Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

P-38 出来ました。

2020年11月29日 14時28分44秒 | プラモ(空もの)
表題に誤植がございます。
誤:出来ました。
正:出来たことにしました(笑)。

スジ彫りの修正は少しは試してはみましたが、パテ埋めして彫りなおしてもまたまた暴走してしまうという繰り返しで、こりゃ現実的じゃないなと思い始めたところ、これ以上ない究極的な解決策を発見。
「離れて見れば良い」って・・・(爆!)。
てなことで強制終了でございます。

どうせ見えないからとちゃんと仕上げなかった計器盤が写真だとばっちり見えてます。
肉眼だと全然見えないんですけどね、写真は正直でございます。

↓デカール、ウェザリング前の状態

30年以上放置したキットなのでデカールが変色しまくり・・・本来白いところが黄色になっちゃってました。

で、今回はじめてサードパーティーのデカールを熱帯雨林通販に注文。

これすごく質が良かったです。フィルムは薄くて丈夫で柔らかく言うことなしのデカールでございました。ちゃんとマーキングの解説がついてます。


今回はウェザリング控えめでございます。

機首下方のアンテナ付け忘れてます、あとでやっときます。

タイヤホイルのスミ入れも忘れてますね。

3点姿勢で機首が下がり過ぎるのでノーズギアにゲタを履かせましたが、実機写真ではもっとお尻が下がってますね。


水平尾翼下面のマスバランスの形状が変なのはいつものようにパーツがブラックホールに消えたせいです。

ドイツ軍からは双胴の悪魔と恐れられたP-38ですが、何故か日本のパイロットからは「ペロハチ」という不名誉な称号を与えられていたようです。
でもペロリと食えたのは米軍のパイロットが不慣れだった最初の内だけで、ガダルカナル以降コテンパにやられてるんですけどね。
全戦線を通じた米軍の撃墜王が乗っていたのは太平洋戦線でのP-38だそうです、なんとなくF6FかP51かと思っちゃいますがP-38は比較的初期から終戦まで長期間前線で使用されたからでしょうか。
初飛行がなんと1939年で初飛行から時速675kmを記録というこの機体、斬新なデザインもさることながらやっぱターボの威力はすごかったんやね。
80年代の日米貿易摩擦真っ盛りの頃、日本の車業界ではやたらターボがもてはやされておりましたが、やっぱそれは排気タービンコンプレックスがそれくらい根強かったってことなんね。

次に凸モールドの飛行機モデルを作る時は無理に彫らずに凸を活かすやり方を考えますってことで・・・。
あとでちょびっと加筆しました。(12.02)

P-38でスジ彫りとか

2020年11月23日 12時15分57秒 | プラモ(空もの)
ハセガワ1/72 P-38ライトニングでスジ彫りに挑戦。

掘り込んだラインの太さとが見やすくなるようにざっと着色してから掘ってます。

古いキットです。発売されたのは70年代の半ばくらいですかね。
ときどきスポット生産で再発されたりしてるみたいですが、今はあまり市場で見かけないようです。1/72ではドラゴン他の海外メーカーから比較的新しいキットが出てるみたいですが、ちょっとお値段高めだし、とりあえずこいつを処理してみようってことで・・・。


しか~し、始めてしまったもののこりゃ想像以上にムズイ作業やね。
これが作業に使った道具

左側の緑のテープがスジ彫りのガイドテープ、なかなか便利ではあります。
が、これを使ってすらケガキ針の先やPカッターの刃はすぐズレであらぬ方向へ暴走しちゃいます。
力を入れず軽く軽くなぞるように刃を動かしてちょうどよい太さや深さになるまで同じ動きを繰り返す・・・というのが肝なようでございます。
なので、1本スジを彫るのに時間が掛かるったらありゃしない。それでもやっぱり暴走しちゃう時は暴走しちゃうというムズクて超辛気臭い作業でございます。

いきなり取り掛かるのは怖いので、前回タミヤに浮気して作らなかったハセガワのコルセアを使って練習はしてみたんやけどね・・・一筋縄では行かない作業でございますよ、一度乱れ始めると収拾つかなくなります。

まぁ~でも、なるようにしかならないので、とりあえず主だったパーツを仮組して3点姿勢を保持できるように機首に仕込んだオモリの重量をチェック中。

複雑な機体形状にも関わらず合いが良いのがせめてもの慰め、パテ埋めはほとんどしないで済みました。ここらへんはさすがハセガワといったところやけど、コクピットとかは超手抜き!。いくら古いキットで72だからといってもこれはひど過ぎ、オーバースペックは要らないけど操縦桿も計器盤もないってのはどうなのよ!。

