Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

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国際経済(社会)が気になる本当の理由

2012年01月08日 23時15分28秒 | 日記
経済学やジャーナリズムに関わっている訳でもなく、ましてや経済分析など何の役に立たない生活や仕事をしているのに何故そんなものが気になってしょうがないのか・・・?。
それは私が何を隠そう根っからのSF者であるからに他ならないのです。
「宇宙に出たい!、生きている間でなくても良いので人間が星々の海を行き交う姿を夢見ていたい」
という動機だったりしたら・・・。

アポロ計画以後半世紀が経過するにも関わらず人間は他の天体に行くことが出来てない。
東西冷戦が終わり軍事理由による宇宙開発の強い動機がなくなると、あたり前だけど費用対効果の評価機軸がより経済的なものに変化し宇宙開発に大きな投資が不可能になったということだ。(より平和な目的に変化したということで、それはそれで悪いことではない。)
またアポロ計画の時代にはまだよく理解の出来ていなかった思われる宇宙に出ること自体の困難さもよくわかるようになってきている。
無重力による人間の生理的な問題、太陽フレアなどによる強烈な放射線の問題などなど、人間の体は宇宙向きには出来ていない。
当然宇宙に出るためには膨大な基礎研究と技術開発に無尽蔵の経費が必要なのも間違いない。
そんなこんなで現実世界の状況はますます宇宙が遠くなって行くと感じる今日この頃なのだが、宇宙を知るためだけなら地球にいながらにして十分な観測と理論構築が可能な訳で、加えて宇宙に出ること自体に本当に意味があるのかといった抜本的な問題意識があったりもする。
でもでも、やっぱり夢を見続けたい・・・可能性をどこかに求めたい。

軍事理由はもちろんのこと費用対効果や投資効果なんて考えに縛られない世界を人間は作り出す事が出来るのか?
たぶんこれが夢の世界への入り口となるキーワードなのだと思う。
「テクノロジー」や「科学」と言った言葉では表しようのない世界の根源的な課題がそこにあるように思える。
実は原発事故についても同じことを考えてしまうのである。技術や科学などでは絶対に語れない現下の人間世界の悲しい構造が見え隠れしている。
だとすれば、今はまだ無理に宇宙に出るようなことはやめた方がいい。原発事故の例を繰り返すだけだろうから。

いっそはっきり言ってしまおう、考えておきたいのは価値や労働の交換手段としての貨幣経済の構造を抜本的に変えて行ける契機がどこかにあるはずだということである。
それは確かに夢物語に違いない、今は何の現実感もない。
しかし、今なんとなく漠然としつつもそんな事を考えても良いきっかけが世界中に出てきてるように感じるのだが、どうなんだろ・・・。
もちろん今は誰も思い付けるはずのない回答が絶対に出ない問題である、それでも新たな世界のイメージング準備の訓練を始めても損はないかもしれない・・・所詮今は空想(SF)の世界でしかないのだから。

それにしてもなんちゅう大言壮語。
明日を生き残って行くために今日の「利潤獲得」をいかに行うか?、
それが本当に今一番切実な問題なのにね・・・(爆!)。

Vaioを修復

2012年01月08日 17時03分40秒 | 日記
元々は爺さんがNetを始めたいということで3年程前に購入したSonyのVaio。
予想通り爺さんは持て余してしまい孫(=愚息)の所有物となり昨年就職して引っ越す際に持って行ったのだが、うっかりアパートのブレーカーを落としてしまい起動不能状態に。
息子の方はハード的に壊れたと思い購入した電気店でデータだけをバックアップしてもらい格安の中古マシンを新規購入したらしいのだが、先日持ち帰って来たVaioを見てみるとちゃんと電源は入り初期画面にVAIOのロゴが表示される。ってことはと思いダメ元でリカバリーを試みると見事復活!。
購入時にすぐリカバリーディスクを作っておいたのが役に立った訳だけど、
WinマシンではありながらさすがにSony製、Mac並みの簡単リカバリーでありました。
これでもってあとは愚息が今度帰って来た時にこいつを譲ってもらう交渉をして・・・3年前のマシンではあるけど会社で使っているデスクトップ機よりCPUはうんとパワフル、で、こいつをメインマシンに乗り換えて古いバージョンだけど手元のソフト(ちゃんとWin版もあるのだ)を入れれば以前よりも少しは楽にCGが出来るかどうかとか・・・(さすがにMacは環境が激変しすぎていて元手がかかり過ぎる。)
おおっ、PC-audioっていうのも良いなぁ~と。
まっ、暇が出来たらって事ではあるけれど、どうなりますやら。

新年に思うこと

2012年01月03日 14時41分55秒 | 日記
2012年が明けた。去年に引き続き震災復興の行方やら、原発問題やら、国際金融危機やら、そんなこんなに影響受けた何かとヘビーなテーマに振り回されそうな一年にであることに違いはなさそうである。
とは言え、一歩引いて考えてみると去年の震災も含めた様々な事象はこれまでの古い世界観なり価値観の限界を示しているようにも思え、逆にこれまでにない新しい世界観や価値体系を創造(想像?)するにはとてもいいチャンスのようにも感じられる。

課題その1:今までどちらかと言うと等閑にされてきた感の強い農業漁業などの第一次産業の復権とそれらを含めた新たな産業構造の枠組みのイメージング。

課題その2:言うまでもなくエネルギー問題。再生可能エネルギー分野での技術的ブレイクスルーを大いに期待したい。

課題その3:現下の国際金融危機は、そのメカニズム自体はよくわからないものだとしても19世紀以降の金融経済世界が必然的に招くものであり、現状の金融経済の限界を示すものであると言えるのだろう。19世紀以降の民族国家的政治経済の枠組みと意識的無意識的を問わずボーダーレスに進んで行く資本制(?)生産構造との軋轢がもたらすものだとも思える。
生産構造の国際化自体はある意味歴史的な必然だとも考えられるので、変わらなければいけないのが何者(物?)なのかははっきりしてくる。

なんとなく今思い付くことを記してみたが、課題その1とその2は基本的にはシンプルな問題で、為政者というか政治家たちというかその手合いの人々や社会のそれなりのキーマンたちがそれなりのイマジネーションを働かせればそれなりに解決できる問題だろうと楽観的に考えるのだが、問題その3の解決には長い時間と忍耐が必要そうで、これからの人類史にとっての根源的な問題がここにありそうだ。

まぁ~大上段なことはさておき、
個人的には今までに経験のない世間の大波にどうやって立ち向かって行くのか、いろんな場面で試される一年になるんだろうな。しんどい事ではありますが、それは言っても始まらないので、とりあえず頑張ってみようって事で・・・。