ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

スイッチ切断の問題

2010年07月07日 | 日々(ふつうに)
 携帯をいじっていて、あることに気づいた。最近の電子機器、携帯をはじめ、パソコンや、その他の機会類では、「スイッチの切断」というのが、一動作ではできないのである。
 これは、思えば、昔、パソコンの出たてのころ、電源を切るのに「ウインドウズの終了」を押さなければならないと言われ、びっくりしたあの時の驚きからだ。
 それまでの電気製品は、電源スイッチの「入切」だけの一動作で、システムダウンできたのだ。このパソコン、ウインドウズの出現によって、「電源」を一発で切ることができないということが一般的になった。
 簡単に終わらせてはくれないのだ。
 スイッチ一つで、終わりにできたあの簡単な時代は終わった。
 終了動作を始めると、いくつもの確認表示がでる。開いているプログラムを閉じますか? プログラムは保存されていませんが、保存しますか? 上書きしますか? 新たに名前を付けますか?
 ・・・うるせい!
 しかしまあ、そんなに子供のように怒っていてもしょうがない。
 このなかなかスイッチが切れないということは、もしかしたら、人生にも言えることかもしれないからだ。(ほら来た!)
 例えば、長い間勤めてきた会社を退職するときなど、同じだ。「私、明日で定年なんで。今日で終わりです。明日から来ませんから」では終われない。
 いろいろな手続きを踏んでいかなければならないことは当然である。
 何かの事業をしているときもそう。
 この事業はうまくいかないことがわかったので、今日で終わり。そういうわけにはいかないのだろう。
 当たり前かもしれないが、めんどくさい話である。
 子供の頃のように、遊びに疲れたら、はい、もう終わり。ぼく帰る、とおうちに帰りたいものである。

 そしてまた、次の日の朝が来る。

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