なので適当にスクラッチしてでっち上げ捏造、チラ見えしかしないけどやっぱここは雰囲気なのよね。


ひとまず1回目の全体塗装まで終了、写真じゃあまり見えんけど、やっぱスジ彫りの乱れが目立ってます。


さて、この先いったいどこまで誤魔化せますでしょうか? 乞うご期待・・・なんちゃって(笑)。

コルセア(その2にして最終回)

2020年11月15日 11時45分02秒 | プラモ(空もの)
外はえらいええ天気なのに、部屋に籠ってるってのもなんだかなぁ~って今日この頃ではありますが、
全集中!、プラの呼吸(笑)。
1/72の単発機なんでパーツも少ないし今回は迷彩もないのでお手軽にひとまず終了。

ちょっとプロペラ塗装のミスった部分が目立ってますね~、あとで修正しようっと。

矢印のマーキングがアニメチックで良いです。

先週から平日寝る前に30分~1時間ほどチマチマやっておりました。
先週の状態

ピンボケがひどいけど、機体の裏には窓が開いててちゃんと透明パーツが用意されており、
コクピット下のディテール(操縦桿のリンクロッド?)がチラ見えするようになってました。
しか~しこれはたぶん初期型(陸上型)の特徴??・・・今回の組説(艦載型)には不透明なパーツで塞いでしまうようになってます。
もったいなくてかなりそそられましたが、歴史捏造はよろしくないって事でやめときました(笑)。

1回目の塗装状態。なんか色味が・・・ってことで3回重ね塗りしましたが、3回とも色味を調色変更。

デカール貼ってこんな感じに。ウェザリング前の状態です。

相変わらず派手に汚してます。この性格だけはどうしようもございません。




写真ではうまく写ってませんが今回初めてチッピングにスポンジを使ってみました。
ヘタクソでどうしようもないですが、手法的にはなかなか良さそう。
ぼちぼち新しい塗装技法も開拓せにゃあかんですね。

ゼロ戦との比較

やっぱデカイです。エンジンカウルの大きさからしてこんなに違います。

2000馬力のエンジンで直径4mの巨大プロペラをブン回す。カッコイイ飛行機は性能もいいなんて言われたりしますが、
そんな甘ったるい考えをぶっ飛ばすパワーに物言わせた戦争機械の冷徹な姿でございます。
こんなカッコなのに最大速度680km/h越え、ゼロより100km以上速い。
逆ガル翼と相まって滲み出てくる凶悪さがえらく魅力的でございます。

F4U-1Dコルセア(その1)

2020年11月08日 14時50分12秒 | プラモ(空もの)
こんな積みプラがまだありました。

相当古いキットですけど買ったのは3年ほど前、確か600円くらいだった。古いキットは安くていいです。
凸モールドなのでスジ彫りの練習を兼ねて作ってみようと思った。なのでスジ彫り用にケガキ針を買いに行った¥1070(税込)だった。
ついでにちょっとお店の棚を見て回ると・・・

これも¥1070(税込)しかもそこそこ新しいキットで当然凹モールド。機体のマーキングまで同じやんか。
費用対効果としてどうなのよ(そういう問題じゃないぞ~!)ってことでつい衝動買い。
さっそくその日の内に手を着けてしまった。

例によってコクピットからの着手ですが、前回のモスキートに負けず劣らずディテールの細かいこと・・・風防を開状態にしても完成後ここまで見える訳ないよって部分まで・・・1/72では完全にオーバースペックでございます。

まっでも、そこはタミヤのキットなのでスイスイ進んであっと言う間にここまで来ちゃいました。


今回はいつもよりちょっとだけ丁寧に進めてみようかなということで擦り合わせにもしっかり時間かけてます、が、私のする事なので仕上がりの大勢に影響はないでしょう・・・毎度ながらそういう遊びだって事で。

本日のBGM

ラフマニノフピアノ協奏曲2番とバッハのチェンバロ協奏曲。
ラフマニノフのジャケット絵がどこかで見たような・・・子供のころ家にあったステレオ(真空管)の上に同じ犬の陶器の置物がありました。
バッハのチェンバロはカール・リヒターの指揮と演奏で1970年ごろの録音。当然元はアナログ録音なんですが、この頃の録音の方が今の最新の録音よりいい音に感じるのは・・・。

