■山下達郎 / "SONORITE"

山下達郎 / "SONORITE"
(J-POP)
評価：★★★☆☆

すっごい久々のフルアルバムなんだけどなんとなくシングル中心でアルバムと言う感じもあまりしないなー。もちろん一つ一つの楽曲はとても良いです。ケツメイシのなんたらがフューチャリングされてる曲のように今まで絶対やんなかったこともしてるし歳のせいか良くも悪くも丸くなった感じ。

けど50過ぎてあんだけキレイな声出せるってすごいなー、やっぱプロ中のプロです。ユーミン、K.ODAとか大御所は年取ってもいい歌い手ですね。

やっぱ達郎と言えばヤンギーなブルーアイドソウル系も良いけど僕はこの人のバラードがやっぱ好きなんです。「さよなら夏の日」とか今だに泣きながらよく聴くしね（別に泣きはしないけど）。

つーことでM-3「FOREVER MINE」とM-8「フェニックス (2005 REMIX)」ばっか聴いてます。

SONORITE(通常盤)

■RAH BAND / "Perfumed Garden"

RAH BAND / "Perfumed Garden"
(NEW WAVE/RARE GROOVE)
評価：★★★★☆

「小さな恋のメロディ」のサントラで有名なリチャード・アンソニー・ヒューソン・バンドでRAH BAND。めちゃ安易なバンド名です。バンドと言うよりはソロプロジェクトに近いものだと思いますが。

元電グルのまりんが「CROSSOVER」でカヴァーした「Clouds Across The Monn」が出た当時に編集版ベストアルバムとしてトラットリアからリリースされていた今作。中古で格安で購入。

安っぽいシンセとかリズムボックスとかストリングスアレンジとか一つ一つの音はかなりダサい（なぜかベースは黒い）のですが間違った白人宇宙観というか、なんとも不思議なコズミック・メロウ・ディスコ！まさに唯一無二の世界観。

特に「Clouds Across The Monn」「Perfume Garden」なんかはFREE SOUL/オルガン系ではアンセムでしたしね。デバージの「STAY WITH ME」なんかを筆頭に80年代のダンクラ・ソウルなんかにはまれに奇跡的な名曲がありますがコレもその一つですね。

ライナーの常盤響・小山田・まりんらによる座談会形式の解説もおもしろいです。

Perfumed Garden

■Haco(次松大助 / The Miceteeth) / デモCD-R

Haco(次松大助 / The Miceteeth) / デモCD-R
(J-POP/PIANO SOLO)
評価：★★★★☆

先日のTOKUZOでのライブにて当日のみ売っていた次松君のソロ"箱（Haco）"のデモCD-R。

家で弾き語りで録ったであろう録音状態は最低のコレ。しかしそんなことは置いといて、内容はラフスケッチの状態でありながらもマイスでもみせるメロディアスで切ない世界観はそのままのピアノと歌の小粋な作品。

なかでもM-2"夏の沼"なんかは本当に切なくて胸キュンなメロウバラード。本当にアン・サリーさんなんかが歌ったらずッパマリでしょうね。ライブもすごく良かったしいつかちゃんとした形でリリースして欲しいです。

■10/15 「音色並木路 vol.3」@今池TOKUZO

2005.10.15
CRJ-C presents 「音色並木路vol.3」
at:今池TOKUZO
・箱(次松大助 from “the Micteeth”)(大阪)
・u-lala(大阪)
・plingmin(名古屋)


この日夜はTOKUZOにマイスの次松君の「箱」名義でのソロを観に行ってきました。
なんか女の子率が異常に高かった！モテモテじゃん！

一番目の名古屋のバンドは正直ちょっときびしい内容。音のバランスが・・・。

しかし大阪からきたU-LALAってダブ・レゲエバンドがなかなか良かった。フィッシュマンズ・ドラヘビ・etc・・の良いとこ取りという感じもありますがベース・ドラムもヘビーでタイトだしメロディもキャッチ－、トロンボーンの女の子がいい感じでした。ギターの男の人がボーカルもしてたのだけど見た目と声のギャップがすごい、歌声かわいいのにMCの時は無骨。

