Junky Monologue

   ひとりよがりな趣味のお話し。

   JunkなものしかないJunkなブログでございます。

九十七式中戦車の最終回

2021年07月18日 11時31分45秒 | プラモ(日本軍車両)
右目のじんわりした痛みがなかなか引いてくれない。
先日の眼科の診断通り原因がわからないというのが気持ち悪くてしょうがない。
眼を休めていれば痛みが無くなるかと言えばそうでもなくて、何もせず眼を閉じていてもずっと痛いというかかえって痛みに気が行ってしまって一層気分が悪くなる。
こうなったらプラモ弄って気を紛らすしかございません・・・細かい作業で痛みが酷くなるという事でもないのが不幸中の幸い。
とりあえず完成ではあるのですが、上記の理由もあり作業経過を記事にする余力がありませんでした。平にご容赦を・・・。
いつものサーバー容量無駄遣いを笑っていただければ幸いでございます。












左側が泥汚しパステル溶液、右側が錆だれ溶液調合中の図。
マレー半島もベトナム同様に赤い土が多いらしいので、それを目指して2~3度試行錯誤してみたのですが、いい感じの赤味を出せずうまく行きませんでした、残念。
錆だれはパステルのオレンジや赤のみをエナメル塗料のクリアで溶かしても良いのですが、キツクなりすぎるのでハルレッドを混ぜて発色を逆に抑えてます。

マレー半島の地質を調べていたらこんな論文が引っかかって来ました。興味のある人はご覧ください。
京都大学東南アジア土壌研究論文
専門的過ぎてさっぱりわかりませんが、やっぱ赤いようだいうのだけわかります(笑)。

毎度ながらのやりすぎウェザリングでございました。
が、ここまでやるとやっぱり背景ジオラマが欲しくなりますね・・・ま、いずれそのうち・・・ではあります。
替わりにダイソーで買った100円人工芝の上でとりあえず撮影。

予想通り芝生の上のおもちゃにしか見えません。
悔しいので最後にセピア変換してボカシを掛けてノイズを加え誤魔化してみました。


今朝の空模様、どピーカンってやつです。


本日のBGM

シカゴブルース、影の王者ジミー・ロジャース。
このアルバム、ゲストが驚きのメンツ
ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、スティーヴン・スティルス、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、タジ・マハールその他大勢・・・。
最高に楽しい。

九十七式中戦車のウェザリング(その2、油彩活用編)

2021年07月11日 15時59分24秒 | プラモ(日本軍車両)
更に油彩ウェザリング継続中

パレットにそのままにしていた昨日の余り絵の具、今日も全く問題なく使えます。
とにかく乾燥が遅いので失敗のリスクが限りなく低いです。
上の写真のようにパレットの窪みのひとつにターペンタインを少量出しておくと使い勝手がいいです。
横にウェスを出しておいて必要に応じて筆を拭いながら作業します。
筆はやや太めの面相筆を使ってます。

退色感が欲しいので今日はホワイト主体です。

こんな状態からターペンタインを付けた筆で塗り広げるというのか拭い取るというのか、
なんか言葉にしにくい微妙な作業ですが、一度経験すればすぐ理解できると思います。


ターペンタインは筆にあんまり付け過ぎない方が良いようですが、
筆に残ったターペンタインの量でだいぶ違った表情を作れます。


最近、hajimeさんがおっしゃっているドライブラシ的感覚というのがなんとなくわかってきました。

あとチッピングを行ってます。

ひとまずタミヤアクリルのハルレッドでそのまま書き込んでます。



油彩の塗膜の上からこういう事するとどうなるのかの実験を兼ねてます。
なので油彩の乾燥までこのまま待たなければいけなくなりました。
予定としては高濃度パステル溶液の泥汚しまで行いたかったのですが、
そんなこんなで今日はここまでに。

あっ、そうそうフィギュアも塗装終了してます。相変わらずです(笑)。


本日朝の空模様、またこんな感じに戻っちゃいました。


本日のBGM

山下達郎、2枚組のライブ盤。長い年月のうちに左側2枚目のジャケットがなくなってしまってます。
しかし、この人の歌というか曲というか、とにかく生命力の塊やね。
昔は全く気づいてなかったですが、詩の内容とかじゃなくて、ただ存在すること自体の歓喜というか・・・、
ベートーベンの歓喜の歌にも匹敵しますよ、ほんま。恐れ入っちゃいます。
思うに今時、こんな歌(曲)がすっかり無くなっちゃいましたね。
近頃の若い人はみんな大人になったって事でしょうけど、ほんとはただ老け込んじゃっただけなんじゃないのとか・・・。
ラップやヒップホップだってオイラが若かった時に比べれば詞の内容はずいぶん大人になってますよね。
オイラが若かったころはそんなんじゃなかったような、何が違うってともかく周りの視線なんかまったく気にしなかったし・・・(しょっちゅうめげてはいたけど)。
そんな彼らに誰がしたって・・・あっ、笑えませんね・・・。
ま、若い人達には余計なお世話なのは間違いない(笑!)。