昔はよかったのか、それとも昔からなのか。

2020年11月08日 14時42分06秒 | どうでもええけど・・・
子供のころアメリカ合衆国は憧れの国だった。少しばかり小生意気なもの心が付いてきたころベトナム戦争だったり人種差別だったりニューヨークの治安問題だとか色々あったけど、それでも腐ってもアメリカみたいな部分は残っていたような・・・。で今は・・・ほんとに腐っちゃったんでしょうかね。
T氏的状況ばかりクローズアップされるけど、別に彼がそれを作り出した訳じゃない、いわばずっと前からあった臭いものが入ってた箱の蓋を開けちゃっただけ。
さてさてB氏ははたして腐ったものを浄化できるのでしょうか?。たぶんまた蓋をしちゃうことしかできないでしょう。正義の仮面に隠れて見ない振りをするだけ・・・とか。
まぁ~、政治家はよくても法整備だけやればそれで仕事は終わりやからね。T氏と逆の側から強権発揮するしか道はないってことやわな。
だとすれば世界史の表舞台からアメリカがずり落ちる日はすぐそこってことやね。さて、どうなることやら。
我が日本も人ん家の事を笑ってる暇はないはずやけど、つまらん事でしか騒げないのは、みんな薄々気付きながらも、ほんとに大事な問題には怖くて触れられないからなのよね。

モスキート(最終回)

2020年11月03日 15時09分54秒 | プラモ(空もの)
奇跡の木造機デ・ハビランド・モスキート。機体の8割以上が木製だそうです。
開戦前後の時期にドイツや日本でも戦時下の金属資源の枯渇を想定して木造機の研究がされたようですが、唯一実用化されたのがこのモスキート。しかも半端ない性能を持っていたというのは誰もが知ってるお話。なんでもバルサ材(なんか懐かしい響き)を楡でサンドイッチした合板を使っていたとか。木造というとなんかローテクなものとイメージしてしまいますが、ところがどっこい、他の国が木造機を開発できなかったのは想定された強度を持った接着剤が作れなかったせいだそうです。なんとハイテクケミカルの賜物だったんですね。

元々は単に金属資源の節約から発想された機体ですが、開発する内にとことん軽量化すればどうなるみたいな事で出来上がった機体らしいです。当時の爆撃機には必須装備だった機銃座を廃止し、逃げるが勝ちの爆装以外武装なしという大胆な設計で当時としては破格の時速630km以上をマークしたとか。ゼロ戦よりも80km近く速い。木材は電波を吸収するので元祖スティルス機でもあるとか。

28,000回の爆撃作戦に参加して損耗率がたった0.7%だったとか、ゲーリングの演説会場をピンポイントで急襲したとか、LRDGに負けず劣らず武勇伝に事欠かないようでございます。小柄な機体なのになんと1.8tのペイロードがあったとか。

プラモの方はと言えば、埃っぽさを表現したくてフラットアースとバフを混ぜた明るい色で全体をウォッシング。そのあとで艶消し黒でスミ入れ。木造機だけにパネルラインが少ないです。あとは金属パネルだと思われる部分をシルバーでチッピングして軽くドライブラシしてます。

いつもの通りAFV並みの汚れギトギト状態、性格が出てます(笑)。
さて、前回までのなんちゃって塗装状態から少しは進歩しているのでしょうか?。

タイヤのウェザリングを忘れてます。

ロケット弾装備としちゃいましたが、ほんとはこのロケット弾は対艦用の徹甲ロケット弾だそうで、対地攻撃が主任務だろうと思われるこのマーキングの部隊では装備されていないと思われます、リアルへの拘りはまったくないのでした(笑)。

爆弾倉を開いた状態に組めるようになってれば言う事なかったんですけどね。

で、前回スキップした本日のBGM。

1972年深紫日本公演でのライブでございます。
いやぁ~、これは手が進みますね~(笑)。ほとんど20年ぶりくらいで引っ張り出しました。おバカな青春時代を思い出しちゃいます。
しか~し、3回の公演が収録されてるのに今回のメインテーマ、スピードキングを1度もやってないなんて・・・。

モスキート(その5)

2020年11月01日 22時39分34秒 | プラモ(空もの)
ブラックホールに消えた照準器を適当にスクラッチ、写真のアングルがヘタクソでいまいちわかりにくい。

それはともかく、本日はいつものBGMは抜きにしたので全集中できました(笑)。

あとは細かいデカールが少し残ってるのと、最後の仕上げウォッシング&ウェザリングはお休みの火曜日のお楽しみに取っておきます。