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ndd a.k.a NO-DOUBTによるレビュー。音楽中心に徒然と。微力でもアーチストや表現者への還元に繋がれば。

2011.02.19中部電塾「Adobe Photoshop CS5による超高解像度画像処理」に参加しました

2011年03月03日 | Web/Design/Art
最近サイト上で使う写真を社内で撮影する機会が多いのですが、いかんせん素人。実物と色が大きく違ったりレタッチに時間がかかったりとどうも効率が悪い。デジタル処理のフェーズで何とかならんかと思いPhotoshopのポテンシャルを引き出すべく勉強会に参加してきました。

中部電塾「Adobe Photoshop CS5による超高解像度画像処理」

以下は備忘録

[はじめに]
現在文化庁の依頼で文化財の保存に関連するプロジェクトに携わっているが写真撮影の分野がフィルムからデジタルへと移り変わっていく時代の中でPhostoshopなどデジタル画像処理に関する情報が何も無い中手探りで挑み続けたから今の仕事に繋がっている。

①継続は力なり
②教えることは教わることである
③情報は発信するところに集まる(これにはちょっと感銘)

を旨にスキルや知識を自分だけに留めることなく業界全体の向上のため還元していくことが重要である。

[超高解像度画像の撮影ノウハウ]
文化財など国の資料としてアーカイブする写真撮影に関しては文化財の詳細をどこまで高精細に撮影できるかがテーマなのでワンショット(一枚の写真)ではなく全体を分割して撮影しPhotoshop上でそれらを超精密に結合することで通常のワンショットでは実現できない高解像度(事例では3億画素の画像データ)のデジタルフォトデータを作成することが出来る。

[Photoshop CS5による超高解像度画像処理]
・CS5からは複数ファイルのレイヤーの自動整列機能のアルゴリズムが進化した。これによりある程度オートで面付け処理が可能。
・パス切りなどの際も境目のエッジをぼかして繋いでいたがCS5ではレイヤーの自動合成機能で高度なハードエッジマスクが自動的に生成されトーンも自動的に揃ったレイヤーが生成される。さらにパペットワープ機能を使用してレンズのゆがみも補正できる。
・また利用率が低いが高解像度(重い)ファイルをweb上で公開するための機能であるZoomifyは非常に便利なので使いましょう。(知らなかったけどコレかなり使えますよ!Scene7みたいなコンテンツ作れちゃう)

mediaboxとzoomifyで簡単に楽して画像をリッチに見せる

[まとめ(自戒の念も含めて)]
どうしても知っている範囲の機能、慣習化してしまっている作業手順にハマってしまいメジャーバージョンがアップグレードされてもCS2ぐらいから自分がPhotoshopでやってることって変わらなかったりするなと反省。CS5にはまだまだ底知れぬポテンシャルがありそうだ。とはいえ実務で使わねば身につかないので積極的に実践。

会の後少しだけ懇親会にも参加して話しして、カメラマン業界でもフィルムの仕事ってのはほぼ消滅らしく、ただ写真を撮影するという職能だけではもはや無用の長物になりかねないようです。Photoshopを使用した処理などデジタル領域にも対応できないと仕事にならないらしい。

これはwebも同じで今のやり方、ノウハウなどすぐに陳腐化するのを前提として生きていかないと喰いっぱぐれるだろうし、むしろいかにコモディティ化せずに自身を変化させれるかがキーですな。運営者の方々も営利目的でも営業目的でもなく本当に善意と業界の底上げのために開催していて頭が下がりますね。僕もがんばろう。

おまけ:全然関係ないけどカメラマン業界に関して興味深いポストを紹介

ライターとカメラマン


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9/25 池田亮司《spectra[nagoya]》に行ってきた

2010年09月26日 | Web/Design/Art


前日の夜にTwitter上の感度がいいフォロワーのTLで闇を貫く光の柱が話題となっていて、ああそうだわと翌日に子供を寝かしつけたら母親に後を託してもうかなり無理やり名古屋城へ。

なんか本能的にこれは観ておかなきゃいけないなという気がして車を走らせたんだけど、これはおおげさでなくコレは何が何でも観ておくべきインスタレーションアートだった。
かなり話題になったからか入場制限で入場待ちがあったけどトリエンナーレのチケット持っていたので待ち無しで入れたのもラッキーでした。

とにかく圧倒的な光の迫力と素晴らしく出音が良い音響による電子音楽、暗闇の中天空を貫き宇宙までも到達しているのではないかという光の柱。

現代アートと言うと小難しい印象がありますが、来ている人がワクワクしてそれぞれの見方で楽しめる、それでいて幻想的で説明不要な圧巻の表現。自分が何に感動をするのか、それを忘れてはいけないと感じられた一夜。

http://aichitriennale.jp/events/spectranagoya.html

スタジオジブリ・レイアウト展に行ってきた

2010年05月04日 | Web/Design/Art
GWに栄の松坂屋で開催中のスタジオジブリ・レイアウト展に行ってきました。トトロのトンネルやトトロのお腹に乗った写真が撮れるなど子供が喜びそうなコーナーもありましたが、基本はレイアウトシステムとジブリ内で呼ばれている制作過程で言う絵コンテの次のフェーズの画面設計図にあたるもの(ほぼ手書き)を膨大な数で展示したものでした。

とにかくジブリの仕事がいかに緻密で細部にまでとことん作りこみが成されているかがわかります。ジブリ作品の中でも思い入れのある作品は人それぞれだと思いますが、自分の好きな作品の好きなシーンとの再会が待ってると思います。初期のナウシカとかラピュタはやっぱりジブリ作品の原体験ってこともあってグッときましたね。

館内が暗いのと相当な数を観ているだけで時間が必要なので子連れはやめた方が良いです(小学生ぐらいなら大丈夫かもしれないけど)。結構な数あるのでじっくり観るのをオススメします。もう一度一人で観にいきたいくらいです。

http://www.ctv.co.jp/event/ghibli/outline.html

まっくろくろすけをシールに書いて貼り付け






そもそも情報アーキテクチャとは何か

2010年02月09日 | Web/Design/Art
自分の職場は企業内のweb系の部門(謎)だったりするので、使用している用語やリテラシー含めチーム内のバラつきが大きく、そこが課題だったりします。

社内でのMTGやパートナー企業との調整時などでも、そこで使われている言葉を知り、翻訳なしで対話できるといいよねということで社内の勉強会でスピーカー担当として「そもそも情報アーキテクチャとは何か?」をテーマに、IA/情報設計廻りに関してのミニ勉強会やりました。こうやって体系的に書籍などをしっかり読み返すことは自分にとってもいいことだったり、新たな気づきがあるなと。(偉そう)

自分なりにわかりやすく「IA」ってものを噛み砕いてまとめてみました。
せっかくなんでSlideShareにて公開してみました。
識者の方から見たら間違いもあるかもしれませんが、そこは寛大にww
勉強会資料

http://www.slideshare.net/nodoubt/201002-about-ia

下記のwebサイトや文献等を参考資料として使わしていただきました。
一部文書や図など引用しております。ありがとうございます。
IAの基礎を知るにはいい本ばかりです


【株式会社コンセント】
http://www.concentinc.jp/labs/
http://www.concentinc.jp/downloads/cnt_web-mngmnt-forum_091218.pdf


【Web担当者Forum】Webサイト設計にインフォメーションアーキテクトは必要か
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/12/04/4468