で次松君登場。ピアノと歌だけの弾き語りスタイル。この人のボーカルって決して上手くないんだけど愛苦しくてちょっとセクシーなボーカルやっぱ好きだわ。ミスっても許されるとこもキャラクターかな。

恐らくですがある程度の年齢までちゃんとピアノの教育を受けてたのではないかというくらい上手い。なんかマイスがなぜメロディアスで切ないポップ性を持っているのかわかったような気がする素敵なライブでした。アンコールはマイスの「春のあぶく」。

録音状態はかなり良くない（笑）デモCD-Rを購入。2曲目の「夏の沼」が最高でした。正規でソロもリリースしてほしいなと。

■10/9-10/10 OTONOTANI 2005

「OTONOTANI 2005」
日時：2005年10月9日（日）-10日（月・祝）
場所：岐阜県揖斐高原貝月スキー場
http://www.otonotani.com




--- ■待ち合わせ～出発～運転 ----

★10月9日（日）

11：00～11：30　鼓人（オープニングアクト）

12：00～12：40　レミ街

13：10～14：00　Sun Drums And Soil a.k.a.good music!

--- ■道に迷って予定より若干遅れ気味で会場到着 ----

その後レコや荷物を宿に入れたり先に到着してた友達とバーベキューの用意したりしてたらmasのリハが聞こえてくる。自分はmas～降神の真裏（15:15-16:15）だったのでODORUTANI(DJブース)の方へ移動し、DJ&ミニライブ（一曲のみ）をして撤収。聴いてくれたみなさん（ほぼ身内）ありがとう！戻ったら降神の終わりがけでほとんど観れず。

14：30～15：20　mas

15：50～16：40　降神

---- ■ここからやっとまともに観れました。 --------


・17：10～18：10　asana
みんなで肉を食いつつ遠めから鑑賞、いつもよりダビ－で踊れる感じ。masのサックスの人がステージで演奏中踊ってたり（？）、夕暮れも相まっていい絵でした。

・18：40～19：40　toe
初めて観たのだけどとにかく肉体的でアグレッシブなライブ。インストなんだけどある意味ハードコアっぽい印象も。あーいう動き方だと観てるほうもテンション上がるね。うん。

・20：10～21：30　キセル
リズムボックスとキセルの二人だけのシンプルなステージ。日も落ちて寒くなった空気にハマる落ち着いた演奏と歌。トリとしてはとても良いライブだったのでは。曲を全然知らんかったので知ってるとさらに楽しかったかな。

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★10月10日（月・祝）
・10：30～11：20　ICHI
名古屋勢の一人ICHI君の楽園系ライブ、いつもどうりあの歌（スキャット・ラップ？）を聴くとこの人ほんとトリッキーだなぁと思います。

・11：50～12：40　GROUP
密かにお目当てだったGROUP、一曲がむちゃ長いんだけどインストであれだけ聴かすライブできるのはさすが！演奏力もあるしとくに2・3曲目の疾走感は凄かった。


・13：10～14：10　Ett
今回のMVP的なライブを披露していた気がします。KEIさんのソロライブのアノ空気を交えたようなサイケデリックEtt、さゆりちゃんの声もいつもよりさらに伸びる！ラストの曲の演奏中に雲間からパーッと光が差してくるという自然の演出もあってか「やっぱすげーな」と思いました。

・14：40～16：00　LABCRY
時間の都合もあり途中で会場を後にしました。しかし全体的にどの出演者も気合の入ったいい演奏をしていてロケーション・天候共に最高の中すげー楽しく2日間をすごせました。いいフェスだと思うよ。ライブだけでなくみんなでワイワイとバーベキューして酒飲みながらってのがとても良い。また来年も開催してほしいものですね。