴いてるくせに、一般的なOLをバカにしてるような販売系オシャレさんとかは好きなんでしょうねこの手の。どうも悪く言ってるようですが、このMIC-CD自体はとても良いです、本当に。

”colors of time”non-stop mixed by Kenji Hasegawa~in memories of OASIS
Kenji Hasegawa LITTLE TEMPO ARTO LINDSAY JEROME SYDENHAM KERRI CHANDLER MICROWORLD FANTASTIC PLASTIC MACHINE LOUIE VEGA インディペンデントレーベル (2004/06/30)売り上げランキング: 84484


■UA / "Golden green"

2007年07月26日 | J-POP
Golden green
Golden green
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UA
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UA / "Golden green"
(J-POP)
評価:★★★★☆

「泥棒」以降僕の中ではエキセントリックでドープな、まゆげの太い良くわらない人と化していたUAなんですが、この新作は周りの友人などからも「結構いいよ」という声を聞いて、そーなんだまあ聴いてみるかと手にしたのです。

で聴いてみたらレビューどおり初期を彷彿とさせる極上メロウPOPSじゃあーりませんか。M-1の"黄金の緑"から「11」~「アメトラ」あたりの好きだった頃のUAが戻ってきたかのような印象。とはいえサウンドプロダクションはかなり今な感じで、さらりと凝っていると言うのでしょうかね。

雑誌によると都心から田舎に移住したとのことですがそういったのも影響してるんでしょうか。自然をテーマにした雄大で優しげな包み込むような曲が多いです。個人的にはサバビ感のあるメロウソウルM-6"Love Scene"が最高。イントロと浮遊感のあるトラックも良いし泣きメロのサビがすっごく好き!最近のヘビロテ盤。

Golden green

■EGO-WRAPPIN' / "ON THE ROCKS!"

2007年07月20日 | J-POP
ON THE ROCKS!
ON THE ROCKS!
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EGO-WRAPPIN’
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EGO-WRAPPIN' / "ON THE ROCKS!"
(J-POP)
評価:★★★★☆

個人的には前作「merry merry」が今ひとつだったので今作もあまり期待はしてなかったのだけど、「やっぱり俺・・・よっちゃんの声好きだし!わがれたぐね。」と言うことで聴いとかなあかんなと思った今作。

すたらば、コレがなっかなか良いんでねの。原点回帰というか、一回りして洗練と円熟が生んだ大人のPOPS。黒ビールのような苦味が好き。EGO-WRAPPIN'独自の場末のキャバレー的な歌謡感覚は抑えられつつも不良の匂いが漂うタイトルどおりROCKであり、お酒もロックでという感じ。

アルバム全体通して言えるのは曲調は違えどどこかドリーミーでメランコリックな白昼夢的サウンドであるということ。元々大好きなVoなんだけど、なんかすっごく良くなってます。表現力が上がったというかどんな曲でも乗りこなせそう。クレジット見て知ったんですが今回のサウンドエンジニアに内田直之なんですね。それも納得の一枚。

ON THE ROCKS!

■ray barbee meets the mattson2/ SAME

2007年07月14日 | ROCK/POPS
レイ・バービー・ミーツ・ザ・マトソン2
レイ・バービー・ミーツ・ザ・マトソン2
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レイ・バービー・ミーツ・ザ・マトソン2 /SAME
(POST ROCK/JAZZ)
評価:★★★★☆

トミー・ゲレロの連れで、いわゆるサーフ系と言ったらなんとなく聴かなくても音が容易に想像できそうですが、このアルバムは視聴していわゆるソレ系じゃなくピンと来たので購入。中古だけどね。ちなみに僕はジャックジョンソンとか全然好きじゃないんすよ。(嫌いじゃないけど何かね~。)

この作品はゲレロ同様ビンテージ感のあるギターインストを下敷きに、MATTSON2という双子の兄弟(ギター&ドラム)と組んで作り上げたJAZZY POST ROCK!(なんだそりゃ)この謎の双子の演奏力がレベル高いのとライナーによると兄貴の方が機材ヲタらしくかなり作りも綿密。

んで音はというとサムプレコップなどのシカゴ音響派の持つ繊細かつメロウでスロウな質感に上手いことJAZZYな要素を3・4割ミックスしましたという感じ。ホーン系も気持ちよいですね~。

レイドバックしたサーフ系独特のルーズさや乾き感はいい意味でこっそりと味付けに効いてるなという感じ。個人的には野外というよりは部屋聴きがベストかと思います。

★あっコレは好きですよ僕

トライアンファント・プロセッション
レイ・バービー
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おすすめ度の平均: 5.0
5 最高!!以上


★OTONOTANI 2007開催決定!

2007年07月13日 | TOPICS
夏フェスならぬ秋フェス(?)の本命「OTONOTANI」が今年も開催決定!主催の山田氏によると今年は初登場が増えるとのこと。期待大です。

最近ニートになった音楽とマンガをこよなく愛する2人が主催するまったり系フェス。ほどよくスペースがありほどよくオーディネンスがいてガツガツしていない空気がとてもよろしいんです。去年はセットチェンジの間に軽くレコも回しました。誰も聴いてなかったけど(笑)

私もOTONOTNI IT部門担当として少なからず貢献できればと。サイトも時間の都合上マイナーチェンジで許してちょ。ア~ンド、Myspaceも立ち上げました!第一弾出演アーチストも発表された模様です。

◆OTONOTANI 公式サイト:
http://www.otonotani.com/

◆OTONOTANI myspace
http://www.myspace.com/otonotani

◆OTONOTANI コミュニティ(mixi)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=239806