九十七式中戦車のウェザリング(その1)

2021年07月10日 17時29分12秒 | プラモ(日本軍車両)
すんません、ひとつ前に変な記事を投稿しちゃいましたが、ま、いろんな意見があるって事で流してくださいな。

そんな事より、九十七式の続きです!。

まずはいつものパステル&エナメルウォシングを軽く行ったあと、
いよいよ油彩の登場、退色表現がうまく出来ないかまずはちょっと明るめの色を試してみます。

油彩はほんとに使用料が少なくて済むので案外経済的なのかもしれません。

これでもちょっと盛り過ぎだった例・・・

付け過ぎても、ターペンタインを含ませた筆でならして行けます。

車体の方もかるく油彩ウェザリングを施してみました。


このあと、車体下部と足回りは高濃度パステル溶液で泥汚れ状態にしたいと思ってます。
さらに油彩とパステルウォシングを何度か繰り返して、いつもよりちょっとウェットな感じに出来ないか試行錯誤の予定であります。
勝手に師と仰いでいるhajimeさんは油彩によるドライブラシを行ってらっしゃるようですが、まだそこまでは行きつけておりません(当たり前・・・笑)。

本日の空模様。久々の色です。


本日のBGM

ミスター・エキセントリックと勝手に名付けているラフマニノフ。
交響曲3番とピアノ協奏曲4番、何故か耳が取られ過ぎず以外にBGM向き?
ま、これは人によるのでしょう。

直近のお買い物&九十七式履帯の弛み

2021年07月06日 20時49分37秒 | プラモ(日本軍車両)
1回目のワクチン打ってきました。集団接種会場でしたがあまり人も多くなく、30分で終了。
今のところ注射した方の腕が軽い筋肉痛のような感じでそれ以外はなんともありません。

ところで、こんなん買っちゃいました。

黒猫2号さんから影響を受けてしまいマスターボックス(どうもウクライナらしい)というメーカーのフィギュアをポチっとしてしまった。
箱絵の終末な世界観に釣られてしまったという次第。
ところが中に入ってるのは横に写ってるランナー1枚だけ・・・一瞬間違いかと思ったけど、1/35なんでこれで正解・・・ほとんど空気を運んでいるという箱でした。
でも、この箱絵が凄いんです、あえてボックスアートと呼ばせていただきます。何が凄いって絵の解像度とシズル感が半端なく凄いんです。
ショルダーバッグ?の革の質感、ボロボロの衣類のディテール、ショットガンのストックの傷、犬の舌の質感と涎の雫、などなど・・・恐るべしウクライナでございます。
この絵のために買う価値があるかもって感じです。
実際の中身の方は凄みのあるあ姉さんというより少し子供っぽい印象で、その方が趣味がいいかも・・・あっ、ロリコンじゃありませんから念のため(否定するところが怪しい・・・笑)。

あとこんなのも


アリイの1/32オーナーズクラブシリーズ、もうちょっとレアな車両(マツダ360とか)の方が良かったかな?、しかし、廃墟のアクセサリー用という邪な考えが無きにしも非ずという・・・。

九十七式はどうなったかって・・・気にしないと言っておきながら、やっぱり気になる履帯の弛み。
0-sen(零銭)さんの作例をみてしまい我慢できなくなりました。

ピアノ線を敬遠していたのは機動輪直後の部分、車体の側壁が低くなっててそのままだとピアノ線を通す位置が低くなり過ぎるという理由。そこで、ピアノ線をクランク状に曲げる事で問題を回避。

あとピアノ線が目立ち難くするため、履帯と車体の隙間部分を車体色に、履帯の上に重なる部分を履帯色で塗装。
ま、気持ちの問題に過ぎないかもしれんけどね。



本日のBGM

キース・エマーソンもグレッグ・レイクも既に故人となって久しい・・・。

九十七式中戦車、基本塗装(その2)

