Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

タミヤエレファント塗装中(その1)

2021年04月29日 18時16分52秒 | プラモ(独軍車両)
いきなりラッカー塗料の艦底色をベタ塗り。

私のような筆塗りの場合、下地塗装は全く無駄な作業なのですが、別に狂ってしまった訳ではございません。
以前少し使ったシリコンバリアが大量に余っているので、少し使ってみようかと色気を出してしまった次第・・・とは言え、あまり派手に行うつもりはありませんで、少しだけチッピング時の味わいになればと、相変わらず後先考えず思い付き先行で進めております(笑)。

エッジを中心に軽くシリコンバリアを塗りつけてから基本色をベタ塗り。
タミヤアクリルのダークイエロー2を調色なしで生のまま使ってます。
上の写真が1回目のベタ塗りが終わったところで、
下の写真が2回目のベタ塗りが終わったところ。


迷彩塗装の前にもう一段明るくしたダークイエローでドライブラシをすべきかどうか迷いましたが、色が色だし間違いなく後からのウォッシングに負けてしまうので今回はパスと決定。

3色迷彩の塗装作業に入る前に足回りを組んでおこうと履帯を塗装しました。
履帯の色はいつもと同じオリジナルの調色で、メタリックグレイとフラットブラックとフラットレッドを混ぜてます。ダークアイアンでも良いのですが、ちょっと金属感が欲しいので・・・なんとなく自分のイメージが赤っぽいのです。

迷彩まで行き着けたかったんですけど、なかなか頭の中の工程イメージ通りには行きません

タミヤの象さん、進捗状況

2021年04月24日 16時46分43秒 | プラモ(独軍車両)
プラモ記事が当初の予想を超えて増えてきたので、カテゴリーを整理し直しました。

タミヤ1/35エレファントは履帯を除いてほぼ組み上がり。

大きさの割にはパーツ数も少なくあっという間に組み上がりと言いたいところですが、細かなパーツのゲートやらパーティングラインの処理に思いのほか時間がかかったように感じるのはずっと古い完成済みのリペイントばかりしていたせいでしょうか。
よく考えると組立から始めるのは今年初めてだったりして。


ところでこの車両のサスペンションは面白い構造をしてますね。
タミヤの解説書によると縦置きトーションバーとのことですが、この外観からはどういうメカニズムなのか想像が難しいです。通常のトーションバーは車体を横断するように貫通してますが、これはその名の通り縦置き・・・アーム内に歯車があって捩じり方向に力の向きを変えているのでしょうか?、それとも単純に4号戦車のサスの板バネがトーションバーに変わっただけ?、捩じりではなくたわむ(曲がる)ようになってるんでしょうか?。
さすがフェルデナント・ポルシェはユニーク(奇妙?)な構造を考えます。トーションバーをどうしても外装式にしたかったんですね。
外装式は確かに合理的ではありますが、この場合はトラベル長が短くなって地面への追随が悪くなったりしないのかな?。こういう大重量の車両では大事な要素のようにも思われますが、はたして?。

余談はさておき、お次はいよいよ塗装工程ではありますが、履帯が今や主流となった部分連結式、軟質樹脂のベルト式と違って組み上げると外せなくなってしまうので、まずは足回りを塗装しながら組んで行こうかと思います。
明日の日曜日は若干家の用事もあったりするので、どこまで進みますやら・・・。

本日のBGM

いつかのチック・コリアの流れもあってか最近ウェザーリポートにプチ嵌まり。
ベースのミロスラフ・ヴィトゥースが全曲参加した最後のアルバム(これの次のアルバムでジョー・ザヴィヌルと喧嘩して途中降板だったかな?)。
やや地味なアルバムですが、ともかく70年代の臭いが濃厚で面白いです。
あくまで「オールドファンには」という前提が必要ですが・・・(笑)。

タミヤ1/35 像さん、製造開始

2021年04月18日 19時31分34秒 | プラモ(独軍車両)
エレファント製造開始。
ちょっと車体を仮組み。なかなかのボリューム、大物の風格充分です。


で、しょっぱなからコーティングでございます。
まる1日頑張ってこんな感じ。

作業でいっぱいいっぱいで途中写真を撮る余裕がありませんでした。
ポリパテは10分程度で固くなり始めるので、1面づつ少しづつが基本かと思いますが、意外に余裕はありますので、とにかく焦らずが基本中の基本。
まっ平な面は案外スムーズに仕上がりますが、やっかいなのは前面装甲にあるようなリベットのイボなんかがあるところ。
細かく刻むしかありませんが、はっきり言ってムズいです。

実車も工場では手作業でコーティングが行われたようなので、適当に乱れてた方がリアルなんですが、やっぱりこりゃちょっと乱れ過ぎ。
乾燥してから削って整えてはみますが・・・。
ま、連合軍の爆撃下、人手不足で新人の見習い工員さんがベテラン職人の指導を受けないままに作業しちゃったって設定にしときましょう(笑)。
まだ少しやり残してる部分もあります。

ところでこんなギザギザコーティングが何のために行われていたかを知りたい人は「ツィンメリット・コーティング」でWikipediaなんかで検索してくださいな。
ある意味ドイツ的なこだわりの極致ではありますが、結局徒労でしかなかったいう冷酷な歴史の結論でした。
が、遥か未来にプラモデラーという人種の楽しみのひとつになっていたとは当時は知る由もなかったとさ(笑)。
なんか昔作った虎Ⅰ後期型とか再挑戦したくなって来たりして・・・。

本日はBGM抜きの集中作業でありました。

塗装実験(練習)の振り返りとか・・・。

2021年04月11日 16時15分38秒 | プラモ(塗装)
最近は少し暇になったとはいえ、相変わらずワーキングタイム中はPCモニタと睨めっこ状態でありましてドライアイ?からくるかすみ目が辛くて今週はプラモもお休み、職業病でございましょうかね。オンライン会議でも画面共有で細かい表なんか見せられたりしたら堪りません。確認チェックは出来るだけ紙で行いたい今日この頃。
そんなこんなですが、運動不足解消というより目を休める目的でご近所を散歩してるとこんなのを発見。

かわいい・・・どうやら1点もののよう、いっぱい増やしてくれれば楽しいのにね。

前置きはさておき、こういう時は年明けから始めた古い完成済モデルを使った塗装実験(練習?)を振り返っておこうかと・・・。
基本色塗装でのドライブラシの活用とウェザリングでのパステル活用がテーマでありました。
エアブラシを使わない(使えない)私にはドライブラシは一度はやってみたい必須の技法だったこともありなかなか楽しい実験でありました。
ウォッシングなどのウェザリングを前提とする場合には、そのフィルタリング効果に負けないように大胆な明度差と色調差を作るというのが教訓。

写真のシャーマンはウォッシングに負けてしまい砲塔に施したドライブラシは完全に隠れてしまいました、わずかに前面の装甲板にその名残を留めてます。



直近のJS-2でなんとかドライブラシ効果を留める事が出来た感じでしょうか。最もこんなヘビーウェザリングは好き嫌いの分かれるところだと思いますけどね。
迷彩塗装の時にどうするかは今後の課題。

パステルの利用は使い慣れてくると当初思ったよりうんと面白くて、今後外せないアイテムになった感じです。基本はカッターナイフで削って粉状にしたものをエナメル系の塗料(クリアを含む)と溶剤に混ぜて使いますが、配合色や配合率と薄め方によって応用範囲が広がります。

飽和状態に近いドロドロ状態は文字通り泥んこ表現にバッチリ、この上から更に塗装を重ねても面白そう。

パステル含有量を減らして使うと塗料だけの普通のウォッシングと一見違いが無さそうにも見えますが、完全に乾燥するとザラついた塵が積もった汚れのような質感が出てきます。

使いどころが難しいですが一番面白いのはやはり錆の表現でしょうか。混ぜ合わせるパステルの色や塗料色によっていろんな表情を出せるような気がします。


これはちょっとやり過ぎの例かもしれませんけどね(笑)。もう1~2回ウォッシングを重ねると落ち着いて見えるようになると思うので、気が向いたらやっておきますか。

ま、いろいろあるかとは思いますが、結果として自己満足度はそれなりにアップしてます(ただの手前味噌)。でもチッピングはまだまだ課題多しって感じです。

そんなこんなで次をどうしようかと・・・大物を購入してしまいました。

ツィメリットコーティングが必須になるので、ポリパテと失くしてしまってたコーティングブレードもいっよに入手。これがなかなかハードルが高い。

お手軽そうな別売のコーティングシールみたいなのもあるけど立体感がイマイチっぽいのでやるならやっぱりパテで表現したいところ。クルスク戦時のフェルデナントに改造してツィメリットコーティングを回避するという奥の手もあったりしますが・・・。

これも買っちゃってるんですけどどうしましょうかね~(笑)。


※投稿後、スチュアートの写真を1点追加しました。


本日のBGM

ウェザーリポートのデビューアルバム。
数あるウェザーリポートのアルバムの中でやっぱりこのデビュー盤が一番好きです。
ジャコ・パストリアス加入後のダンサブルなウェザーリポートも良いですが、やっぱ踊れないので(笑)。

JS-Ⅱ ウェザリング延長戦

2021年04月01日 20時43分51秒 | プラモ(ロシア車両)
コロナ不況に加え、顧客との打ち合わせもオンラインで済んじゃうおかげで仕事を早く終われるのはいいけれど・・・。
ところで写真映りがちょっとグロいのが気になり、やっぱり手を加えた。
色味的にグリーンとオレンジの組み合わせがどぎついので彩度を落とすべく再々度ウォッシングを重ねてみた。
今度はかなり黒っぽく、フラットアース3:フラットブラック1:パステル粉少々:溶剤10くらい?若干濃いめで調色(タミヤエナメル)。

史上最強(最凶?)の独裁者スターリンの名に負けないよう、少しはドスの効いた感じになればと思ったけど、なかなか簡単には決まりません。
またしてもサーバー容量の無駄遣いでございます。笑ってやってくださいまし。
実物は写真よりずっとくすんでます、照明のせいでテカった処がありますが現物は完全なツヤ消し状態になってます。






本日のBGMはもちろんこれ、ヘビーウェザリングなので(笑)。

CD持ってなくて音源データしかないのでジャケ写を熱帯雨林から拝借。