2021年07月04日 15時42分09秒 | プラモ(日本軍車両)
日本戦車の証、黄色の帯を入れました。
フリーハンドで楽勝と思ってたけど、大間違い。確かに鬼門と呼ばれるだけの事はあります。
フラットイエローの隠蔽力が弱過ぎでかなり回数重ねてもムラが尋常じゃありません。
これでも3回くらい重ねてます。

更に2~3回重ねてこんな感じ。

隠蔽力の強い海外メーカー(社名は忘れた)の塗料があったような気がしますが、最初からそういうのにしとけば良かったという感じ。

でもま、なんとかデカール貼るところまで終わりました。



で、お楽しみの履帯の弛みですが、仕上がった時に目立ちそうだったのでピアノ線の使用を封印。

上部支持輪と履帯を瞬着でくっ付け、更に上部支持輪と糸で縛りなんとかならないか試みたものの、
ギリギリ浮き上がりを抑止したに留まってます。これはちょっと残念、でも気にしない。

本日はここまで、雨で歩いてないせいかちょっと疲れた。
なんかウェザリングしなくて良いかもなんて・・・あかんあかん、せっかく秘密兵器買うたんやから(笑)。

本日のBGM

しばらくぶりにクラシックを聴きたくなりました。
サイモン・ラトル、ベルリンフィルのブラームス交響曲全集。
全集といってもブラームスの交響曲はたった4曲しかありませんが。
ゆったり雄大な1番2番か、血沸き肉躍る3番4番か、それが問題。

九十七式中戦車の基本塗装(その1)

2021年07月03日 17時35分01秒 | プラモ(日本軍車両)
他の事やろうかと思ったんですが、カタチが出来てくると塗りたくなるという・・・(笑)。
筆塗り1回目の塗装状態です、ムラでいっぱいです。


今回はドライブラシは行わず、ごく普通にベタッと塗ります。
3回重ね塗りして色の境界線を整えました。

実車も筆塗りじゃなくて刷毛塗りらしいので、色の境界線がくっきりしてるようです。
独軍みたいにスプレーガンは支給されなかったんですね。
ボカシがない分、手っ取り早いです。
特徴的は黄色の帯はしっかり乾燥させてから後で加える予定。

それぞれの迷彩色はとりあえず組説の指示通りとしてます。明るい方の土色にかなり違和感があったのですが、乾燥して落ち着いてくると和風なテイストでいい感じに見えてきました。
参考になりそうな実車のカラー写真がまったく見当たらないので、これで良しとします。

あとはいつものオリジナル調色で履帯の塗装


例のナイロンメッシュを貼った排気管カバーはこんな感じ。

ウォッシングの時に注意しないと台無しにしてしまいそう・・・。

で秘密兵器を大公開。

チマチマバラで色を揃えるよりこの方が安いという・・・密林で千円ちょっとでした。

今日は雨が上がった午後からウォーキングタイム。
某所の空模様。


本日のBGM

T.REX黄金期のベスト盤。
当時はプログレに嵌まっていたので見向きもせず、何年もしてから聴いて(たぶんマーク・ボランが死んでから)やっと面白さに気付いたという・・・。
たまに聴くとほんと楽しい。

97式中戦車(タミヤ1/35)に着手

2021年07月01日 21時13分18秒 | プラモ(日本軍車両)
またまたタミヤです。馬鹿の一つ覚えです。
ファインモールドとかドラゴンからより新しキット出てるし、うんと精密になってるんでしょうけどね。
いいんです、タミヤで。安いので。ドラゴンなんか最新キットだからって7千円以上・・・もはや私の可処分所得の範囲には収まりません。
なんだかんだでタミヤさまさまなのでございます。

ほぼ組立完了です。

実車写真や箱絵を見てもなんとも思わなかったのに、立体化されたミニチュアモデルを見るとなんかカタチが面白いなぁ~と。

排気管カバーだけちょこっと手を入れました。

ジャンクボックスにあった余り材料のナイロンメッシュを上からただ貼っただけ。
今やエッチングパーツが普通という本物は金網になってる部分ですけどね。
でもこれだけで仕上がりイメージはだいぶ違ってくるはず。
元々はこんな状態です。

次はさっそくの塗装工程ですが、もしかしたら放ったらかして別のことをやってる可能性もあります。

本日はテレワークデーで雨の上がった午後に歩きの時間。
7月1日の某所、午後2時ごろ


本日のBGM

たまにこんなんも聴きます。ユーミンはユーミンでもやっぱ荒井さんやね。
なんだかんだいってこれが最高傑作。